雪印メグミルク、4月1日から家庭用乳食品・市乳商品の一部を値上げならびに容量変更

雪印メグミルクは、家庭用乳食品・市乳商品の一部について4月1日から、値上げならびに容量変更を実施する。

国内の酪農経営を取り巻く環境は、国際的な穀物・エネルギー等の価格高騰や円安の進行によって、生乳生産コストが急激に上昇し、厳しい状況となっている。

このような状況の中、酪農生産基盤を守り、国産牛乳・乳製品の安定的供給を図るため、同社は4月から加工用生乳取引価格(以下、乳価)を引き上げることで生産者団体と合意した。

また、輸入原料チーズは、外食産業の復調等を受け、世界的に需要が高まっている。一方で、生乳生産量はオセアニアを中心に低調に推移しており、飼料・エネルギーコスト等の高騰による生乳生産コストも上昇していることから国際乳製品相場は高騰している。

加えて、その他原材料や包装資材、エネルギー、物流費等のコストも引き続き上昇しており、乳価の引き上げとあわせて大幅なコストアップが続くことが見込まれている。

同社としても、様々なコスト削減策にて内部吸収すべく取り組みを進めているが、これらのコストアップは企業努力による吸収の範囲を超えるものであることから、値上げならびに容量変更を実施するという。

対象商品は、乳食品83品では、バター、油脂、プロセスチーズ、ナチュラルチーズ、ビザクラスト、ピザソース、練乳、スキムミルク。市乳商品は、市販用が51品で乳酸菌飲料、清涼飲料、ヨーグルト、デザート、クリーム。宅配用が3品で牛乳、乳飲料となる。

改定内容は、乳食品では小売価格の改定率が3.1%~19.0%の引き上げ、価格改定・容量変更では小売価格の改定率が5.0%~13.0%の引き上げ、容量変更の増減率が-5.9%~-10.0%となる。市乳商品では市販用の小売価格の改定率が3.8%~18.2%の引き上げ、宅配用ではメーカー出荷価格の改定率が7.9%~17.9%の引き上げとなる。

[改定日]
乳食品:4月1日(土)特約店着分から
市乳商品:4月1日(土)同社出荷分から

雪印メグミルク=https://www.meg-snow.com/


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