寒い季節に欠かせない室内用防寒対策グッズ!使っている防寒グッズと収納悩み調査

猛暑から一気に秋らしくなった昨今、朝晩を中心に肌寒く感じる日も増えてきた。暖かい服装を用意したり、防寒対策グッズを出してきた人も多いのでは。そこで今回は、室内用防寒対策グッズの所持状況とどんなシーンで使われているのか、そしてオフシーズンの保管状況まで、アンケートで実態調査を行った。回答者の防寒の工夫を参考にして、あなたも今年はもっと暖かく快適な秋冬を過ごしてみては。

今回のアンケートは、全国に住む人を対象に行い、回答者が特に多かった関東地方(34.8%)における結果を中心に分析した(調査対象:トランクルームユーザー調査、回答数:400サンプル、回答期間:2023年10月13日から10月16日までの4日間、調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ、調査機関:アンビシャスの調査)。

アンケートでははじめに、寒くなる季節にあたって自宅で防寒対策グッズを使用しているかを尋ねた。関東地域では自宅で防寒対策グッズを使用していると答えた人は9割以上(95.7%)だった。全国でも95.3%で、関東とほぼ同じ割合となった。全国的に、ほとんどの人が自宅で防寒対策グッズを使って暖をとっていることがわかったが、関東で特に多かった地域は埼玉県(100%・回答数25)と東京都23区内(97.4%)だった。

次に、自宅で使っている防寒対策グッズについて尋ねた。関東・全国ともに第1位は「ブランケット(関東57.9%・全国58.3%)」・第2位は「ルームシューズ(関東36.1%・全国35.2%)」だった。他にも「フットウォーマー(関東12.0%・全国11.8%)」等、冷える膝や足もとを温めて過ごしたいという人が多いことがわかった。ブランケット・ルームシューズをはじめ、「衣類・布・小物」に分類される防寒対策グッズの所持率は全国的に8割以上(関東85.0%・全国84.0%)だった。防寒対策の「衣類・布・小物」を持っている人が関東圏の地域別で特に多かったのは、神奈川県全域(90.9%)・東京都23区外(96.3%)だった。

一方、「電気毛布(関東30.1%・全国28.9%)」や「コンパクトヒーター(関東29.3%・全国32.5%)」等の「家電」に分類される防寒対策グッズの所持率は全国的に6割以上(関東60.9%・全国65.1%)だった。防寒対策の「家電」を持っている人が関東圏の地域別で特に多かったのは、東京都23区内(68.4%)だった。

続いて、主に防寒対策グッズ・家電を使っている部屋はどこか尋ねた。第1位は「リビング・ダイニング(関東50.7%・全国46.9%)」だった。関東の地域別では、千葉県湾岸部(80.0%)・埼玉県南部(71.4%)・神奈川県東部(58.8%)で特に多い意見だった。家族の団らんの場であるリビング・ダイニングにおいて防寒対策グッズで暖をとりながら過ごす人が関東・全国とも約半数だった。つまり、自宅のメインとなる部屋であるリビング・ダイニングの暖房にプラスして防寒対策グッズも利用している人が多いことがわかった。

第2位は「自室(関東23.9%・全国24.6%)」だった。関東の地域別では、千葉県北部(60.0%)で特に多く、東京都23区外・神奈川県東部(各29.6%)でも多めだった。第3位は「寝室(関東21.6%・全国24.6%)」だった。関東の地域別では、神奈川県西部(60.0%)で特に多く、千葉県北部(30.0%)・東京都23区外(25.9%)でも多めだった。プライベートな時間を長く過ごす自室・寝室で防寒対策グッズを使う人が全国的に各2割であり、リビング・ダイニングも含め、長い時間過ごす部屋では防寒対策グッズが必要と感じている人が多いことがわかった。

リビング・ダイニング、自室、寝室等、長い時間過ごす部屋で防寒対策グッズが多く使われていることがわかったが、アンケートでは、部屋の暖房機器だけでは十分に暖かくならないと感じている人が6割以上(関東65.5%・全国62.5%)だった。中でも埼玉県(80.0%)・神奈川県(73.9%)で割合が高い傾向だった。住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、関東のファミリー向けアパート(75.0%)・単身向けアパート(68.8%)・戸建(66.1%)の順に割合が高く、中でも埼玉県の戸建(80.0%)が突出していた。埼玉県では防寒対策グッズの利用率が100%(25回答中)だった。やはり自宅の部屋の寒さを感じて防寒対策グッズを利用している人が多いといえそうだ。なお、自宅のメインとなる暖房機器はエアコン(関東77.6%・全国67.0%)が突出しており、次いでガスファンヒーターが約1割(関東8.2%・全国10.2%)、床暖房が5%程度(関東5.2%・全国4.9%)だった。

9割以上の人がさまざまな防寒対策グッズを使い、暖房機器にプラスして暖かさを確保していることがわかったが、使っていない時やシーズンオフ等はどうしても場所をとりがちなのでは。そこで、防寒対策グッズを使っていない時やシーズンオフ等、普段の生活において防寒対策グッズや家電が収納スペース等で場所を取って困っているかを尋ねた。普段の生活において防寒対策グッズが収納スペース等の場所を取って困っていると答えた人は約半数(関東52.2%・全国48.8%)で、関東は全国に比べて若干高い割合だった。関東の地域別では、やはり埼玉県(68.0%)で特に高い割合となった。自宅の寒さが気になり防寒対策グッズの所持率が特に高い傾向とも連動しているようだ。また、住環境タイプ別(戸建・マンション・アパート等)に見ていくと、ファミリー向けアパート(83.3%)・単身向けアパート(66.7%)・ファミリー向けマンション(55.3%)の順に割合が高くアパート暮らしの人の割合が高い傾向にあった。十分に暖を取るには防寒対策グッズが必要と考える人が大多数だが、使わない時には場所を取ってしまうという悩みを持っている場合も多いようだ。

アンケートでは、防寒対策グッズが欲しい時、収納スペースのことを考えると新たに家電やグッズを買うことに抵抗を感じるかを尋ねた。収納スペースのことを考えると新たに防寒対策のための家電やグッズを買うことに抵抗を感じると答えた人は9割弱(関東87.1%・全国86.7%)にものぼることがわかった。なお、関東の地域別では東京都(90.6%)・千葉県(88.9%)で特に高い割合で、詳細エリアでは東京都23区外で93.3%だった。このように、寒さを感じてもう少し防寒対策グッズが欲しいと思っても、場所をとるからためらうというケースが非常に多いようだ。収納スペース等を現実的に考えると、多少我慢してでも防寒対策グッズを買い足さずに済ませている人も多いようだ。


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