セーラー万年筆、天然木の風合いと低重心設計の万年筆「ハードメープル万年筆」を世界数量限定発売

セーラー万年筆は、「ハードメープル万年筆」を5月31日から全国のセーラー万年筆製品取扱販売店で世界数量限定発売する。

「ハードメープル万年筆」ではｓ、木材にプラスチック粒子を浸透させるWPC（Wood Plastic Combination）の特殊な加工が施されたメープル材を採用した。WPCの工程において難しいとされているムラの無い均一な着色技法に加え、仕上げに艶消し塗装をすることで、天然木ならではの風合いを引きだしつつ、より高級感のある仕上がりとなった。

WPCは、木材とプラスチックの両方の性質を合わせ持つことになり、その特徴としては、木材の美観を損なうことなく木材に比べて力学的強度、寸法安定性、耐候性、耐火性、耐薬品性等が向上され、特に耐摩耗性に優れている。WPCのこれらの特徴から、その用途としては、建築用としてフローリング、階段の踏み板、手すりなどに使われるほか、家具、ボートのオール、アーチェリーの弓、スキー板、鍵盤、ナイフの柄などにも使われている。また、外国では、バグパイプ、枕木、ゴルフクラブのヘッドにも使われている。

カラーラインアップは、「ナチュラル」がメープルそのものの色味を生かしたカラー。素朴な木目の表情が上品な素材を一層際立たせている。「インディゴ」がクラフト製品では定番の藍染のカラー。ブラックともブルーとも言えない深みのある絶妙な色合いが手元をさりげなく引き立たせる。「バーミリオン」が日本語では“朱色”を意味する、落ち着いた上品なカラー。バーミリオンの色味はギターやバイオリンなどの高級楽器にもよく用いられ、国内外で根強い人気を誇る。

セーラー万年筆独自の技術で成し得た21金ペン先。万年筆のペン先として多く使われている14金や18金に比べて弾力をもたせており、筆圧が強くかかったときでもペン先の切れ込みが開くことなく、インク切れが起こりにくくなりる。“しなる”ように紙面を滑り、常に安定したインク供給で“フェザータッチ”ともいわれる快適な書き味が楽しめる。しなやかな書き心地を実現した、万年筆の原点が感じられる逸品となっている。

太軸のボディに合わせて筆記時の重量バランスにこだわった低重心設計の金属製の大先を搭載した。ムダな筆圧をかけることなく、ペンの自重だけで紙面を滑るような筆記感が得られる。

［小売価格］13万2000円（税込）
［発売日］5月31日（土）

セーラー万年筆＝https://sailor.co.jp