Drink&Food♥2023/10/12 19:54

しゃぶしゃぶ温野菜、お茶の水女子大学の公認サークル「Ochas」と共同開発した「オリーブオイルしゃぶしゃぶ御膳」を販売

コロワイドグループのレインズインターナショナルが展開するしゃぶしゃぶ温野菜（以下、温野菜）は、“食べる幸せ”を届けるお茶の水女子大学の公認サークル「Ochas（オチャス）」と女性の悩みを解消するために開発した「オリーブオイルしゃぶしゃぶ御膳」を10月26日から販売する。10月11日には新メニュー発表会が行われ、「オリーブオイルしゃぶしゃぶ御膳」を開発した経緯や味わいの特徴などについて説明した。また「オチャス」所属のお茶の水女子大学の学生も登壇し、新メニューへの想いなどについて語ってくれた。

「『温野菜』は、女性の利用者が多いものの、30代、40代が中心。そこで、もっと幅広い女性の消費者にも足を運んでもらいたいと考え、Z世代の悩みを解決する健康的なメニューを考案しようと考えた」と、レインズインターナショナル温野菜企画の杉山氏が挨拶。「女性特有の悩みとして便秘が挙げられる。特に若い世代も便秘に悩む人が増えているということから、同年代の女性の意見を取り入れたメニューを開発することにした」と、お茶の水女子大学の公認サークル「オチャス」と共に新メニューを開発するに至った経緯について教えてくれた。

そして、新メニューの開発に携わったお茶の水女子大学生活科学部食物栄養学科3年生の鹿住さんと大久保さんが登壇。鹿住さんは、「便秘解消には食物繊維をしっかり摂取することが大切であることから、食物繊維が豊富に摂れるメニューを考えた。また、しゃぶしゃぶは和食とのイメージが強いが、洋風にアレンジできないかと考え、オリーブオイルをだしに利用することを発案した」と、自分自身が食べたいと思えて、健康的でもあるメニューを考えたのだと説明する。

こうした学生たちの意見を受けて開発したメニューが「オリーブオイルしゃぶしゃぶ御膳」なのだという。レインズインターナショナル温野菜商品開発の岸氏は、「香味野菜をじっくり煮込んだ特製スープと牛肉の旨みに醤油、にんにくを加え、エキストラバージンオリーブオイルを加えた香り豊かな“オリーブオイルだし”になっている」と、舌触りがなめらかなだしになっていると解説する。

「エキストラバージンオリーブオイルは100℃を超えると酸化してしまうのだが、水分が100℃を超えることがないため、エキストラバージンオリーブオイルの味わいをしっかり楽しめるようになっている」と、最後にオリーブオイルを加えることで、アヒージョやペペロンチーノを彷彿とさせる洋風な味わいが楽しめるとのこと。

「国産のおが屑で丁寧に育てた温野菜オリジナルの『味えのき』、真っ白で可愛らしくコリコリ食感がたのしい『花びら茸』、食べ応えのある『ジャンボなめこ』、旨みあるだしが出る『完熟舞茸』といった食物繊維が豊富な旬のきのこや、いちごと同じ糖度の『甘にんじん』など、こだわりの野菜を余すことなく堪能できる」と、オリーブオイルは旬の野菜との相性が抜群なのだと述べていた。「『オリーブオイルしゃぶしゃぶ御膳』には、安穏芋を使った最中アイスもデザートとして提供する」と、女性が喜ぶ御膳になっていると説明した。

「今回のメニューは健康を意識した食べきりセットになっている。そのため、これまで『温野菜』を利用したことがない人にも楽しんでもらいやすい御膳のメニューを提供することで、新たな消費者に『温野菜』の魅力を知ってもらえるのではないかと期待している」と、おいしくたくさん食べてきれいになれるメニューになっていると杉山氏は話していた。