セイコーウオッチ、「セイコー プレザージュ」からスタジオジブリ作品「風の谷のナウシカ」とのコラボレーション限定モデルを発売

セイコーウオッチは、日本の美意識を体現するウオッチブランド<セイコー プレザージュ>から、スタジオジブリ作品の「風の谷のナウシカ」にインスピレーションを受けた数量限定モデルを3月8日に国内、海外で順次発売する。

セイコー プレザージュとスタジオジブリが大切にしている「日本の真摯なもの作り」という思想に基づいたコラボレーションは、今回で第三弾となる。1984年に公開された不朽の名作「風の谷のナウシカ」は、「火の7日間」と呼ばれる戦争で巨大産業文明が滅亡してから約1000年後の世界を舞台に、風の谷の族長の娘でありながら蟲と心を通わせ自然とともに生きる少女、ナウシカを主人公にした物語となっている。戦争後の汚染された大地には、異形の生態系「腐海」が拡がり、人間同士の争いも激化する中、人間と蟲、腐海との共存を願い立ち上がるナウシカ。彼女の愛と勇気に溢れた同作品は、公開から40年たった今も世界中で愛されている。

同作は、作中でナウシカが使用した、近代の工業製品では見られない、どこか優しく温かな印象を持つ緻密な道具や機械からインスピレーションを受けたコラボレーションとなっている。腕時計全体から直線を排し、丸みのあるデザインに仕上げている。丸型のケースにはヴィンテージ風の加工を施すことで、使い込まれた道具感を演出しながらも、ダイヤシールド加工(日常使いの擦り傷や⼩傷から、時計本来の美しい輝きやきれいな仕上げを守るため、セイコーが独⾃に開発した表面加⼯技術)によって、日常使いの擦り傷や小傷から守る。

また、ナウシカが作中で着用している青い服と同じ色合いのダイヤルは、琺瑯(ほうろう)職人である横澤満氏監修のもとに生み出した、柔らかい光沢と温かみのあるブルーの琺瑯で作られている。6時位置には、服に描かれた紋章をデザインした。木の葉のような形状の時分針はダイヤルに映えるホワイトカラーで、分針を長くすることで、時刻の判読性をさらに高めている。時を刻み続ける秒針はゴールドカラーに仕上げ、アクセントとしている。

グローブを着けたナウシカがこの腕時計を使用することをイメージし、操作しやすい大きなりゅうずを取り付けた。その側面には、作中に登場する「王蟲(オーム)」の眼をモチーフにした、ブルーのガラスをあしらっている。また、レザーストラップの内側にも「王蟲」を刻印した特別仕様となっている。

シースルー仕様の裏ぶたからはゴールドカラーの回転錘の動きを楽しめる。ガラス部には、腐海の深部から植物が芽生え、地球が浄化されていくことを想像させる作品のラストシーンと、風の谷の言い伝えである“Clothed in blue robes, descending onto a golden field.”(そのもの青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし)が記されている。

同作には、セイコーの高性能メカニカルムーブメント キャリバー6R55からカレンダー機能を取り除いた新キャリバー6R51を搭載している。カレンダー機能がないことで、「風の谷のナウシカ」の世界観が盤面いっぱいに広がる。また、約72時間のパワーリザーブを有するため、最大に巻き上げた状態で金曜日に外し、週末に着用せずとも翌月曜日にそのまま使用可能となっている。

映画のワンシーンがプリントされたスペシャルボックスには、宮﨑駿監督からのメッセージ「時間にしばられずに生きましょう」が表記されたカードが付属する。

「SARX119」

<セイコー プレザージュ>は、100年を超えるセイコーの腕時計づくりの伝統を継承し、世界に向けて日本の美意識を発信するウオッチブランドとして、機械式腕時計に関心の高い人々から、その独自のデザイン性が高い評価を得ている。

[小売価格]22万円(税込)
[発売日]3月8日(金)

セイコーウオッチ=https://www.seikowatches.com/jp-ja


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