- Cosme&Beauty2025/11/17 19:45
フレグランスの祭典「FRAGRANCE DAY 2025」を開催、スペシャルゲストにHONG EUNCHAEさんや重盛さと美さんが登場

一年に一度の香りの祭典「FRAGRANCE DAY 2025」が11月14日に、東京・渋谷ストリームホールで開催された。
今年で3年目となる同イベントは、「もっと、もっと、たくさんの人が気軽に香水を楽しめますように!」をコンセプトに、企業の垣根を超えてノミネートされた多彩なフレグランスの中から、「トレンドフレグランス部門」、「ミニフレグランス部門」、「K-フレグランス部門」、「コラボフレグランス部門」の受賞アイテムを発表した。
また、スペシャルゲストとしてガールグループ LE SSERAFIMのHONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)さんや、フレグランスプロデューサーの重盛さと美さんが登壇し、香りへのこだわりを明かすなど、華やかなイベントとなった。その他、「FRAGRANCE DAY 2025」ではステージ以外でも様々なコンテンツを展開。各フレグランスブランドによる出展ブースや、調香体験ブースなど、様々なアプローチで香りに触れることのできる機会となった。
イベント序盤では、新たにフレグランスブランド「ANGEL CLUB(エンジェル クラブ)」を立ち上げ、フレグランスプロデューサーとしての活動を始めた重盛さと美さんが登壇。ANGEL CLUBにはBLUE、PINK、BLACKと3種類の香水が用意されており、重盛さんは「3つの香りを一生懸命みんなに説明して、気に入ってもらおうと思う」と意気込んだ。ブランド名の由来は「香水はつけてくれる人がいて意味があるものだと思うので『ANGEL CLUB』という組織的な感じにした。つけたら誰でも入れるクラブ活動みたいな感じ」と述べていた。
引き続き重盛さんが、商品ごとの説明を行った。BLUEは「サイダー漬けにされた天使が自分の前をすごいスピードで走り去っていくような香り。爆走感があるので、誰にも流されない。『人に流されているな』って思う人につけてほしい」と解説。PINKは「ピンク色のユニコーンが目の前まで走ってきて、キラーンってモデルポーズを取ったあとに変顔をしてびゅーんって去っていくような香り。嫌いな人は嫌いだけど、1回嗅ぐと頭からも体からも離れない。すごくクセがあって目立つので、カリスマ性が感じられると思う。オーディションやかましたい会議、合コンなどにつけていくといい」と独特な表現で説明した。BLACKは、時間が経つにつれて香りが変化するように開発したとのこと。「つけたては優しい香りなのに、夕方くらいには女豹が出てくる。大人っぽい色気のある香りに仕上げた。ガオーって感じを出すためにスタッフとディスカッションして、なんとか原料の香りを上げてもらって完成させた」と開発秘話を教えてくれた。
そして、開発時に最もこだわったことは「アルコールフリーで作ったこと。私がアルコール過敏症なので、肌についたら赤くかぶれてしまう。これまでは香水を毎日使うことできなかったので、肌が弱い人でも毎日楽しめる香水を作りたいと思い、最初の打ち合わせでお願いしたらかなえてくれた」と笑顔。そのほかこだわりには、購入時に特徴がわかるように記載したというパッケージ裏のイメージ表をあげていた。
同商品は、11月20日までに公式オンラインサイトで購入すると「クセのあるノベルティがゲットできる」とアピールする場面もあり、「私の力説を信じて、騙されたと思って買ってくれたらうれしい」と呼びかけた。最後は「いつもテレビではふざけた感じのキャラだと思うのだが、今回の香水作りはただただ真剣に、おふざけゼロでやった。香水をつける人の人生が楽しくなればいいと思って考えている。ぜひ一度使ってもらえるとうれしい」と話していた。

さらに、スペシャルゲストとして、ガールグループ LE SSERAFIMのHONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)さんが登場。“愛されマンネ”としてのキュートな魅力と、ステージで見せる洗練されたクールな表現力を併せ持つグローバルアーティストであり、その二面性がフレグランスブランド「ヴァシリーサ」の世界観と共鳴。今年度ブランドアンバサダーに就任したHONG EUNCHAEさんが、香りの魅力を語った。
純白のワンピースを身にまとって登場したHONG EUNCHAEさんは「きょうはみんなに会えてうれしい」と挨拶。香水を付ける場面は「朝起きて家を出るとき。あと、重要なステージの前など」と話す。「香水をつけて気分転換をすることもある」と笑みを浮かべていた。
アンバサダー就任の話を聞いたときは「本当に驚いた」と目を丸くし、「普段から香水を使うのでとても光栄だったし、うれしかった」と喜んだ。「ヌードワン」の香りとの共通点については「普段グループの中では最年少で幼いイメージがあるかもしれないが、ステージでのパフォーマンスはクールで堂々とした姿も見せられるのではないかと思う。ヌードワンとも雰囲気が似ていると感じている」と自己分析。完成したビジュアルには「本当にかわいく撮ってもらえて嬉しい」と声を弾ませ、撮影を「3つのコンセプトで撮影したのだが、すべての衣装がかわいらしかった。頬にハートのメイクをした撮影もとても印象に残っている」と振り返った。
また、LE SSERAFIMは、11月18日~19日に東京ドーム公演を控えている。「いつも支えてくれているファンのみんなに会えるのでとてもうれしい。素敵な姿を見せられるように一生懸命に準備している」と話していた。最後に「香水は私にとってとても特別な存在なので、みんなも自身に合う香水を見つけてくれたら嬉しい」と述べていた。

「FRAGRANCE DAY AWARD 2025」は、2025年のフレグランストレンドを象徴する製品を表彰するアワード。今年話題となった香りや次のブームに繋がる香りを4つの部門(トレンドフレグランス部門、ミニフレグランス部門、K-フレグランス部門、コラボフレグランス部門)から選出し、その功績を讃える。
今年の潮流は、グルマンノートを進化させた「ネオグルマン」。従来のキャラメルやキャンディーのような濃厚な甘さから、少し甘さを抑えた洗練された香りが特徴となっている。香りが重すぎないことから日本人の嗜好性との親和性も高く、新たなトレンドとなった。また、気分やシーンで香りを使い分けるスタイルやチャームコスメの人気も後押しとなり、「ミニフレグランス」の需要が拡大し、各社から多数の製品が登場。加えて、新ブランドの上陸が相次いだ韓国発の「K-フレグランス」も大きな存在感を示し、市場の多様性を広げている。さらに、アニメやキャラクターとの「コラボフレグランス」は、これまでフレグランスに馴染みのなかった人々にも香りとの出会いを広げ、市場全体の活性化に大きく貢献した。
審査では、異なるフィールドから多彩な視点を持つプロフェッショナルたちが集結し、トレンド、質、共感性など、それぞれの立場から香りの価値を評価。今年のフレグランスシーンを象徴するアイテムを決定した。

トレンドフレグランス部門受賞はL'air De SAVON(レールデュサボン)の「レールデュサボン エアオアシス フレグランスウォーター チルウィズ」60mL(3850円:税込)。
「柔軟剤以上、香水未満」というコンセプトは、日本ならではのユニークなポジショニング。「目立ちすぎず、ふわりと香りを纏いたい」というニーズに応え、トレンドの温かみあるティーの香りをさりげなく纏える同作は、香りの楽しみ方に関する選択肢を広げたアイテムだと思う(WWDJAPAN編集長 村上要氏)。
シンプルながらも洗練されたボトルデザインが魅力。モノクロ基調の中に香り名にカラーを配したデザインも素敵。ティーのやわらかく温かみある香りもトレンドのネオグルマンで、ジェンダレスで幅広い人に愛されると感じた(Ray編集長 山本八重氏)。

ミニフレグランス部門受賞は、OHANA MAHAALO(オハナ・マハロ)の「オハナ・マハロ Babyコロン ピカケアウリィ」10mL(1045円:税込)。
トレンドの「チャームコスメ」がフレグランスになった点で注目を集め、LIPS公式SNSアカウントの投稿でも大きな反響があり、人気の高さを実感した。花柄のボトルや華やかな香りに加え、チャームを重ね付けしやすいサイズ感も魅力的(LIPS編集部)。
香水は、パッケージを見て消費者のテンションが上がるかが非常に重要。その点で、チャーム型という最大の魅力を活かし、「かわいい」だけでなく「〇〇につけたい」と使用シーンまでわくわくと想像させるアイデアに惹かれた(PPIH ドン・キホーテ フレグランスバイヤー 小田侑輝氏)。

K-フレグランス部門受賞は、LUAFEE(ルアペ)の「ルアペ ホワイトアプリコット オードパルファム」30mL(5940円:税込)。
日本で本格展開した一年で、SNS中心に“恋コスメ”の香りとして人気沸騰した印象。桃や杏のみずみずしい甘さからフローラルムスクへ変化し、ほんのりと肌に残り続けるニュアンスは韓国フレグランスの魅力を押さえている(フレグランスアドバイザー・評香師 MAHOさん)。
キャップの丸みやコロンとしたフォルム、クリアなボトルが印象的で、部屋に置くだけで気分を高めてくれるデザインだと感じる。今年、デザインと香りで多くの人の心を掴んだフレグランスだと思う(eBay Japan Qoo10 Head of Make up 角田奈津希氏)。

コラボフレグランス部門受賞は、Libroaria(リブロアリア)の「No.7 Nana」50mL(1万4300円:税込)。
平成女児ブームで注目の「NANA」コラボ。大崎ナナのクールな強さと世界観を表現したラメ入り香水。ボトルやブック型パッケージにも物語のエッセンスを凝縮。まるで「NANA」の世界に足を踏み入れたかのような気分になる香りとなっている。

11月14日に開催された「FRAGRANCE DAY 2025」の会場には、数多くのフレグランスブースが並んだ。来場者は新作から定番まで様々な香りを楽しんだ。また、25問の質問から「ワタシらしい香りの選び方」を知ることのできる「香水観診断」や、音と香りの掛け合わせで香りの新しい楽しみ方を提案するブランド「パルファチューン」の「香階」という手法を使って自分だけの香水作りを体験できる企画など、フレグランスを満喫できるイベントとなった。

香水観診断では、全25問であなたの香水選びをアップデート。調香体験では、音と香りの掛け合わせで香りの新しい楽しみ方を提案するブランド「パルファチューン」の「香階」という手法を使って、あなただけの香水作りを体験できた。
「FRAGRANCE DAY」とは、「もっと、もっと、たくさんの人が気軽に香水を楽しめますように!」をコンセプトに、企業の垣根を超えて開催される一年に一度の香りの祭典。2023年にスタートし、今年で3年目を迎えた。多くの人々に香りの楽しみを届け、香りある生活を楽しんでもらうきっかけとなるよう、その年のフレグランストレンドを反映したアワードの発表や、日々のライフスタイルの中で香りを楽しみフレグランス業界に貢献した人に贈られる「FRAGRANCE Person of the Year」の表彰を実施。また、会場には協賛各社のフレグランスブースも多数出展し、来場者が様々なフレグランスを直接楽しめる場としても好評を博している。
FRAGRANCE DAY 2025=https://media.fits-japan.com/fragranceday2025
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