左脳と右脳をバランスよく使って脳全体を活性化しよう

人間の脳は、左脳と右脳が役割分担をしていて、それらが協調することで能力を発揮しています。そのため、脳全体を活性化させるには、左脳と右脳をバランスよく、上手に使いこなすことが重要とされています。まずは、左右の脳の役割を見てみましょう。

左脳は、言語や数字などを処理し、理論や数値データ、理性、記憶などを担っています。一方、右脳は、五感を通じて色彩や音色、感性などを処理し、情緒や直観力、創造性、芸術性を司っています。もし、認知症の障害が起こった場合には、その部位が左脳か右脳かによって症状の現れ方にも違いが出てくるそうです。

一説には、「長年、左脳の理屈や計算能力ばかりを使い、右脳による創造性、感性、感情を抑え込んで生きてきた人は、認知症になりやすい」ともいわれます。また、「ひたすら仕事人間に徹してきた人が、定年を迎えて生きがいを見失った途端、認知症のサインが現れるようになった」という話もあります。

普段、私たちは左脳に頼りがちで、積極的に右脳を使う生活を送っていないことが多くみられます。だからといって右脳だけを活性化させるのではなく、両方をいかに総合的に働かせるかが大切です。左脳と右脳の両方をバランスよく使うためにも、楽しいと感じられる趣味や芸術に触れる機会を持ったり、スポーツをして体を動かすなど、生きがいを見つけることをおすすめします。

とはいえ、何をしたらよいのかわからないという人は、絵を描くことから始めてはいかがでしょう。絵は、大きく形と色の2つに分けられます。形は、考える力や観察力を発達させ、色は、五感や感情、情緒を発達させます。つまり、形は左脳、色は右脳を刺激するので、絵を描くことで脳を総合的に活性化させることができるのです。最近では、大人の塗り絵も販売されていますので、ぜひチャレンジしてみては。(監修:健康管理士一般指導員)


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