森永乳業、Bistro Qの山下シェフとAIによる「クラフト バジルフレッシュモッツァレラ」を使ったアレンジレシピ対決を開催

左から:Bistro Qの山下九シェフ、森永乳業 製品担当の三好晨仁氏、茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授

森永乳業は、一流シェフとAIによる「クラフト バジルフレッシュモッツァレラ」を使ったアレンジレシピ対決を3月25日に実施する。対決に先立ち3月18日に、参戦するBistro Qの山下九シェフと茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授(複雑データサイエンス研究室)による調印式および事前記者会見を開催した。

森永乳業 営業本部 マーケティング統括部 チーズ事業 マーケティング部長の佐藤裕之氏

「物価上昇など社会を取り巻く環境が厳しさをみせる中、消費者に新たな体験を提供し続けるべく、昨年9月にフレッシュモッツァレラ売上No.1ブランド(インテージSRI+フレッシュモッツァレラ市場 2022年8月~2023年7月 累計販売金額)『クラフト フレッシュモッツァレラ』から、『クラフト バジルフレッシュモッツァレラ』を発売した。そのまま食べておいしい、バジル液に入った味付きフレッシュモッツァレラとなっている。チーズのみずみずしさとバジルのフレッシュ感を最後まで楽しめる。食べきりサイズで、食材と和えるだけで1品料理に仕上げることができる」と森永乳業 営業本部 マーケティング統括部 チーズ事業 マーケティング部長の佐藤裕之氏。「フレッシュモッツァレラ市場は直近6年で約2倍と急成長しており、その中でも、ひとくちタイプは約4倍と成長著しく2022年度の市場において4割を占めるほどになっている(インテージSRI+フレッシュモッツァレラ市場 2017年4月~2023年3月 4~3月各年累計販売金額)。伸長する市場において『クラフト』は金額シェア53%とトップシェアを誇っている」とフレッシュモッツァレラ市場について語る。「今回、さらなる新規需要開拓と全く新しい食べ方提案による市場拡大を図るべく、『クラフト バジルフレッシュモッツァレラ』を使った一流シェフとAIによる料理対決を行う」と、食の可能性をも提案する新しいアイデアを世に送り出したいと意気込む。「ChatGPT搭載タレントロボット『AI平野レミロイド』を開発するなど、食分野におけるAIの可能性を探る中、今回の一流シェフ対AIによるレシピ対決によってさらなる可能性を見出していきたい」と述べていた。

左から:Bistro Qの山下九シェフ、茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授

そして、「クラフト バジルフレッシュモッツァレラ」を使ったアレンジレシピ対決に参加するBistro Qの山下九シェフと茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授(複雑データサイエンス研究室)が登壇。調印式が行われた。

左から:Bistro Qの山下九シェフ、森永乳業 製品担当の三好晨仁氏、茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授

まず、今回の対決について、森永乳業 製品担当の三好晨仁氏が説明した。「対決メニューは、フレンチ、イタリアン、独創性(オリジナル)の3品で競い合ってもらう。制限時間は1品10分以内で合計30分となる。審査は、美しさが50点、独創性が25点、手軽さが25点の100点満点で得点してもらう。対決日時は3月25日16時から都内のキッチンスタジオで行う。対決の模様は、YouTubeでLIVE配信する」と詳細について発表した。

Bistro Qの山下九シェフ

この後、山下シェフ、鈴木教授それぞれが宣誓書にサインを行った。対決について山下シェフは、「AIとのレシピ対決の話を聞いた時は、素直におもしろそうと思った。AIには料理を考えるのは難しいと思っているだけに勝てると思っている」と早くも勝利宣言。一方、鈴木教授は、「私自身は料理が全くできない。しかしAIを使うと一流シェフの技にどこまで近づけるのか楽しみでもある。今回の対決でさらなるAIの可能性を見出すことができればと思っている」と、新たな試みにチャレンジするのだと強調していた。

茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授

AIとの対決の話を聞いた時、山下シェフは「いつかこういう企画があるのではないかと思っていた。レシピを作っても、料理を作る人によって味も変わってくる。それだけにAIだけでは難しいのではないか」と、まだ料理の分野ではAIが人間を超えることは難しいと話す。鈴木教授も「AIは味がわからないので、この問題にチャレンジしていきたい」と、味をどのように学習させるかが鍵になるという。「様々なことを自動で行うためには、企画立案という分野でAIが活躍していく必要がある。この企画立案は料理レシピを考える上で必要になってくるため、今回の対決ではAIにおける可能性のステージが一段上がることになるのではないかと期待している」と、高度なAI技術を見出せるのではないかと期待を寄せる。

森永乳業 製品担当の三好晨仁氏

今回、山下シェフと鈴木教授に参加してもらうことになった理由について三好氏は、「山下シェフのお店を訪れて料理を楽しんだが、すべての料理に山下シェフの技やアイデアが詰まっていて、味もさることながらその表現力に圧倒された。山下シェフであれば、『クラフト バジルフレッシュモッツァレラ』で全く新しい料理を考案してもらえると思っている」と、山下シェフの独創性の高さから参加を依頼したとのこと。「鈴木教授はAI研究の第一人者で、AIの可能性に様々な分野で発言されている。中でも無限に近い人の行動から最適解を導き出し、それをビジネスに活かす取り組みを行っていることから、今回の対決でも新たな最適解を導き出してくれると確信している」と、鈴木教授に参加してもらうに至った理由についても教えてくれた。

左から:Bistro Qの山下九シェフ、茨城大学大学院理工学研究科の鈴木智也教授と複雑データサイエンス研究室の学生

対決に向けて「どんな料理を作るのかまだ決めていない」と山下シェフ。「モッツァレラなので素材重視のレシピになるかもしれない。そうなるとAIに近いものになってしまいそうなので、独自のものをこれから考えていきたい」と語っていた。鈴木教授は、「Web上にレシピに関する無数のナレッジが存在する。この情報を高速で組み合わせていくことで、味がわからないというハードルを超えていくことができると考えている」とAIの強みを活かしながらレシピを考案したいと述べていた。最後に山下シェフは「来週の対決のためによいレシピを考案したい」と意気込むと、鈴木教授も「願わくは1勝、良くて2勝、あわよくば3勝を目指したい」とのこと。鈴木教授の複雑データサイエンス研究室の学生は、「AIを使って料理を作るという新たな試みになるが、頑張りたい」とみんなを驚かせたいと意気込んだ。三好氏は「これまでにない組み合わせなど新たな食の可能性に期待している」と、それぞれのレシピがどんなものになるのか待ちきれない様子だった。

「クラフト バジルフレッシュモッツァレラ」は、バジル味がついた、ひとくちフレッシュモッツァレラとのこと。開けたてのフレッシュ感を最後まで楽しめる、食べきりサイズとなっている。調味不要なので、すぐに食べたいおつまみシーンでも、開けてそのまま楽しむことができる。

[小売価格]280円(税別)
[発売中]

森永乳業=https://www.morinagamilk.co.jp


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