コクヨ、「Campus」をノートブランドから学生のまなびを支える「まなびかたブランド」へ刷新

コクヨは、今年で発売50周年を迎え、累計販売冊数37億冊を超える(昨年末時点)キャンパスノートをはじめとする“Campus(キャンパス)”を、9月からノートブランドから学生のまなびを支える「まなびかたブランド」へ刷新する。それにともない、文具を用いたまなびかたのヒントやアイデアによって、学生が自分らしいまなびかたを見つけるサポートをする「まなびレシピ」を公開する。商品にひもづくこのまなびの手法をWEBや店頭で展開することで、学生のまなびかたとの出会いをサポートする。

キャンパスノートは1975年の発売以来、多くの消費者のはたらく、まなぶ、くらすシーンの「書く」を支えてきた。時代とともに変化を続けながら、50年の節目を迎えた今年、さらなる未来を見据え、“Campus”を通じて果たすべき責任とはなにか--。同社ではブランドを根本から見つめ直し、原点である学生のまなびをより広く深く支えていきたいとの思いに至ったという。これまでノートを通じてまなぶ人に寄り添い、まなぶ人の観察によって培ってきたノウハウと、総合文具メーカーならではの強みを生かし、先行きが不透明かつ不確実な時代に生きる世界中の学生に、前向きな「まなびかた」を提供するブランドへと生まれ変わる。文具という身近で誰もがアクセスできるツールを通じて、未来で活躍する学生を一番そばで応援する存在として、コクヨは新たな“Campus”とともに、次の50年に向けた挑戦を始める。

新学習指導要領では、デジタル技術の急速な普及やグローバル社会を背景に、従来の暗記中心の学習から創造性や思考力・判断力を重視した「主体的な学び」と「試行錯誤しながらの継続的な学び」への転換が求められている(出典:文部科学省「初等中等教育分科会 資料1 教育課程企画特別部会 論点整理/2 新しい学習指導要領等が目指す姿(平成27年11月))。しかし実際には、情報に触れる機会が飛躍的に増え、学習の選択肢があふれる一方で、自分に最適なまなびかたを見つけられない、自信を持てない学生も少なくない。コクヨは、情報過多の時代だからこそ、一人ひとりに寄り添った学習支援がより重要になっていると考える。新たな“Campus”は、50年間蓄積してきた「書く」ことへの深い理解と、学生のまなびへの知見を組み合わせることで、一人ひとりの可能性を最大限に引き出す「まなびかたブランド」として、新たな価値を創造していく。

「まなびレシピ」とは、学生が気軽に試行錯誤しながら、主体的かつ継続的にまなびを続けるための、コクヨが提案する文具とメソッドを組み合わせた「まなびかた」のアイデア。料理を完成させるまでの手順やプロセスは多様で正解がひとつでないように、勉強も自分に合ったやりかたが見つかるまで、試行錯誤を繰り返すことが重要と考えている。自分らしいまなびかたを発見するためのヒントとして、様々な「まなびレシピ」を提案していく。今後は、実際にレシピを実践した学生の声の収集や、インサイトを捉えた「まなびレシピ」を開発していく予定。

コクヨの調査(2024年10月実施/n=1586名)によると、学生が勉強で課題を感じていることは「モチベーションを上げる・維持すること」「時間を効率的に使うこと」だった。また、勉強術で興味があるのは、「時間管理術」「ノート術」が上位となった。まずは学生の顕在ニーズに応えるべく、モチベーションや時間の有効活用に繋がるレシピを提案する。

9月に公開する「まなびレシピ」では、教科書等にメモをして“すぐ書く見返す”ための「メモ勉」、コンパクトなサイズで“スキマ時間に”くり返し見返せる「ちょこ勉」、プリントや薄型パンチを“バインダーにひとまとめ”にすることでプリントの紛失を防ぐ「とじ勉」、自分に合った“ごきげん勉強計画”を立てられる「モチ勉」、さらに、文具を使っている際のストレスを軽減するベース文具など4つの勉強法と便利な文具を提案する。

[刷新日]9月

コクヨ=https://www.kokuyo.co.jp


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