- Hobby&Culture2025/11/04 22:24
日本生命・JOC・JPC、「~地球は、おっきなフィールドだ。~『SPORTS DAY』by TEAM JAPAN×日本生命」に橋本大輝選手が参加し開催

日本オリンピック委員会(JOC)と日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(JPC)は、TEAM JAPANゴールドパートナーである日本生命との共同ACTIONとして、スポーツ×サステナビリティをテーマにした「~地球は、おっきなフィールドだ。~『SPORTS DAY』by TEAM JAPAN×日本生命」を11月3日に初開催した。同イベントには、TEAM JAPANシンボルアスリートの橋本大輝選手(体操/体操競技、日本生命/セントラルスポーツ所属)が参加。橋本大輝選手が子どもたちに競技体験教室を開催した他、環境問題をスポーツの視点から学び、体験し、行動へつなげるワークショップを実施した。

今回の共同ACTIONは、スポーツを通じたよりよい社会の実現を目指し、3者共同でロサンゼルス2028大会、さらにその先をも視野に入れてスタートする新たな取り組み。「~地球は、おっきなフィールドだ。~『SPORTS DAY』by TEAM JAPAN×日本生命」と題して、全国47都道府県で順次展開し、子どもたちを対象に、アスリートによる「スポーツ教室」と、アスリートとともに環境問題を考え学ぶ「サステナビリティワークショップ」の2部構成で実施していく。この取り組みを通じ、スポーツの力を社会の力へとつなぎ、将来世代の健全な成長、地域社会の活性化、豊かな自然環境の継承など、スポーツを通じた社会のサステナビリティ向上により一層貢献していくという。記念すべき第1回のイベントには、TEAM JAPANシンボルアスリートの橋本大輝選手(体操/体操競技、日本生命/セントラルスポーツ所属)が参加し、11月3日に東京都中央区の築地社会教育会館で開催した。

第1部では、橋本大輝選手が教える「スポーツ教室」と題し、「体操を楽しんでもらう」をテーマに、橋本選手が子どもたちに競技体験教室を開催した。トップアスリートのすごさに触れ夢や希望を持つきっかけを得る、スポーツによるさまざまな体験・成長機会を得ることを目的に実施した。

小学校4年生~6年生が中心の子どもたち80名が参加。「みんなと一緒に体操を頑張りたい」と挨拶した橋本選手。子どもたちと一緒に準備体操を行った後、マット運動からスタート。前転では、「きれいに回ったり、大きく回ることを意識して、目を開けて回りきる。ポーズをしっかり決めるところまでやり切ってほしい」とアドバイスすると、子どもたちは、橋本選手から教えてもらったポイントを意識して前転を行った。

次に側転を実施。「手をマットについてから、マットをしっかり蹴り上げるとまっすぐ回れる」と、実演を交えながらポイントを解説。「怖いという子どももいるかもしれないが、しっかりサポートするので思い切ってやりきってほしい」と話すと、橋本選手のサポートを受けながら回ることができた子どもたちは、満面の笑みを浮かべていた。

続いて、跳び箱にチャレンジ。「しっかり跳び箱を見て、頭を揺らさず、遠いところに手をつく。さらに踏切板をしっかり蹴ることもポイント」と、アドバイスする橋本選手。「飛ぶときは目をそらさないようにする」と、しっかり飛びきるためのコツについても教えてくれた。

跳び箱教室を行った後は、橋本選手がマット運動と跳び箱のお手本の演技を披露。オリンピック金メダリストの実演に、子どもたちは圧倒されていた。「スポーツ教室」を終えて橋本選手は、「元気よく、怪我をすることなく終えることができて良かった。今日はみんな積極的に体を動かせていたように思う。今日だけでなく、明日以降も体育の授業などで積極的に体を動かすように心がけてほしい」と、何事にも積極的に取り組む姿勢を忘れないでほしいと述べていた。

第2部では、橋本大輝選手と一緒に学ぶ「サステナビリティを考えよう!」と題し、「地球沸騰化からスポーツを守ろう!」をテーマに、環境問題をスポーツの視点から学び、体験し、行動へつなげるワークショップを実施した。環境問題を学ぶだけではなく、ワークショップを通して、「翌日から取り組める行動目標」をそれぞれの参加者に宣言してもらった。

まず、5~6名が1グループとなり16グループでワークショップに参加。橋本選手は、「地球温暖化にはすごく関心がある。連日暑い日が続き、これまで10月に行われていた運動会が、暑さを理由に5月に行われるようになったり、屋外でスポーツを行う時間も限られるようになっている。冬季に行うスポーツも雪不足で行えないというニュースをよく見かけるようになった」と、気象変動によって、これまで行えていたスポーツができなくなるという危機に直面している現状を嘆く。この意見を聞いた子どもたちからは、「昼休みも外で遊べなくなっている」との声が挙がると、橋本選手は「昼休みは外でサッカーをしたりしていたのに、今は遊んではいけないという現状に驚いている」と、子どもたちが外で遊ぶことにも制限がかけられていることに目を見張っていた。

ワークショップでは、気候変動について学んだ後、各グループごとに地球のために何ができるかを考え、自分だけのアクションを宣言した。参加した子どもたちからは、「周りの人に今日やったことを教えたり、実行に移したりする」と宣言。また、「車にできるだけ乗らないようにする」と、CO2を排出しない生活を心がけたいと宣言する子どももいた。さらに、「家族に節電や節水を呼びかける」や「できるだけ早く寝て電気を長時間つかわないようにする」など、身近なことからできるCO2削減にチャレンジしていきたいと宣言した。一方、橋本選手は「体操競技でみんなを魅了していきたい。その姿を見たみんなが、外で運動するようになって、日本中の家の電気が暗くなればと思った」と、屋内にいると電気をどうしても多く使ってしまうため、なるべく外で活動できるようなきっかけを、体操競技を通じて発信していきたいと宣言した。

イベントを終えた橋本選手は、「怪我なく、子どもたちが楽しんで取り組んでくれて、とても楽しかった」と、充実した様子。「ワークショップでは、子どもたち同士で積極的に意見を出し合っていて、自分自身も学ぶべき点が多かった」と、スポーツとサステナビリティについて子どもたちと一緒に考え、学ぶ時間ができたことに喜びを感じているようだった。「参加してくれた子どもたちには、年齢が一回り以上離れている子どももいたので、しっかり自分の想いを言語化して伝えることに気をつけるようにした」と、子どもたちとのふれあいの中で、橋本選手自身も成長することができたと話す。「今回のイベントを通じて、地球にやさしい商品を使うようにしていきたい」と、できることからCO2削減に貢献していきたいとのこと。

「今回、パリ大会で獲得した体操団体の金メダルを子どもたちに披露したのだが、そのメダルを見て、オリンピックを目指そうと思ってくれる子どもが出てきてくれるとうれしい」と、今回のイベントを通じて、子どもたちが、夢を見つけてくれたり、夢に向かってさらに頑張りたいと思ってくれることを願っていた。
日本生命=https://www.nissay.co.jp
日本オリンピック委員会=https://www.joc.or.jp
日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会=https://www.parasports.or.jp/paralympic
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