創刊70年以上の「広報東京都」が大幅リニューアル、都民目線での情報発信を強化し漫画家や著名人等ともコラボ

「広報東京都」5月号の表紙

東京都は、毎月1回発行している広報紙「広報東京都」を、5月号から大幅にリニューアルする。都政を身近に感じてもらうため、漫画家や著名人等とコラボレーションする他、企画記事を拡充し、イラスト・グラフを活用することで、わかりやすく、読み応えのあるコンテンツを提供していく。

「広報東京都」の創刊は、1950年(昭和25年)3月30日に発行された「東京都のお知らせ」で、創刊から70年以上、900号以上続く、東京都が毎月1回発行している広報紙となっている。毎月約250万部発行しており、新聞折り込みのほか、駅などさまざまな施設で手に入れることができる。「東京都のお知らせ」、「都のお知らせ」、「みんなのとうきょう」を経て、1988年(昭和63年)から現在の「広報東京都」と名称を変更しながら、都民と都政を結ぶ広報活動の柱として発行してきた。

消費者からは、都の予算・計画、講習会・コンテスト、季節ごとのイベントなど、日々の生活に活かせる情報を知るきっかけ、情報源として活用されている。さらに、シニア層等、幅広い層の人々が利用しやすいように、WEB版での発行とあわせて、引き続き“紙”での発行を継続。また、視覚に障害のある人向けに、点字版・音声版も発行している。昨年(令和4年)4月からは、小学校4年生を主なターゲットとして、子どもたちが都政や社会について考えるきっかけとなるように、こども版を発行している。こうした取り組みによって、これまでも、生活者の都の情報の取得、都政への理解に役立ってきたという。

東京都では、国内外への東京の魅力を効果的に発信するため、広報・広聴機能を集約・強化するべく昨年4月に戦略広報部を設置。東京の行政課題解決に向け、政策の着実な実行とあわせて戦略的な広報を複合的に展開するため、PR会社などから広報のプロを採用し、広報研修の新設や各事業の情報発信にあたって支援・相談体制を充実するなど、全庁的な広報力の底上げを実施している。

「広報東京都」5月号の紙面

今回、都民目線での情報発信、都民一人ひとりに行き届く「伝わる広報」の展開にあたり、東京都について、もっと深く、わかりやすく、多くの人に見て、知ってもらえるように、「広報東京都」の紙面を大幅にリニューアルする。

リニューアルでは、都政を身近に感じてもらえるよう、漫画家や著名人等とコラボレーションする。そして、都政をしっかり、わかりやすく伝えていくため、企画記事を拡充するとともに、イラスト・グラフを活用し、より読み応えのある内容にしていく。

刷新第1号となる5月号(5月1日発行号)のテーマは「東京の環境問題の現在地」。「環境問題」というテーマのもと、グラフや職員インタビューを通じてマクロ視点から各施策などへの深堀を行っている。また、5月号では、いま若い世代とSNSで話題の漫画家・吉本ユータヌキ氏とコラボレーション。紙面にイラストをちりばめながら、環境問題・太陽光という難しいテーマをやさしくひも解く。さらに、本人のTwitterでも情報拡散を行っていくという。

広報東京都 WEB版=https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/


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