紀文、魚肉を使わないさつま揚“SOY SATSUMA”「大豆でつくった 丸天シリーズ」3品を「Makuake」で予約販売

紀文食品は、魚肉を使わないさつま揚“SOY SATSUMA”「大豆でつくった 丸天シリーズ」3品を、マクアケが運営する応援購入サービス「Makuake」で6月19日から予約販売を開始した。

紀文にとってかまぼこやはんぺん、ちくわといった“練り製品”は主力商品カテゴリの一つ。その練り製品の原料は、もちろん魚だとか。日本人の魚離れが叫ばれる中、練り製品は簡単においしく食べられる魚由来の食品として日本の食卓を彩ってきた。しかしながら、練り製品の原料である魚の漁獲量は国際情勢や地球温暖化の影響によって不安定な状況にあり、同社もここ数年この問題を目の当たりにしてきたという。今こそ、おいしさと地球環境へのやさしさを両立し、持続可能な社会の実現に向けた商品を開発していくべきだと考える。

SDGsの目標の中に、「14:海の豊かさを守ろう」という目標がある。紀文もこのような課題に向き合い、「大切な海洋資源を維持し、かつ練り製品のおいしさを味わえる“魚肉を使わない練り製品”ができないか」と考え、今回従来の魚由来の商品をプラントベースで作るプロジェクトを立ち上げた。

紀文には魚肉練り製品の開発で培ったたんぱく質加工研究の土台がある。また、魚肉たんぱくだけでなく、大豆たんぱくの研究も進めたことによって“魚肉+大豆”の商品化に成功し、「魚河岸あげ」などのロングセラー商品を生み出した。この技術を駆使して、魚肉を使わず(味付けには魚のエキスを使用している)、大豆たんぱくから練り製品を作り出すことに成功。それが、今回Makuakeで予約販売する「大豆でつくった 丸天シリーズ」となる。

左から:「大豆でつくった 丸天」「大豆でつくった 根菜天」「大豆でつくった 黒豆天」

「大豆でつくった丸天シリーズ」は、「大豆でつくった 丸天」「大豆でつくった 根菜天」「大豆でつくった 黒豆天」の3タイプ。練り製品独特のプリッとした歯ごたえや口当たり、形状を従来のさつま揚に近付け、日本人になじみのある大豆の旨みも味わえる、懐かしさと新しさが調和する日本の味に仕あげた。“あし”と呼ばれる魚肉練り製品ならではの食感を再現すべく、同プロジェクトには水産ねり物製造工として東京マイスター(都内に勤務する技能者のうち、極めて優れた技能を持ち、他の技能者の模範と認められる者のことで、都知事が認定)に認定された職人である社員が携わっている。

加熱済み食品のため、そのままでも食べられるとのこと。またさつま揚と同様、フライパンでサッと焼いたり、電子レンジで温めたりすると、よりおいしく楽しめる。

プラントベースの畜肉の代替品は多々市場に見受けられるが、魚肉の代替品はまだまだ主流になっていない。元来日本人になじみのある大豆でつくった丸天シリーズは、和食として、とりわけご飯との相性がよく、この商品にしかない紀文ならではのおいしさに仕上がったと自負しているという。今後は、長年培ってきたたんぱく加工技術を用いて、新たな“魚肉を使わない練り製品”の開発を進めていきたい考え。

「大豆でつくった 丸天」は、がんもどきでも厚揚げでもなく、まるでさつま揚のようなプリッとした食感となっている。ほんのり甘いやさしい味だという。

「大豆でつくった 根菜天」は、れんこん、ごぼう、にんじん、ひじきを加えて食感にアクセントをつけた。野菜の旨みと食感を楽しむことができる。

「大豆でつくった 黒豆天」は、黒豆を加えて、豆の風味を際立たせた。プリッとした食感に黒豆のほっこりした食感が相性抜群だという。

[発売日]6月19日(月)

紀文食品=https://www.kibun.co.jp/


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