明治、ピジョンと共同で乳児用液体ミルクセット「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」を発売

「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」

明治は、ピジョンと共同で、災害時にもすぐに赤ちゃんにミルクをあげられる自治体向けの乳児用液体ミルクセット「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」を9月1日から発売する。

「明治ほほえみ らくらくミルク ピジョン母乳実感 防災セット」は、同社の「明治ほほえみ らくらくミルク(200ml×6缶)」「アタッチメント」と、ピジョンの「母乳実感(哺乳器用乳首、キャップ・フードセット)」を組み合わせて、自治体向けに発売する商品。セット内容の「明治ほほえみ らくらくミルク」に「アタッチメント」と「母乳実感(乳首、キャップ・フード)」をつけることで、災害時にもすぐに赤ちゃんにミルクをあげることができる。

同社の「アタッチメント」は、「明治ほほえみ らくらくミルク」の企画品(ベビー用品店・EC・ドラッグストアなどで販売している(アタッチメントはピジョン製「母乳実感」専用の設計。2020年にピジョン株式会社と共同で開発した))などに付属して販売をしてきたが、複数の自治体から、「明治ほほえみ らくらくミルク」と一緒に、アタッチメントと哺乳器用乳首「母乳実感」を備蓄したいという声が多くあったという。今回、この要望を受け、「赤ちゃんに災害時にも安心して栄養摂取ができる環境を提供したい」という両社の共通する思いから同セットの発売に至った。

自治体は一つの箱にまとまっていることで、災害時の混乱下でも授乳に必要なものを迅速に提供することができ、哺乳瓶などの備蓄の必要もなくなるため、備蓄のためのスペース削減にもつながる。

同社で実施した備蓄に関する全国自治体調査(同社と日本気象協会の共同調査(2023年7月実施、全国自治体備蓄状況調査、全国1741自治体に調査票を送付し回答のあった474件を集計、同調査の詳細については8月中旬以降公表予定))では、液体ミルクを自治体自身で購入して備蓄している自治体は全体の約5割であることがわかっている。また、備蓄していない自治体においても、「液体ミルクを備蓄する予定がある・予定はないが備蓄の必要性があると認識している」と回答した自治体は約7割との結果になった。同社は、自治体の人々に、さらに備蓄用として活用しやすいセット商品を提供することで、自治体の備蓄促進に貢献し、災害時の赤ちゃんの健康を守っていきたい考え。

自治体での備蓄実施に至っていない理由として「賞味期限などが短く廃棄ロスの懸念がある」が一番多く挙げられている。この課題に対し、備蓄を自治体だけで行うのではなく、地域の病院と連携して、病院内でも活用しながら備蓄をしていく「ローリングストック」の取り組みも始まっている。調乳不要の液体ミルクを使用することは人手不足の病院側にとってもメリットとなっている。

「明治ほほえみ らくらくミルク」は、母乳を手本とした粉ミルク「明治ほほえみ」ブランドと同等の栄養設計で保存料不使用の液体ミルク。調乳が不要で簡単にミルクをあげることができるため、「日常」では育児負担の軽減に貢献し、水などが手に入りにくい災害などの「非常時」にも役立つフェーズフリー認証商品(フェーズフリー協会が、商品やサービスの日常時および非常時の価値を審査し、審査の結果、確かにフェーズフリー性があると認められた商品に「PF認証マーク」の使用が認められる)となっている。2019年3月に発売して以降、多くの家庭や自治体で使用されてきた。5月には、日常での利用シーンの広がりに伴い、リキャップ式の飲む量や月齢に合わせた2種の容量タイプ(120ml、200ml)へリニューアルし、さらに多くの人々に使用されている。

[発売日]9月1日(金)

明治=https://www.meiji.co.jp/


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