ブロードメディア、ルネサンス高校グループが「大人と高校生747人が語る、“未来につながる学び”」に関する調査を実施

ブロードメディアが運営する、オンラインで学べる広域通信制高校のルネサンス高校グループは、6月6日~6月10日の5日間、全国の20代~30代のビジネスパーソン300人と、全国の現役高校生300人、ルネサンス高校グループの在校生(任意の生徒のみ)147人を対象に「大人と高校生747人が語る、“未来につながる学び”」についての調査を行った。その結果、社会人の高校時代における学びに関する本音や、現役高校生のリアルな学びの現状などが明らかになった。

「大人と高校生747人が語る、“未来につながる学び”」に関する調査の結果、ビジネスパーソンに高校時代に「もっとやっておけばよかった」と感じることがあるか聞いたところ、1位が「お金の知識(家計管理、投資など)」で35.7%、2位が「英語・語学の勉強」で34.7%という結果になった。

ビジネスパーソンに就職活動においてより有効だと感じるものについて聞いたところ、「学力(例:偏差値の高い学校、学歴など)」が37.7%であるのに対し、「学業以外で培った経験(例:部活動、アルバイト、ボランティア、課外活動、趣味、対人スキルなど)」「その他」が62.3%と、5人中3人が学業以外の経験の方が就職活動において有効だと感じていることが判明した。

現役高校生に「今、大事だと思っていること」を聞いたところ、「勉強や成績」が55.3%で最も高く、次いで「人とのつながり(友人・家族)」が46.3%、「自分の“好き”を追求すること」が43.7%と、勉強や人間関係以外にも自分の“好き”なことを追い求める姿勢があるということが明らかになった。

現役高校生とビジネスパーソンに、通信制高校の学び方で魅力的だと感じる点を聞いたところ、高校生は「通学日数を自由に設定できる」が53.7%で最も高く、次いで「体調に合わせた学習計画が立てられる」が40.3%という結果になった。一方、ビジネスパーソンは「ネットでの学習で卒業ができる」が35.3%で最も高く、次いで「通学日数を自由に設定できる」が30.0%という結果になり、多様性や効率性を魅力と捉えていることが判明した。

調査結果について詳しく見てみよう。20代~30代のビジネスパーソンに、高校時代に「もっとやっておけばよかった」と感じることを聞いたところ、74.7%が高校時代に「もっとやっておけばよかった」事項を回答しており、多くのビジネスパーソンが、学校以外の勉強に関して高校時代にもっと学んでおけばよかったと感じていることが明らかになった。具体的には、1位が「お金の知識(家計管理、投資など)」で35.7%、2位が「英語・語学の勉強」で34.7%という結果になった。

全国の現役高校生とルネサンス高校生に、「今、大事だと思っていること」は何か聞いたところ、全国高校生の1位は「勉強や成績」で55.3%、2位は「人とのつながり(友人・家族)」で46.3%、3位は「自分の“好き”を追求すること」で43.7%だった。また、ルネサンス高校生の1位は「自分の“好き”を追求すること」で32.0%、2位は「将来のキャリアを考えること」で19.0%、3位が「健康・メンタルケア」で12.2%という結果になった。全国の高校生は「勉強や成績」「人とのつながり」など従来重視されてきたテーマへの関心が高い一方で、ルネサンス高校生は「“好き”の追求」や「将来のキャリア」「健康・メンタルケア」など、自分自身と向き合いながら未来を見据える傾向がより顕著に表れた。共通して見られたのが、「自分の“好き”を追いかけること」への強い関心で、現代の高校生は知識や評価だけでなく、“好き”を軸にした価値観を大切にしているのかもしれない。

全国の現役高校生に、高校生のうちにやっておきたいことを聞いたところ、進路をしっかりと決めたいという意見や、それにともない今のうちからしっかりと勉強を頑張りたいという内容の意見が多く見られた。また、学校での勉強以外にも、英検や資格、お金に関する勉強がしたいという意見もあり、「将来のために今できることに取り組んでおきたい」という意識の高さがうかがえた。

一方で、今しかできない青春を満喫したいという意見も多く、高校生ならではの遊びや行事も楽しみつつ、「今」と「将来」の両方を大切にするという姿勢が、現代の高校生の特徴なのかもしれない。

また、ルネサンス高校生の回答はより具体的な目標が多く、スキルアップへのモチベーションが高い印象で、より就職や夢を意識した高校生活を送っていることが垣間見えた。

全国の現役高校生とビジネスパーソンの両方に、通信制高校の学び方で魅力的だと感じる点を聞いたところ、高校生の回答では「通学日数を自由に設定できる」が53.7%で最も多く、次いで「体調に合わせた学習計画が立てられる」が40.3%という結果になった。通学や時間の制約にとらわれず、体調に合わせて自分のペースで学べる点に、柔軟さや安心感を抱いていることがうかがえる。

一方、ビジネスパーソンは「ネットでの学習で卒業ができる」が35.3%で最も多く、次いで「通学日数を自由に設定できる」が30.0%という結果だった。働きながら学ぶ立場や、社会的な効率性の観点から、時間と場所に縛られない学びに魅力を感じる人が多いようだ。

今回の調査を通じて見えてきたのは、大人が感じる「未来につながる学び」と、「高校生が描くビジョン」が交差しているということだった。

社会人となった20代~30代のビジネスパーソンの多くは、高校時代を振り返って「もっと学んでおけばよかった」という想いが残っており、中でも「英語」や「お金の知識」といった社会に出てから実際に役立つスキルへの関心が高く、「学歴」よりも「実践的な知識や経験」の重要性を実感している人が多いことがうかがえた。

一方、現役高校生は「勉強」や「人とのつながり」だけでなく、「自分の“好き”を追求すること」や「今しかできない経験」も非常に大切にしており、従来のような学力偏重型の価値観から、自己表現や個人の価値観も重視する姿勢がうかがえる。また、「あなたが『今、大事だと思っていること』は何ですか」や「通信制高校での学び方として魅力的だと思うことを答えてください」から読み取れるように、自身の健康やメンタルケアへの関心も高く、体調に合わせた学び方も重視されているようだ。

進路や将来に対しては、「しっかり決めたい」「今のうちから準備したい」という意識が強く、今のうちから「英語」や「金融」「プログラミング」など、将来を見据えて取り組んでいる人も見受けられた。これは、ビジネスパーソンが「高校時代にもっとやっておけばよかった」と思っている分野とも重なっており、親世代の助言やSNSの情報から今の高校生たちの意識や行動に反映されているのかもしれない。

さらに、通信制高校に関する意識もビジネスパーソンと高校生の認識にギャップがあり、「通学日数を自由に設定できる」「ネットで学習して卒業できる」など、柔軟な学びのスタイルに魅力を感じる声が多く、今の高校生にとっては「自分に合ったペースで」「好きなことと両立できる」場所として、進学先の選択肢にしっかりと意識している印象だった。

これからの教育には、「ただ知識を教える」のではなく、その学びが将来どのように役立つのかを結びつける視点や、生徒一人ひとりが自分らしい学び方を選べる柔軟性がますます重要になるといえそうだ。社会の変化に対応しながらも、未来を切り拓こうとする高校生たちにとって、通信制高校のような多様な学びのスタイルが、今後さらに注目される存在になるかもしれない。

2006年、茨城県にルネサンス高等学校を開校し、通信制高校にICT教育をいち早く取り入れた「ルネサンス高校グループ」は、スマートフォンやパソコンを利用したネット学習で、自分のペースを大切にしながらいつでもどこでも学習でき、少ない登校日数で自由に学べる通信制高校。eスポーツやK-POP、プログラミングなど、夢や個性に合わせたコースを多数用意。どんな個性も受け入れ、誰もが自分らしく学べる環境を提供し、担任の先生をはじめとした教職員が一人ひとりをしっかりとサポートする。内閣府によって認定された教育特区に、広域通信制のルネサンス高等学校、ルネサンス豊田高等学校、ルネサンス大阪高等学校の3校と12拠点のキャンパス等を運営している。

[調査概要]
調査方法:WEBアンケート
調査対象:(1)全国男女 20代~30代のビジネスパーソン
     (2)全国男女 現役高校生
     (3)ルネサンス高校生
有効回答数:747人((1)(2)各300人、(3)147人)
調査実施日:6月6日(金)~6月10日(火)

ブロードメディア=https://www.broadmedia.co.jp
ルネサンス高校グループ=https://www.r-ac.jp


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