第8波での地域医療の逼迫に備え、医療用抗原検査キットと解熱鎮痛剤のセットでの自主療養を支援する新サービス「ファストチェック」をファストドクターが展開

 ファストドクターは、新型コロナ感染症拡大における第8波感染拡大に向けて、コロナ疑いの患者が自宅でコロナ抗原検査と解熱鎮痛剤により即座に自主療養に移行することができる「ファストチェック」の販売を11月21日から開始した。

 新型コロナウイルス感染症の第7波では急激な感染者増から連日多くの人が発熱外来に殺到し、基礎疾患のあるかかりつけ患者の診察ができないケースや医療従事者への感染による就業制限といったケースが相次いだことから、ピーク時には「軽症者は検査や処方のための受診を控えてほしい」との緊急声明が発表(8月2日、日本感染症学会)されるなど各地で地域医療の逼迫が生じた。

 ファストドクターでも7月28日以降、診察の受け入れ基準となる緊急度判定をやむえず厳格化し、結果的に1ヵ月で約10万人(ファストドクター社のデータに基づく推計値)の診察希望者に対して、救急往診・オンライン診療ともに診察を断らざるを得なかった状況だという。

 こうした事態を未然に防ぐため、かつ、9月12日に厚生労働省から通達された「ウィズコロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直し」に準じ、発生届の対象外となる軽症者等が安心して自宅療養をできる体制を構築した。

 「ファストチェック」では軽症者の自宅に医療用で高い検査精度を誇るコロナ抗原検査キットと、OTC薬である解熱鎮痛剤のセットを、全国初となる最短当日中に届ける(配達エリアによって到着日が変わる)。

 ファストドクターのデータによると救急往診で診察した全コロナ陽性者に対し、88%の患者にアセトアミノフェン(欠品代替としてのロキソプロフェン含む)を処方しており、精度の高い検査キットと解熱鎮痛剤を両方備えておくことによって、切れ目のない療養を可能にした。

 また、内服後でも症状が改善されない場合は、ファストチェックのサービス利用者専用窓口から24時間オンライン診療の受診も可能で、必要に応じて医師が自宅にうかがい、詳細な検査や診療を行う救急往診への連携ができる(救急往診エリア内のみの適応)。

 これによって医師・看護師のマンパワーにとらわれることなく、ない新たな医療体験を創造し、医療機関への適切な受診を促すことで限りある地域医療の負担軽減に貢献することを目指している。

 さらには、軽症者が自主療養することで、重症化リスク因子を持つ人(高齢や基礎疾患を持つ人、小児、妊婦等)へ医療アクセスしやすい環境を整備する。

[発売日]11月21日(月)

ファストドクター=https://www.fastdoctor.co.jp/


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