「メンズ日傘」男性の9割以上“肯定的”、2年で12.5%増に

いまや災害級の暑さと表現されるほどの酷暑が続く、日本の夏。2023年は地球温暖化による気温上昇に加え、エルニーニョ現象の影響から「観測史上最も暑い年」になったが、今年もすでに昨年以上の猛暑が予想されるなど早い時期から熱中症対策への呼びかけが始まっている。そんな過酷な夏を「少しでも快適に過ごしたい」「紫外線を遮り日焼けの防止に」と、注目を浴びるのが「メンズ日傘(男性用の日傘)」だとか。

一昨年(2022年)・昨年(2023年)に続き、全国26院を展開する男性専門の医療脱毛専門院「メンズリゼ」(医療法人社団風林会)では今年2024年も10~40代の男性600名を対象に「男性日傘に関するアンケート調査」を実施した(期間:4月7日から9日の3日間・インターネット調査)。

「猛暑&マスク着用の夏」の2022年に実施した第1弾、「コロナ後、初の脱マスクの夏」の2023年に実施した第2弾、そして今回実施した第3弾(2024年)の調査を基に、「メンズ日傘に対する男性の心情」を過去のデータ比較によって紐解く。

その結果、「日傘をさす男性」見たことがある男性は全体の半数に(48.0%)達した。「男性の日傘使用」では、男性の9割以上(92.2%)が「肯定的」にとらえ2年前(79.7%)と比べると12.5%増となった。夏に日傘を利用しない男性が昨年は4割(39.7%)いたのに対し、今年は2割(23.0%)と半減した。日傘をすでに使用している男性は13.5%(昨年8.0%)、使用してみたい男性は7.5%(昨年6.4%)、前向きに検討中の男性は56.0%(昨年45.9%)と、「メンズ日傘希望者」が顕著に増加している。男性の9割(89.9%)は「日傘をさすことで暑さから身を守れる」と回答していた。

メンズリゼ総院長の赤塚正洋先生

今回の結果について、メンズリゼ総院長の赤塚正洋先生は、「猛暑日が続く夏場では特に『日傘』は自身を守るための秀逸なアイテムとなる。紫外線を遮る『(1)日焼け対策』、肌老化や皮膚がんの発生を低減できる『(2)光老化対策』、体温上昇を抑え熱中症リスクも回避できる『(3)熱中症対策』、日陰を作り出すことで『(4)汗の量や臭いの抑制』、『(5)頭皮環境を守る』ので将来薄毛や白髪になるリスクを低減、といった効果を望める。また、晴雨兼用のものであれば、急な雨でもビニール傘を購入しなくてよいので細かな出費もないので、父の日ギフトにも良い。この夏、男性も日傘を使用してみては」とコメントしている。

これからの季節は肌の日焼け、シミ・そばかす、しわ・たるみ(いわゆる光老化)の引き金になる「紫外線」が増える。

具体的な紫外線対策としては、日焼け止めの塗布や日傘などを利用し、さらにこまめに保湿を行う。日焼け止めは保湿をしたあと、外出のしばらく前にむらなく塗布して十分に肌になじませてほしいとのこと。汗や水分で流れ落ちてしまうので、ティッシュなどで優しく拭き取ったあとにこまめに塗布しなおすのがポイント。晴れた日だけではなく紫外線は、曇りの日(晴れた日の5~6割)や雨の日(晴れた日の2~3割)でも降り注いでいるので注意してほしいという。

メンズ日傘は、昨年11月発売の日経トレンディ「2023年ヒット商品ベスト30」で第14位に選出。また、傘の国内売上トップシェアを誇るワールドパーティーの場合、メンズ日傘「男の晴雨兼用傘 Wpc. IZA(ダブリュピーシーイーザ)」のシリーズ累計販売本数は、2022年の約12万本から2023年は約40万本と、前年比3.3倍を超える大ヒットになる(引用元:ワールドパーティー調べ(2023年11月実施))など、日傘に対する男性ニーズの高まりがうかがえる。また、環境省によると、「1年間に浴びる紫外線の70~80%は、4月~9月に集中(紫外線環境保健マニュアル2020)」とされているが、その環境省でも日傘の使用を推奨しているという(引用元:日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!)。


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