ほっかほっか亭総本部、埼玉県草加市の「湯乃泉 草加健康センター」でZ世代特化型事業開発チーム「ZorZ」考案のサウナ飯を発売

左から:ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 広報 永岑しおり氏、Hands UP クリエイティブディレクターの鈴木夏琉亜氏、ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 デザイナーの池畑和志氏、ほっかほっか亭総本部 商品部 メニュー開発課 中塚朱音氏

持ち帰り弁当事業のパイオニアであるほっかほっか亭総本部は、新規プロジェクトZ世代特化型事業開発チーム「ZorZ(ゾアーズ)」が考案したサウナ飯企画メニューを5月1日に「湯乃泉 草加健康センター」で発売した。4月30日に「湯乃泉 草加健康センター」で行われた商品発表会では、ゾアーズからコラボに至った背景や、サウナ飯企画メニューを「湯乃泉 草加健康センター」で発売する理由について説明した他、ほっかほっか亭からメニューについてこだわりポイントなどを紹介した。

サウナ飯企画メニュー、ヤバ盛のり弁丼~秘密のお宝入~(左上)、激辛!牛焼肉~キムチ・にんにく付~(右上)、がぶり!骨付き唐揚~湯乃泉オリジナルスパイスとマヨ付~(手前)

「当社は、1976年に埼玉県草加市に店舗を出店し、現在まで『お店での手づくり』にこだわり続けながら、地域の人々に炊きたて、できたて、お店で手づくりのお弁当を届けてきた。現在では、豊かな暮らしをつくる事業を全国817店舗で展開している」と、ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 広報 永岑しおり氏。

ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 広報 永岑しおり氏

「当社の主要顧客は40代から60代が中心となっている。もっと幅広い世代にもアプローチするべく、昨年10月末から、Hands UPとの協業事業であるZ世代特化型事業開発チーム『ゾアーズ』の活動を進めてきた。活動の様子は、Z世代で広く使用されているTikTok・InstagramなどのSNSや、コラム記事での配信を行いながら、“ほっかほっか亭にZ世代が革命を起こす!”をテーマに、様々な企画を検討している」と、同社が取り組むプロジェクトについて紹介する。

湯乃泉 草加健康センター「らっこ食堂」の店内

「今回、Z世代に巻き起こるサウナ飯=サ飯ブームに着目し、メニュー開発を行うことにした。開発したメニューは、当社第1号店創業の地である、埼玉県草加市の“サウナの聖地”『湯乃泉 草加健康センター』を選定。ほっかほっか亭の当時の創業者 田渕道行氏も当時26歳という、現在のZ世代と同世代の時期に店舗を立ち上げたこの地で、新たな挑戦を試みる」と、同社のZ世代の社員3名が中心となって商品を開発したとのこと。「創業からの理念である“おいしいものをお腹いっぱいに楽しんでもらう”が、今回開発したメニューにも反映されている」と、持ち帰り弁当で展開する商品を彷彿とさせるメニューになっていると教えてくれた。

Hands UP クリエイティブディレクターの鈴木夏琉亜氏

次に、「ゾアーズ」について、Hands UP クリエイティブディレクターの鈴木夏琉亜氏が紹介した。「『ZorZ』の『Z』は、Z世代を意味し、『or』は寝ても冷めてもZ世代、つまりZ世代が時代の創り手であることを意味している。また『orz』は、膝が崩れるほどのクリエイティブ性を表現している」と、名称の由来について解説する。「今回、主に『中食業界』『お弁当』を対象とし、新規プロダクト開発やマーケティング活動を推進していく」と、活動領域について説明した。「コラボメニューは、お弁当の素晴らしさを若者たちに届けるべく、がっつりだけど重すぎないメニューとして3品を考案した。Z世代が重視するタイパやコスパを反映した商品になっている」と、丼ぶりメニューや1000円以下に抑えた価格設定など、Z世代に刺さるメニューになっているとアピールした。

ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 デザイナーの池畑和志氏

ほっかほっか亭総本部 マーケティング部 宣伝・広報課 デザイナーの池畑和志氏が、コラボメニューのキービジュアルについて説明した。「今回のキービジュアルをデザインする際、Z世代でレトロブームが到来していることから、ノスタルジックな雰囲気を感じてもらえるものにしようと考えた」と、レトロなビジュアルになっていると解説。

サウナ飯企画メニュー キービジュアル

「また、50年前に第一号店を出店した場所である埼玉県草加市。この地でサウナの聖地として愛される『湯乃泉 草加健康センター』で今回、メニューを提供することから、第一号店があった場所を独自に調査。様々な聞き込み調査から出店場所を特定した。現在、第一号店があった場所は民家になっていたのだが、その地で暮らす人は、第一号店で働いていたことがわかり、当時のことをヒアリングすることができた」と、キービジュアルには第一号店の雰囲気が感じられるデザインに仕上げているとも語っていた。

ほっかほっか亭総本部 商品部 メニュー開発課 中塚朱音氏

ほっかほっか亭総本部 商品部 メニュー開発課 中塚朱音氏が今回のメニューについて紹介した。「『ヤバ盛のり弁丼~秘密のお宝入~』は、当社の元祖『のり弁当』の魅力をそのままに、丼からはみ出すほどの“ヤバ盛”仕様にアレンジした」と、弁当では具材をはみ出して盛り付けることが不可能なことから、今回はあえて丼からはみ出す仕様にしたと訴える。

ヤバ盛のり弁丼~秘密のお宝入~

「スケソウダラを使用した、ふっくらとした厚みのある白身フライに、磯の風味が広がる弾力のある、ちくわ磯辺揚げといった『のり弁当』の定番おかずを、弁当屋さんでは成しえない、丼からはみ出るくらいドーンと盛り付けしている」と、総重量500gのボリューム満点のメニューとのこと。「当社自慢のジューシーな唐揚と、オリジナルの“のり弁たれ”がかかった大盛りのおかかごはんを豪快に頬張って、サウナあがりのエネルギー不足な身体のチャージに最適なメニューとなっている。このごはんの中には、秘密のお宝も入っているので、ぜひ、実際に探し当ててみてほしい」と、遊び心満載なのり弁になっていると教えてくれた。

激辛!牛焼肉~キムチ・にんにく付~

「『激辛!牛焼肉~キムチ・にんにく付~』は、当社の人気メニュー『牛焼肉』と、草加健康センターで人気の『辛玉』がコラボした、“辛サ飯メニュー”となっている。唐辛子で代謝促進、ニンニクでスタミナたっぷりな、お酒もごはんも進むメニュー。付け合わせのキムチやマヨネーズで、味変を楽しみながら食べてほしい」とのこと。「辛さはレベル1、レベル2と、好みの辛さレベルを選べるようになっている」と、食欲をそそるメニューになっていると紹介した。

がぶり!骨付き唐揚~湯乃泉オリジナルスパイスとマヨ付~

「『がぶり!骨付き唐揚~湯乃泉オリジナルスパイスとマヨ付~』は、下味のしっかりとついた、当社オリジナルの骨付きチキンを、カラッと唐揚に仕上げた。肉質がやわらかくて食べやすい、もも肉を使用しているので、肉汁たっぷりのジューシーな唐揚に仕上げている。ザクザクの衣に、オリジナルのカレースパイスマヨネーズをつけて、がぶりと食べてほしい。お酒との相性も抜群の、おつまみにぴったりな一品となっている」と、背徳感がたまらない、がぶり飯だとアピールした。

湯乃泉 草加健康センター「らっこ食堂」の店内

“サウナの聖地”とも呼ばれる有名施設の「湯乃泉 草加健康センター」。「湯乃泉」は1980年に「相模健康センター」(現在は閉店)として創業。日本で初めて湯治体験ができる健康センターとして、効仙薬湯、露天草津の湯、高濃度炭酸泉など「湯づくり」にこだわった施設を運営している。「草加健康センター」は1988年に開業。現在も多くのサウナ愛好家が集まるサウナの聖地となっている。

[小売価格]
ヤバ盛のり弁丼~秘密のお宝入~:880円
激辛!牛焼肉~キムチ・にんにく付~:レベル1 940円/レベル2 990円
がぶり!骨付き唐揚~湯乃泉オリジナルスパイスとマヨ付~:900円
(すべて税込)
[発売日]5月1日(木)

ほっかほっか亭総本部=https://www.hokkahokka-tei.jp
ZorZ(ゾアーズ)公式HP=https://www.hokkahokka-tei.jp/zorz


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