鈴廣かまぼこ、四季折々の優美をかまぼこで表現した「歳時記 梅まつり」をリニューアル発売

鈴廣かまぼこ（以下、鈴廣）は、歳時記シリーズ（全9種類）をすべてリニューアルする。第1弾として1月22日から「歳時記 梅まつり」をリニューアル発売する。

四季折々の行事や風景をかまぼこで表現して詰合せにした商品「歳時記」。セット内容の「細工蒲鉾」は国家資格を持つかまぼこ職人がひとつひとつ手づくりしている。日々進化する職人技を細工蒲鉾の開発に活かそうと、昨年からリニューアルプロジェクトが始動した。

新しい細工蒲鉾は、かまぼこが誕生したといわれる平安時代の古今和歌集や万葉集などの世界観を取り入れている。見た目だけではなく、季節を連想させる食材を使用することで、見ても食べても楽しい商品に仕立てた。歳時記は年間を通じて全9種類販売する。ぜひ季節ごとの新作を楽しんでほしい考え。

細工蒲鉾は和菓子の芸術品ともいわれる「上生菓子」の製造方法を参考にして開発した。成形した形がそのまま製品になる和菓子と違い、かまぼこは成形後に加熱工程があるため理想の完成形に近づけるのは至難の業だとか。配合と成形の微調整を幾度も重ね、ついに納得のいく完成形へとたどり着いた。

古くから親しまれる日本の歌の情景を思い浮かべてもらおうと、和歌に登場する四季を表現した。梅の穂先で春の訪れを告げるうぐいすを表した「梅にうぐいす」。冬の寒さに負けずに凛と咲き誇る雪中の「紅梅」。「春かほる丘」はうっすらと雪が残る若草色の丘に咲く緋色の梅を模している。ぜひ、それぞれの細工蒲鉾の花鳥風月を感じながら楽しんでほしい考え。

歳時記梅まつりでは「緋色」と「若草色」の2つの色を基調としている。梅の花の色を表現している緋色は、古来から富を象徴する色として親しまれ、着物や和装に用いられてきた。「若草色」は早春に芽吹いた若草を思わせる柔らかな伝統色となっている。新しい年のはじまりにふさわしい日本の伝統色が、歳時記を通じて次世代へ受け継がれますようにと想いを込めた。

［小売価格］3273円（税込）
［発売日］1月22日（月）

鈴廣かまぼこ＝https://www.kamaboko.com