タニタ、熱中症や季節性インフルエンザになりやすい室内環境を知らせるコンディションセンサー3機種を発売

コンディションセンサー「TC−421」

健康総合企業のタニタは、熱中症や季節性インフルエンザになりやすい室内環境を知らせるコンディションセンサー「TC−420」「TC−421」「TC−422」の3機種を7月14日に発売する。室内環境に注意が必要な場所の温湿度管理に役立てることができる。いずれのモデルも複雑な操作が不要なシンプル設計で、誰でも手軽に使用できる。高齢者層やファミリー層を中心に3機種合計で年間3万5000台の販売を計画している。

消防庁によると、昨年5~9月の熱中症による救急搬送人員は7万人を超えた。このうち約4割が住居などの室内で発生している。政府は著しい高温時に熱中症による重大な健康被害が生じるのを防ぐため、来年夏にも現在の「熱中症警戒アラート」よりも一段上の「熱中症特別警戒情報」の運用を開始する予定となっている。また、季節性インフルエンザの予防も室内環境の管理が重要となる。低温で空気が乾燥した状態だと季節性インフルエンザにかかりやすくなるとされている。このため、温湿度計を室内に置き、家族などで温度や湿度を見守ることが大切となっている。

左から:コンディションセンサー「TC−420」「TC−421」「TC−422」

今回発売するコンディションセンサーはこうした室内環境の管理に役立てられる温湿度計で、熱中症や季節性インフルエンザになりやすい室内環境を「暑さ指数」と「乾燥指数」で知らせる(「TC−420」は「暑さ指数」のみ)。「TC−420」「TC−421」「TC−422」の3機種に搭載した「暑さ指数」は、日射がない室内を対象としたWBGT(暑さ指数)の簡易的な推定図「日常生活における熱中症予防指針 Ver.4,2022」に準拠している。「暑さ指数」を室温、相対湿度から求め、熱中症になりやすい室内環境の注意レベルを4段階で表示する。また、季節性インフルエンザの流行には絶対湿度(1m3の空気中に含まれる水蒸気の量)が大きく関与しているといわれている。「TC−421」「TC−422」の2機種に搭載されている「乾燥指数」は温度と相対湿度から絶対湿度を計算し、インフルエンザウイルスが好む環境の目安として室内環境の注意レベルを2段階で表示している。「TC−422」はイラストとLEDの点滅で暑さ指数と乾燥指数を表示するほか、暑さ指数が「危険」のときにアラーム音で危険を知らせる。「TC−421」は大きな表示で文字が見やすいのが特徴。本体色は「アイボリー」「ダークグレー」「スモーキーグリーン」の3色を用意し、インテリアに合わせやすくした。「TC−420」は3モデルのうち唯一のアナログタイプで、温度と湿度の針の交点が暑さ指数の目安となる。暑さ指数が一目で分かるよう「赤」「オレンジ」「黄色」「水色」といった色別の判定にした。

タニタでは、これまでさまざまな付加価値のある機能を搭載した温湿度計を開発・販売し、市場をリードしてきた。今回、室内の温湿度を管理できるコンディションセンサーを発売することで、快適で健康にやさしい室内環境づくりをサポートするラインアップを拡充した。今後も多様化する健康管理のニーズに応える多彩な商品群で市場の拡大を図っていきたい考え。

[小売価格]オープン価格
[発売日]7月14日(金)

タニタ=https://www.tanita.co.jp/


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