クラシエ薬品、Z世代のヘルスケアに関する意識調査、2人に1人は不調を感じたら「とりあえず様子を見る」と回答

漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品は、1年間を通して季節や流行に応じた漢方情報を発信している。同社が昨年12月に発表した、漢方薬市場の長期的な動向をまとめた「KAMPO OF THE YEAR 2022」では、直近5年間で一般用漢方薬は20代の若年層からの需要が増加傾向にあることが分かった。

そこで今回は、15歳から24歳のZ世代を対象に、不調を感じた時の対処法や病院への受診意識を知ることを目的とした「ヘルスケアに関する意識調査」を実施した。その結果、2人に1人は不調を感じたら「とりあえず様子を見る」と回答した。また、6割以上が“新生活不調”を実感していた。その中でも「人間関係のストレス」が最多だった。

4月の新年度や新学期が始まってから感じている不調を尋ねたところ、6割以上の人が何かしらの不調を感じていることが分かった。最も多い回答は「人間関係に関するストレス」となり、全体の約3割の人が新生活の人間関係へのストレスを感じていることが分かった。次いで、「気疲れによる疲れやすさ」「不規則な睡眠リズムによる眠気」が続き、体調面でも多くの人が不調を感じている様子がうかがえる。

マスク着用が個人の判断となり、約3年間マスクを着用する日々が続いていたが、新生活における「マスクの着脱に関するストレス」については1割未満にとどまる結果となり、マスクストレスの影響はあまり感じていないことも分かった。

続いて、不調を感じた時の対処方法を尋ねたところ、半数以上の人が「とりあえず様子を見る」と回答しており、Z世代の約半数は不調に対してすぐには対処しないことが分かった。

次いで、「インターネットで検索」、「家族に相談」と続くことから、不調を感じた時の情報収集先としてネットや家族に信頼を置いている傾向もうかがえる。

また、「SNSで似た症状を探す」と回答した方が一定数いることから、健康に関しても、情報収集にSNSを活用していることが分かる。

［調査概要］
調査対象：全国の15歳～24歳の男女130名（有効回答数）
調査期間：4月26日
調査方法：インターネットアンケート／クラシエ調べ（クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査）

クラシエ薬品＝https://www.kracie.co.jp/index.html