- Drink&Food2025/10/06 13:38
成城石井、バイヤーが厳選した日本・オーストラリア・フランスのヌーヴォワイン5種類を数量限定発売

成城石井は、10月4日から日本ワインの新酒「新巻ワイン デラウェア 2025」を皮切りにバイヤーが厳選したヌーヴォワイン5種類を数量限定で順次発売する。酒類取り扱い店舗(一部お取り扱いのない店舗もある)および「成城石井.com」、他社ECモールなどでも販売する。
成城石井はまだ成城店の1店舗しかなかった1984年に、ワインの自社輸入を開始した。40年以上にわたりワインビジネスに携わってきたからこそ、信頼関係を築いているワイナリーが世界中に存在する。ソムリエの資格を持つ酒担当バイヤーが世界中のワイナリーに足を運んで生産者と対話を重ねて買い付けているワインは、成城石井でしか手に入らないものも多く、品揃えの95%以上が自社輸入の商品。また、バイヤーはワインの買い付けにとどまらず、成城石井オリジナルワインの開発にも力を入れている。秋が深まり冬へと移ろうこの時期は、その年に収穫されたぶどうで仕込まれた“新酒”が世界各地から次々と届く季節。成城石井の“新酒”は、その土地、その年の品質や熟度といったぶどうの出来を活かしたブレンドを生産者にオーダー。ぶどうの魅力を引き出したおいしいワインを消費者に届けるために、バイヤーが試行錯誤を重ね、こだわり抜いたワインを取り揃えている。
今年は、バイヤーが厳選した日本・オーストラリア・フランスのヌーヴォワイン5種類を数量限定で順次発売する。風土や気候が異なる各国それぞれの個性豊かなぶどうの味わいの魅力を堪能してもらい、気分や好みに合わせたお気に入りのヌーヴォワインに出会える楽しみを提案する。
今年は、日本・オーストラリア・フランスの3ヵ国の“新酒”を用意した。バイヤーと生産者、両者の想いを詰め込んだ渾身のヌーヴォワインを届ける。今回届ける日本ワインのヌーヴォは、山梨のワイナリー「新巻葡萄酒」が手掛けている「新巻ワイン デラウェア」、「ゴールドワイン甲州」の2品。1930年に創設された山梨県笛吹市一宮町新巻地区のワイナリー「新巻葡萄酒」は、ぶどう栽培から醸造までを一貫して手掛けるドメーヌ型の造り手で、毎年お盆の収穫期には、同社スタッフも現地を訪れて収穫作業を手伝うなど、長年にわたり深い関わりを築いてきた。新酒シーズンの始まりを告げる一本として、発売を心待ちにする「新巻ファン」も多く、根強い人気を集めている。オーストラリアのヌーヴォは、同社が2022年から「立冬ヌーヴォ」と称し毎年“立冬”に発売する「ジョニーQ ヌーヴォ」と、その人気を受けて昨年にプレミアムラインとして発売した「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム」の2品。“秋の終わりの立冬から、その年の秋冬の恵みに感謝しながら豊かで明るい気分で冬へ向かう“そんな新たな楽しみを感じてもらうために、「立冬ヌーヴォ=Lit(照らす) To(冬) Nouveau(新酒)」、“冬を明るく照らす新酒”と命名した。ワイナリーのオーナーであり醸造家のジョン・クアリサ氏と、同社の酒担当バイヤーが0から手掛けた新発想のヌーヴォとのこと。日本と季節が逆転する南半球の地の利を活かし、日本の春に秋を迎えるオーストラリアで収穫されたぶどうでつくった赤ワインをあえて半年間熟成させることで、新酒のフレッシュさと程よい熟成感を味わえる一本となっている。フランスのヌーヴォは、ボージョレ地区北部に位置するワイナリー「カーヴ ド ジュリエナス」が質の良いぶどうが採れる地区のガメイ種を使用して成城石井のためだけに作った一品。果実風味とエレガントな酸味の絶妙なバランスがとれたオリジナルのヌーヴォになっている。

昨年10月に発売した「新巻ワイン デラウェア 2024」は、発売月の酒部門月間売上高1位(2024 年10月成城石井店舗POS酒部門販売金額実績から)を記録。山梨県産デラウェア種100%で造る、キリっとした酸味と柑橘の香りを感じるアロマティックなワインとなっている。「新巻ワイン デラウェア 2025」は、食事と合わせて気軽に楽しめる味わいながら、ぶどう栽培から醸造まで丁寧に取り組む造り手の哲学が込められた一本。ヴィンテージごとの個性も魅力のひとつで、今年は収穫期のぶどうの状態が非常に良く、ジューシーで厚みのある仕上がりとなった。ピンクグレープフルーツや熟したメロンを思わせる甘いアロマに、伸びやかでみずみずしい酸味の、絶妙なバランスを楽しめる。また、山梨ではワインは地酒として親しまれており、一升瓶で楽しむ文化がある。地域ならではの文化や伝統を体感できるよう、一升瓶も用意している。

「ゴールドワイン甲州 2025」は、日本を代表する白ワイン用の品種「甲州」を100%使用。新巻産の「山梨ヌーボー」として解禁日に合わせて発売する。「甲州」は日本固有のぶどう品種として長い歴史を持ち、近年では国内外のワインコンクールでも高い評価を受けている。柑橘の香りとミネラル感を感じる、奥行きのある味わいの辛口白ワインで、蕎麦や天ぷらなどの和食との相性が抜群だとか。軽やかで飲みやすく、甲州ならではの繊細な旨味をしっかりと感じられる一本になっている。

<オーストラリア>ワイナリー「クアリサ」の「ジョニーQ ヌーヴォ 2025」は、4年目を迎える今年の「立冬ヌーヴォ」として、ラベルも新たにオーストラリアの今年の気候を活かした、力強さと繊 細な風味の調和を目指して開発した。冬に食べたくなるチーズを、よりおいしく楽しめる味わいを目指し造り上げた。シラーズを中心に、オーストラリアらしい熟した果実の風味とお料理に寄り添う繊細な酸味が感じられるように複数のぶどうの品種をブレンドした。フレッシュさと程よい熟成感の絶妙なバランスの取れた飲み頃のヌーヴォになっている。

「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025」は、オーストラリアを代表する銘醸地マクラーレン・ヴェイルのシラーズを使ったプレミアムラインで数量限定での登場となる。マクラーレン・ヴェイルで収穫したぶどうならではの、気品に満ちたスタイルが、まるでフランスのボルドーワインを思わせるボリューミーで飲みごたえのある味わいになっている。昨年のブレンドを踏襲しながらも、今年のぶどうの品質を見極めてブレンドを調整し、冬の食卓を一層豊かに仕上げる味わいを目指して造り上げている。なお、成城石井では「ジョニーQ ヌーヴォ」と「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム」を「立冬ヌーヴォ」と称して販売している。飲み比べも楽しめる「ジョニーQ ヌーヴォ」と「ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム」のセット販売も用意する。

<フランス>ワイナリー「カーヴ ド ジュリエナス」の「カーヴ ド ジュリエナス ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ 2025」は、昨年11月の発売時には、発売月の酒部門月間売上高1位(2024年11月成城石井店舗POS酒部門販売金額実績から)を記録。“ヴィラージュ”という質の良いぶどうが採れる地区のぶどうで造られた、新酒らしいフレッシュさに加えて凝縮感と深い余韻があり、ジューシーなお肉料理や濃厚なチーズとも相性の良い味わいが特長になっている。今年は、天候が良く品質の高いヴィンテージになることが期待されている。
[小売価格]
新巻ワイン デラウェア 2025
720ml:1749円
1,800ml(一升):2959円
ゴールドワイン甲州 2025 720ml:1859円
<オーストラリア>ワイナリー「クアリサ」
ジョニーQ ヌーヴォ 2025 750ml:1859円
ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025 750ml:2189円
<フランス>ワイナリー「カーヴ ド ジュリエナス」
カーヴ ド ジュリエナス ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ 2025 750ml:3839円
(すべて税込)
[発売日]
新巻ワイン デラウェア 2025:10月4日(土)
ゴールドワイン甲州 2025:11月3日(月)
<オーストラリア>ワイナリー「クアリサ」
ジョニーQ ヌーヴォ 2025:11月7日(金)
ジョニーQ ヌーヴォ プレミアム 2025:11月7日(金)
<フランス>ワイナリー「カーヴ ド ジュリエナス」
カーヴ ド ジュリエナス ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォ 2025:11月20日(木)