- マイライフストーリー2025/09/03 23:01
キリンビバレッジ、ALSOKと協働で高齢者施設入居者を対象に機能性表示食品の「おいしい免疫ケア」を提供する取り組みを開始

キリンビバレッジは、老人ホームなど介護サービスを展開するALSOKと、9月から1ヵ月間、全国8都市10施設の高齢者施設入居者を対象に機能性表示食品の「おいしい免疫ケア」を提供する取り組みを開始した。8月29日に、提供先の施設を代表してホームステーション石神井公園においてALSOK担当者、施設長、キリンビバレッジ担当者が登壇し、同取り組みの概要や実施に至った背景を発表した。

今年の夏は、「早期化」「高温化」「長期化」が特徴とされている。気象庁が発表した3ヵ月予報(8月19日発信 向こう3ヵ月の天候の見通し)によると、9~11月も高温傾向は継続し、今年も厳しい残暑が長引くと予想されている。こうした背景から、キリンは全国の施設入居者の人々に“免疫ケア(健康を維持するための「外敵と戦うカラダの防御システム」である免疫機能を、正常に働かせ、その状態を維持するための行動)”をサポートする新しい取り組みを行うことで、夏の 高齢者が抱える健康課題に対する一助となることを目指す。

8月29日には、ホームステーション石神井公園の入居者へ昼食時に「キリン おいしい免疫ケア」を提供した。入居者からは、「甘すぎなくてとてもおいしい」や「こんなおいしいんですか!」、「みんなで毎日飲めるのが楽しみ」といった声が聞かれたという。

ALSOK 介護事業部 課長代理 越知氏は、「当社の介護事業は、グループ全体で約200施設あり、施設と在宅を含めて年間約2万5000人に利用されている。介護事業の運営にあたり、入居者の体調管理はとても重要なテーマとなっている。今年の夏も、35℃を超える猛暑日が続き、屋外と屋内の寒暖差が大きかったりと、体調管理が難しい季節として課題を感じていた。こうした課題感があった中で、今回ご縁があり、9月から1ヵ月間、全国8都市10施設の介護施設入居者様を対象に、機能性表示食品『キリン おいしい免疫ケア』を約2万本提供してもらうことになった。プラズマ乳酸菌は、一般的な乳酸菌と違い、免疫の司令塔に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つということで、残暑が厳しい9月になることが予想される中、介護事業の現場では大きな期待をしている」とコメントしていた。

ホームステーション石神井公園施設長 松村氏は、「暑さが厳しい日々が続くが、ホームステーショ ン石神井公園では、高齢者の人は水分補給が苦手な人が多いため、一人ひとりのその日の水分摂取量を把握するように努めている。高齢者の人は一回にたくさん量が飲めない、かつ、あまり水分を取りたがらないこともあり、お茶を飲みたがらなければゼリー、それでも足りなければ、自販機で好きなものを選んでもらうなど、様々な形で水分摂取をしてもらえるよう、工夫をしている。今回提供してもらった『キリン おいしい免疫ケア』で、入居者が楽しみながら、水分補給、体調管理ができるのは職員としても有難い。今回の施策をきっかけに冬だけではなく夏も“免疫ケア”が大切だと知ったので、ぜひ1ヵ月間の継続を目指し、入居者の体調管理に努めていきたいと思う」と述べていた。

キリンビバレッジ マーケティング部ブランド担当主任 相沢氏は、「今年は例年涼しくなるタイミングでまだ暑く、残暑が続いている。近年の夏は、単に『暑い』という言葉では片付けられないほど、私たちの体調に大きな影響を与えている。キリンとしては、この夏の日々のニュースなどを見る中で、高齢者の体調管理の難しさに課題を感じるとともに、プラズマ乳酸菌は高齢者に貢献できるポテンシャルが高いのではないかと考えていた。そんな中、『安心できる暮らしの中で、一日でも長く元気に過ごしてほしい』と考えられているALSOKと出会い、ご縁があり、今回の商品提供を実現する運びとなった」と、今回の取り組みに至った経緯を説明する。「今回の商品提供によって、ALSOKの施設入居者にとって、『キリン おいしい免疫ケア』による体調管理の習慣が、日々の楽しみの一つとなり、残暑が続く期間を健康に過ごしてもらう一助になれば嬉しい。当社は、今後も高齢者の人々を注目ターゲットの一つとして捉え、プラズマ乳酸菌で体調管理面での貢献を目指していきたいと考えている」と語っていた。

取り組み内容は、ALSOKが運営する施設全国8都市・10施設に、9月1日から約1ヵ月間、「キリン おいしい免疫ケア」100mlペットボトル約2万本を提供。提供方法は施設職員から希望のあった入居者へ1日1本提供する。