日本生協連、新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査、感染症対策のために「控えていることはない」が41.2%まで上昇

日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)は、6月に行った「新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査」結果の傾向を取りまとめた(組合員有効回答数 n=6406)。その結果、感染症対策のために「控えていることはない」が41.2%まで上昇した。外出時のマスク着用は年代別に意識の差が大きい結果になった。

同アンケートは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下、新型コロナ)の流行による暮らしや購買に関する影響について明らかにすることを目的に、組合員モニターからの回答を集約している。

日本生協連では、新型コロナの感染拡大時期である2020年11月から定期的にアンケート調査を行っている。今回は、5類感染症へ移行して約1ヵ月経過後の調査となった。前回調査時の「withコロナ」の様相に対して、「アフターコロナ」の様相に明らかに変化していることが分かった。

感染症対策のために控えていることを尋ねたところ、「控えていることはない」が41.2%まで上昇し、前回調査時(2022年11月)と比較して、29.4%(11.8%→41.2%)アップした。アフターコロナの動きとして、コロナ以前の生活に近づいていることがうかがえる結果となった。そのような中でも「3密(密閉、密集、密接)の場所に行く」ことを控えていると回答した人は約4割という結果となった。

マスク着用について尋ねたところ、「常に・ほとんど着用している」が52.8%、「場所やシーンによって着用したり、しなかったりする」が42.0%となった。「全く、ほとんど着用していない」は全体では5%未満だったが、若年層(20代・30代)では10%前後で、年代別に意識の差が大きい結果となった。

感染症対策のために行っていることを尋ねたところ、すべての項目で実施率が減少した。「手洗い」「うがい」などの基本の対策は引き続き継続率が高く、「手洗い」は94.6%、「うがい」は59.6%となった。「手指消毒」「身の回りの物の消毒」「体温測定」「オンライン通話・電話等の活用」については大きく減少した。「マスクの着用」は10%ほど低下したが、依然として86.9%の人が継続していることが分かった。

感染症法上の位置づけが5類に移行したことに伴い、再開したいことや、頻度を増やしたいこと(すでに始めている場合も選択)を尋ねたところ、「国内旅行・レジャー(1泊以上)」が38.0%、「友人・知人と会っての食事会・飲み会」が37.5%、「外出」35.1%といずれも3割以上の方が選択する結果となった。

[調査概要]
調査名:新型コロナウイルス感染症に関するアンケート調査
調査方法:インターネット
調査対象:組合員モニター
有効回答数:6406サンプル
実施期間:6月6日~6月12日

日本生活協同組合連合会=https://jccu.coop/


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