災害時のために備えておきたいポータブル電源、ソーラーパネルとの組み合わせで長期間のライフライン断絶でも安心

日本は世界でも地震が多い国とされており、マグニチュード5.5以上の地震が起きる頻度としては中国が年に2.1回で第1位となり、日本は年に1.14回で世界でも第4位となっている。令和4年度の気象庁の計測では、震度1以上を記録した回数は1964回にものぼり、1日平均では約5回以上の地震が日本各地で計測されていることになる。また、大震災が発生した際には、電気の復旧に6日、ガスの復旧には1ヵ月以上かかる場合もあるといわれている。こうした予期せぬ災害時に備えて、一家に一台用意しておくと安心なのがポータブル電源だ。今回、電気・ガスなどのライフラインが長期間断絶した際にも、食事から寒さ対策までサポートできる、ポータブル電源とソーラーパネルの活用法を紹介する。

日本では甚大な被害をもたらした関東大震災の発生日であり、台風などが多い季節にあたる9月1日を「防災の日」とし、9月を「防災月間」としている。近年では、1997年1月に阪神淡路大震災、2011年3月には東日本大震災が起こり多くの国民を混乱に招いた。特にライフラインの復旧には時間がかかり、東日本大震災では電気の復旧までに6日間、ガスは34日間要したといわれている。

災害時、必要とされるモノとしては「飲料水」、「食料(カップ麺、乾パン、アルファ米など)」が挙げられる。しかし、こういったものは実際の災害時には空腹を満たすためのモノであり、精神的負担は大きい。加えて、避難所での生活はライフラインの供給が少なく、ストレスを抱える場面も増える。そこで、ポータブル電源を備えることで災害時の多大なストレスを回避することができるという。例えば、食事の温度は精神的にとても重要になるが、ポータブル電源があれば、電気ケトルを使用し温かいご飯を食べることもできる。また、冷蔵庫のものも溶けずに使えるため、食材も増える。さらに避難所で、電気毛布や扇風機を使用することも可能になるなど、ライフラインの断絶の際に発生する様々なストレスをポータブル電源が解決してくれるとのこと。

「BougeRV Fort1500 ポータブル電源 リン酸鉄リチウム 1456Wh」

では、災害時に最適なポータブル電源を見てみよう。「BougeRV Fort1500 ポータブル電源 リン酸鉄リチウム 1456Wh」は、大容量ポータブル電源として、電子レンジ、冷蔵庫、乾燥機、ドライヤー、洗濯機などの家電製品の大部分を搭載することができる。また、電力不足時や屋外でも通常の電力需要を満たすことができ、災害時でも1~3日間稼働する。同製品の通常動作音は30db(ほとんど感知されない音量)で、長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、サイクルは3500回以上、耐用年数は10年とされている。

「Anker 555 Portable Power Station(PowerHouse 1024Wh)」

「Anker 555 Portable Power Station(PowerHouse 1024Wh)」は、寿命の長さと安全性の高さが特徴のリン酸鉄リチウムイオン電池の中でも高品質な電池を厳選。業界一般に比べて約6倍の長寿命を実現している。数千の内部電子部品の発熱抑制や耐衝撃性能の高い製品フレーム、そして発熱を監視/管理するシステムの導入など、各要素を最適化しているという。

「Jackery ポータブル電源 1500」

「Jackery ポータブル電源 1500」は、1354.68Wh/42万6000mAhの電気容量を搭載しており、電池残量を気にする必要がなく、遠出する際にも安心して利用できる。高い視認性を誇るカラー表示のスマートスクリーンを搭載しているため、電池残量やインプット・アウトプット・接続の状況を一目で確認できる。さらに、内部の温度が正常な動作範囲を超えた場合には、「高温/低温」の警告が表示されるなど、わかりやすいスクリーン設計を実現している。

これらのポータル電源があれば、災害時でも電源を確保できるが、大災害の際はさらに長くライフラインが途絶えてしまうこともある。そういったときの備えとして、ソーラーパネルも一緒に持っておくことが推奨されている。ポータブル電源との組み合わせにおすすめのソーラーパネルを見てみよう。

「BougeRV 100W 折りたたみ太陽光パネル」

BougeRVの最新の小型ソーラーパネル「BougeRV 100W 折りたたみ太陽光パネル」は、高変換効率で知られる単結晶シリコン電池モジュールを主原料として使用し、変換効率は23%に達しているとのこと。多結晶太陽光パネルに比べ、単結晶シリコン太陽光発電パネルはより小さなサイズでより多くの光エネルギーをキャプチャし、迅速に電力に変換するため、屋外でも電力を利用できるだけでなく、充電時間を短縮し、電気代を節約することができるとされている。キャンプ用太陽光パネルや、アウトドア太陽光発電、防災用太陽光パネル、住宅用太陽光パネルとしても適している。

「Anker 625 Solar Panel(100W)」

「Anker 625 Solar Panel(100W)」は、単結晶パネルを採用し、最大23.5%の高効率を実現。1枚あたり最大100WでPowerHouseシリーズを充電できる。また、同製品は、パネル連結部に太陽の位置測定器を搭載。測定器を見ながらその時の太陽の位置に合わせて最適なパネルの向きに調整することで、効率的な発電が可能となる。

「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」

「Jackery SolarSaga 100W ソーラーパネル」は、優れた性能を備えた効率的な住宅用ソーラーパネルで作られており、システムの寿命にわたってより多くのエネルギーを生成し、性能を向上させるだけでなく、耐久性が最大の特徴とのこと。同じサイズの高出力、切断線のない滑らかな表面、より安定した発電性能、高効率光電変換や曲げられるという機能性をあわせ持ったことはJackeryソーラーパネルの強みとなっている。同じ面積で一般的な太陽電池に比べて50%高い電力を提供することができるという。

一方で、ポータブル電源は、防災のタイミングのみで輝くモノではなく、普段の生活から活かされることは多い。特に、ソーラーパネルを導入することで電気を備蓄してそこから電気の供給をすることで電気代の節約につながる。また、コロナ禍の影響から働き方も変わり、自宅で仕事をする人も多くなっている。そこでは、PCやスマートフォン、タブレットなどの機器を多くつなげられるポータブル電源が非常に役に立つ。さらに、アウトドアやDIYなど電源が届かない場所での作業でもポータブル電源は活躍し、どこにいても便利で快適な生活を届けることができると注目を集めている。


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