若さの維持には自律神経が関係している? 自律神経が乱れると血流が悪くなり全身の機能が低下

私たち人間の自律神経は、ライフステージによってリズムがあるといわれています。加齢によって自律神経の働きにも大きな影響があると考えられているのです。つまり、自律神経の乱れを引き起こすのは、ストレッサーや不規則な生活習慣だけではなく、年齢も関係しているということです。

10~20代の若いころは、副交感神経の働きが強いため、多少の無理や夜更かしをしても、一晩ぐっすり眠ればすぐに回復します。寝ている間は副交感神経が優位になるからです。しかし、男性では30代、女性では40代くらいから、副交感神経の働きが衰え始め、交感神経が優位の状態に偏りがちになってきます。副交感神経の働きが衰えると、眠っている間に回復しづらくなり、翌日も疲れを引きずっていることになります。

交感神経が優位な状態では、末梢血管が収縮しているために、血液の循環が悪くなります。そのため、全身の機能が低下してしまいます。集中力や判断力の低下、休んでも疲れが取れないなどの加齢による不調は、自律神経が大きく関わっているのです。

自律神経が整っていると、胃腸の調子がよくなり、栄養素を十分に吸収できるようになります。また、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、血管収縮と拡張を繰り返して、血流がよくなります。血流がよくなると、全身の細胞に酸素や栄養素が行き渡り、老廃物を排出しやすくなります。筋肉や脳の働きもよくなり、さらに肌や髪の毛につやを与えます。自律神経を整えることは、年をとっても心身ともに健康で、若さを保つためのポイントといえます。(監修:健康管理士一般指導員)


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