猛暑が続く日々をどう乗り切る? 夏を快適に過ごすための生活術 前編~衣類と日常生活のポイント

記録的な暑さが続き、すでに夏バテ気味になっている人も多いのではないでしょうか。夏の暑さは、気温の高さに加えて、蒸し暑さによる体温上昇や脱水傾向などによって、体に大きな負担がかかってくるそうです。そこで今回は、「衣類」「日常生活」「住環境」「食生活」の4つのポイントから、夏を快適に過ごすための生活術を紹介します。

まず、「衣類」については、吸水性・通気性・速乾性のよいものを選ぶようにしましょう。暑さで体温が上昇すると、汗をかき、汗を蒸発するときの気化熱で体温を下げています。汗をかいても吸水性の良いもの、汗で濡れても通気性と速乾性の高いものを選ぶと、体の表面からの熱を逃がしてくれます。また、汗をかいても蒸発させることで、汗をかいた不快感も軽減されます。素材としては、綿と麻などの吸水性や通気性が高いものを選ぶことをおすすめします。

汗をかいたら、室内に入る前に拭くこともポイントです。汗で衣服が濡れたままの状態だと、体温が奪われてしまいます。また、そのまま冷房の効いた室内に入ると、冷房による冷えから夏風邪を起こしやすくなるので、汗はこまめに拭くようにしましょう。

熱中症の予防に重要になるのが、直射日光を直接頭に当てないようにすることです。そのために、通気性のよい、大きなつば付きの帽子を選ぶようにしましょう。長時間、屋外にいる場合には、帽子だけでなく日傘を利用することで、より直鎖日光や紫外線を遮ることができます。帽子は、選択を間違えると、かえって熱をこもらせてしまうこともあるので注意してください。

「日常生活」では、暑さに備えた体づくりを心がけましょう。暑さに慣れるには、1週間から10日程度かかります。体を暑い環境下に慣らしていかないと、急激な温度変化に体温調節機能がうまく働かず、熱中症になるリスクが高まってしまいます。冷房の効いた部屋にいるだけでなく、暑さに慣れるように、適度に体を動かし、汗をかく習慣をつけておくことをおすすめします。ただし、熱中症警戒アラートが出ている日は、むやみに屋外に出ることは控えてください。

後編では、「住環境」と「食生活」のポイントについて紹介します。(監修:健康管理士一般指導員)


ヘッドライン

HeadLineNews
【新着】今日のマイライフニュース

連載中コラム

健康管理!教えて!!
【連載】健康管理!教えて!!
マイライフストーリー ~新商品で日常を語る物語~
【連載】マイライフストーリー
健康管理!教えて!!
【連載】健康管理!教えて!!

マイライフストーリー ~新商品で日常を語る物語~
【連載】マイライフストーリー

カテゴリ