アサヒ、アップサイクル商品「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」と「同 りんごラベル」をAmazon.co.jpでテスト販売

「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」

アサヒビールは、栽培過程で摘果された熟す前のリンゴを使用して醸造した「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」とリンゴ粕を表面のラベルと包装箱に使用した「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」をAmazon.co.jpでテスト販売する。「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」は10月24日から、「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」は11月14日から発売する。テスト販売を通じて、消費者の声や環境価値商品のニーズを把握することで、今後の商品開発に生かしていく考え。

「ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル」は、リンゴの栽培過程で摘み取られる熟す前のリンゴを使用して醸造したスパークリングワインとのこと。甘みが少なく、ポリフェノールが多く含まれる熟す前のリンゴで作られるため、甘すぎないほのかな酸味・渋みと爽やかな香りを楽しめる。リンゴ栽培では、大きく、おいしいリンゴを作るために、1本の木にできる実の約9割を熟す前に摘み取られる。摘み取られるリンゴの一部をアップサイクルすることで、食品廃棄ロスの削減やリンゴ農家の支援を目指す。赤く色づく前のリンゴを使用した商品であるため「グリーンシードル」と名付け、パッケージの中心に熟成前のリンゴの大きなイラストを配することで、商品の特長を分かりやすく訴求している。

「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」

「ニッカ弘前 生シードル りんごラベル」は、リンゴを搾汁した後に発生し、通常は廃棄されるリンゴ粕を表面のラベルと包装箱に使用した商品とのこと。同商品の原材料の調達から廃棄までの過程で排出される1セットあたり5.5㎏のCO2をリンゴ粕のアップサイクルに加え、「幸せの青い森プロジェクト」のクレジットを購入し、カーボン・オフセットすることで、ライフサイクル全体でカーボンニュートラルを実現した(八重菊県有林の間伐作業によって吸収された二酸化炭素量を、環境省のオフセット・クレジット(J-VER)制度を活用し、クレジットを購入することで、ライフサイクル全体で発生するCO2排出量を実質ゼロにする)。リンゴ粕を使用していることを訴求するために「りんごラベル」と名付け、パッケージに「PLANS TO ACHIEVE CARBON NEUTRALITY(カーボンニュートラル達成への計画)」の文字を記載した。同商品は3種詰合せセットとして販売する。

「ニッカ弘前 生シードル」は、ニッカウヰスキー弘前工場が誕生した1960年から製造しているリンゴのスパークリングワイン。国産リンゴを100%使用し、生のリンゴを丸ごと搾った果汁を、熱を加えず発酵させることで、リンゴのみずみずしい味わいが楽しめる。今年7月には、ニッカウヰスキーとともに、持続可能なシードル製造に欠かせないリンゴ農家の支援のための補助労働力確保や弘前産リンゴおよびシードルのブランド価値向上を目的とし、弘前市へ企業版ふるさと納税を実施した。今年9月には、“弘前から届ける自然の恵みで、日本らしいやさしくあたたかな社会をつくる”というパーパスを掲げ、自然豊かな“弘前”にある工場で醸造していること、製造工程で熱を加えない“生シードル”であることの訴求を強化するブランド名とパッケージにリニューアルした。同商品の発売を通じて、シードル市場のさらなる活性化を図るとともに、消費者の満足を追求し“期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造”を目指す考え。

[発売日]
ニッカ弘前 生シードル グリーンシードル:10月24日(火)
ニッカ弘前 生シードル りんごラベル:11月14日(火)

アサヒビール=https://www.asahibeer.co.jp/


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