オタフクソース・ケンミン食品・永谷園・日本ハム・ハウス食品、食物アレルギーに配慮した「イベントレシピ」を開発

食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー（オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品 ※五十音順）は、“食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現”に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、啓発活動に取り組んでいる。賛同メーカーでは、この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動している。

プロジェクトAでは、食物アレルギー配慮商品を買い求めやすい環境づくりに向け、5社協同での営業提案活動を行っている。その一環として、売り場づくりに求められるような季節のイベントで活用できる「イベントレシピ」を新たに9品開発した。レシピは各社ホームページで公開している。

日頃から食物アレルギーを持つ人やその家族から、「食物アレルギー配慮商品はどこで買えるのか」という問合せが各社へ寄せられている。そこでプロジェクトAでは、買い求めやすい環境づくりについても重要な課題と考え、参画企業5社の商品を活用した売り場の提案など営業活動においても連携している。これまでも5社の商品を生かし、食物アレルギーに配慮したメニューバリエーションを訴求するレシピを開発してきたが、今回はこの売り場づくりに役立つ4つのイベント（ハロウィン、クリスマス、ひなまつり、こどもの日）にちなんだレシピを作成した。これらに加え、プロジェクトAで開発してきた合計65のレシピを活用し、時期に応じて売り場などを通して広く紹介する。

全国の公立小中高校において、食物アレルギーを持つ子どもが約52万人いるといわれている（出典：日本学校保健会「令和4年度 アレルギー疾患に関する調査報告書」）。食品の選択等、工夫をすることで食物アレルギーがあってもなくても、みんなで同じものを楽しむことができる。今後もプロジェクトAでは、「家庭における調理メニューのバリエーション」と「加工食品を使用することによる調理の利便性」「買い求めやすい環境」を提供していく考え。

オタフクソース＝https://www.otafuku.co.jp/
ケンミン食品＝https://www.kenmin.co.jp/
永谷園＝https://www.nagatanien.co.jp/
日本ハム＝https://www.nipponham.co.jp/
ハウス食品グループ本社＝https://housefoods-group.com/