UCCコーヒーアカデミー、国際的コーヒー教育プログラム「SCA認定コーヒースキルズプログラム」(全6コース)を新設

UCCグループのコーヒーの総合的な教育機関「UCCコーヒーアカデミー」は、4月5日から、国際的コーヒー教育プログラム「SCA認定コーヒースキルズプログラム」(全6コース)を新たに開設する。

SCAとは、「スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association)」の略称。オープン性、包括性、知識共有の力を基盤として構築された業界団体として、1982年に「アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)」、1998年に「ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会(SCAE)」が設立された。2017年に合併し、「スペシャルティコーヒー協会(SCA)」となった。SCAの目的は、グローバルなコーヒーコミュニティを育成し、コーヒーをバリューチェーン全体にとってより持続可能で、公平で、繁栄する活動にするために支援をすること。スペシャルティコーヒー業界内で団結し、協力的かつ進歩的なアプローチを通じて世界中の基準を引き上げることで、コーヒーをより良くするために取り組んでいる。

UCCグループは、1933年の創業以来、「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」との想いを受け継ぎ、世界のコーヒー産地における農園事業から、輸入、研究開発、製造、販売、文化・品質保証にいたるまで、コーヒーに関するあらゆる事業を展開してきた。2007年、創業以来培ってきたコーヒーの専門知識や技術を集約し体系的かつ段階的に学べる教育機関「UCCコーヒーアカデミー」を神戸に開校し、2015年には東京に開校した。

「UCCコーヒーアカデミー」は、世界基準の充実した設備を備え、コーヒーに関する資格や抽出競技大会優勝・入賞実績を有するコーヒーのプロフェッショナル16名が講師として所属し、初心者の人からコーヒーを仕事にしている人まで幅広く学べる講座を開設している。コーヒーとコーヒーに関連するフードやスイーツ、健康やライフスタイル、さらにはサステナビリティを結びつけた多様な講座を、来校型・オンライン型の双方で展開し、これまで累計で約15万人以上の消費者に受講されている。また、2月には、東京校が港区赤坂へ移転しリニューアルオープンした。

今回、4月から、「UCCコーヒーアカデミー」は、コーヒーの専門性をさらに追求するため、「SCA認定コーヒースキルズプログラム」(全6コース)を、神戸・東京の両校で新たに開設する。

同プログラムは、世界最大のスペシャルティコーヒー協会であるSCAが、スペシャルティコーヒー業界の発展に貢献し、受講者の人々がコーヒー業界においてキャリアを積み成功できるようになることを目的に、数十年にわたり培ってきた知識・研究・経験に基づいて開発した国際基準のコーヒー教育プログラムとなっている。現在、世界約126ヵ国で展開されており、同プログラムを受講・修了すると、履歴書に記載できるなど、国内外のコーヒー業界で実力を証明する一助となる。

「UCCコーヒーアカデミー」では、SCAが認定した日本人講師が、全6コースのプログラム(「Introduction to coffee(コーヒーの基礎)」、「Barista Skills(バリスタ)」、「Brewing(抽出)」、「Green Coffee(生豆)」、「Roasting(焙煎)」、「Sensory Skills(香味評価)」)の授業を実施する。

「UCCコーヒーアカデミー」は、日本はもとより世界に広く、業界トップレベルの高度な技術・実力を有するコーヒープロフェッショナルを輩出し、コーヒーの価値を探求し続けていく考え。

[開設日]4月5日(水)

ユーシーシーホールディングス=https://www.ucc.co.jp/


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