- Drink&Food2025/10/17 19:35
明治、ロングセラーグミブランド「果汁グミ」のブランドロゴが商標登録、グミ市場拡大への貢献が認められ例外適用で登録が実現

明治は、消費者に長年にわたって支持されている「果汁グミ」のブランドを守り、将来にわたってさらなる価値を提供していきたいという想いから、ブランドロゴを特許庁へ商標登録申請していたが、9月5日に商標登録されたことを発表した。
「果汁グミ」は、くだもの本来のおいしさを手軽に楽しむことをコンセプトに、果汁100(生果汁換算比(濃縮果汁を生果汁に換算すると製品重量の100%に相当するように設計している))、着色料不使用の設計にこだわり続けるグミブランド。ブランド名も果汁そのもののおいしさを伝えたいという想いから、シンプルに「果汁グミ」と名付けた。

グミはドイツ発祥で、子どもの噛む力を強くする目的で作られたといわれている。日本で初めてグミを発売した同社は、子ども向けのお菓子として人気があったグミを、より幅広い年代の消費者にも楽しんでもらいたいとの想いから「大人向けのグミ」として「果汁グミ」を開発した。1988年の発売以降、「果汁グミ」は果汁のおいしさを生かした設計や、噛む力や気分に合わせて選択してもらえる同社独自の指標「かみごたえチャート」の導入など、グミに新たな価値をもたらしながら、市場全体の拡大にも貢献してきた。

「果汁グミ」は、ブランド名そのものが商品の魅力を最も伝えられる名称。同社は、「果汁グミ」ブランドの本質的な価値を守り、将来にわたって消費者に安心して手にしてもらえるよう、商標登録に取り組んだ。その結果、「果汁グミ」の名称が同社商品として広く認知されていると特許庁に評価され、9月に「果汁グミ」のロゴが商標登録(登録第6964994号、2025年9月5日登録)された。