信濃毎日新聞、信州産の「お蚕様」のサナギ入りフライパンポップコーン「飛んで火に炒る夏の虫」を発売

昆虫食の本場・長野県に立地する信濃毎日新聞は4月23日、信州産の「お蚕様」のサナギ入りフライパンポップコーン「飛んで火に炒る夏の虫」を発売する。見た目のインパクトから社内評価でも賛否両論の新商品だが、ポップコーンとカイコのサナギの異なるサクサク食感が楽しめる一品となっている。

「飛んで火に炒る夏の虫」

信濃毎日新聞社は2022年、環境問題や食料難に対応する昆虫食の可能性を探り、信州発の昆虫食を国内外に発信する「昆虫みらいプロジェクト」をスタートし、商品の開発販売や情報発信拠点の開設、イベント開催などに取り組んできた。今回の商品の開発には博報堂の協力を得たという。博報堂では若手クリエイターチームが地域課題解決プロジェクト「じもシゴト」を進めている。両社の活動の一環として、長野県の食文化の一つである「昆虫食」の発信と地域文化の多様性を伝えるため、これまでにない昆虫食商品を共同で開発した。

「飛んで火に炒る夏の虫」

「飛んで火に炒る夏の虫」は、国内で数少ない製糸工場、宮坂製糸所(岡谷蚕糸博物館内)のカイコのサナギを1商品あたり約15匹使用した。岡谷市は明治から昭和初期にかけ、国内最大の生糸生産地として発展。養蚕業は信州の経済を支え、カイコは「お蚕様」とも呼ばれて大切にされてきた。香ばしく炒られたカイコのサナギはサクサクした食感があり、エビや小魚に近い風味がある。黒こしょうを利かせ、クセなく食べやすい味に仕上げた。たんぱく質やオメガ3脂肪酸が豊富な食材となっている。大人は懐かしさを、子どもは目新しさを感じるフライパンポップコーンとのこと。容器内のコーンがはじけ、カイコが踊るような様子を間近に見ながら作れる。

なお、昆虫が苦手な人への試食の無理強いはやめてほしいとのこと(甲殻類アレルギーの人は摂取を控えてほしいという)。

[小売価格]650円(税込)
[発売日]4月23日(火)

信濃毎日新聞=https://www.shinmai.co.jp/


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