旅先の気候をチェックして気象病による体調不良を予防しよう

ゴールデンウィークを目前に控え、来週以降の天気予報が気になっている人は多いと思います。特に旅行やレジャーに出かけるという人は、当日の気候に合わせて、服装や持ち物を変えたり、場合によっては予定を見直す必要も出てきます。また、旅先での気候の変化は、私たちの健康にも大きな影響を及ぼし、「気象病」によって体調を崩してしまうこともあるそうです。そのため、事前に旅先の気候をチェックして、しっかり体調管理を行うことをおすすめします。

旅先の気温を判断する目安としては、自分が住んでいる地域から100km北へ行くと、およそ1℃下がるとされています。つまり、500km北へ行くごとに、衣服を余分に1枚着る必要があるとのこと。例えば、東京と札幌の南北間の距離は約800km、東京と沖縄の南北間の距離は約1000kmです。東京から北海道旅行、沖縄旅行に出かける場合は、現地に着いたときに脱着しやすいパーカーやカーディガンなどを持っていくとよいでしょう。

また、海沿いの地域は風が強く吹きます。空気は温度が低いほうから高いほうへ流れるため、温まりにくい海面上の空気は陸に向かって移動します。さらに、海沿いは風を遮るものが少ないので、吹きさらしの状態になります。このため、発表される予想気温に比べて、体感温度はぐっと下がる可能性があるそうです。特に、夜に海沿いに出かける場合は、1枚羽織れるものがあると、快適に過ごせるでしょう。

気象の変化は天気予報を見るとわかりますが、気象病の影響を受けやすい人は、実際の天気を記録する「気象日記」をつけておくのもおすすめです。朝晩の気温差が大きい日、湿度が高い日、住んでいる地域に低気圧がかかっている日など、人によって不調の現れ方は異なります。気象の変化と共に、その日の体調を日記に記しておけば、どんな日に不調が現れやすくなるかがわかり、旅行先でも事前に対策できるようになります。

さらにもう1つ、旅先の気候で注意してほしいのが、紫外線の強さです。海外旅行に出かける場合は、赤道付近の国ほど紫外線が強くなるので、日焼け止めやサングラスは必ず持っていくようにしてください。また、肌や目だけでなく、髪も紫外線から大きなダメージを受けます。旅先でも健康な髪を保つために、日中は帽子をかぶったり、夜は洗い流さないトリートメントなどでケアするようにしましょう。(監修:健康管理士一般指導員)


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