アース製薬が全国47都道府県の“口年齢”を大調査、“口年齢”と実年齢の平均差は+12.8歳と判明

アース製薬は、同社が独自に開発した、歯や口内の状態・生活習慣などから算出される、口内健康状態を「口年齢」と用いて、全国7地域(北海道地域、東北地域、関東地域、中部地域、近畿地域、中国・四国地域、九州・沖縄地域)の20~60代男女3500名を対象に調査を実施した。その結果、口年齢の平均は、実年齢+12.8歳となり、全国的に口の状態が実年齢以上に進行していることが明らかになった。特に、口年齢が進行していたのは40代となり、「間食の多さ」が要因となりうることが明らかになった(調査対象:全国の20代~60代の男女、調査期間:9月3日~9月5日、サンプル数:3500ss、調査方法:インターネット調査)。

「口年齢」とは、歯や口内の状態、生活習慣などから判断される口内の健康状態の指標のこと。「口年齢ケア」とは、口内環境を整えることで、清潔感のある印象を保ち、美と健康をつくるセルフケア習慣を指す。

口年齢は、チェックシートで当てはまった数をもとに算出する。チェックの数が多いほど、口の健康状態が実年齢よりも年上に算出される仕組みとなっている。チェックが0~4個の口年齢は「実年齢と同じ」。チェックが5~9個の口年齢は「実年齢+10歳」。チェックが10~14個の口年齢は「実年齢+20歳」。チェックが15個以上の口年齢は「実年齢+30歳」となる。

全国調査の結果、“口年齢”は実年齢に比べて平均12.8歳高いことが判明した。年代別に見ると、実年齢との差が最も大きかったのは40代で+13.6歳。一方、差が最も小さかったのは20代で+11.8歳となった。全年代で実年齢を上回る結果となり、全国的に口の健康状態に課題があることが明らかになった。仕事や家庭、日々対応に追われる40代は、忙しさからオーラルケアの習慣が平均的に不足しやすい毎日を送っているのかもしれない。

今回の調査では、間食の頻度が高い人ほど“口年齢”が実年齢に比べて高くなる傾向が明らかになった。最も“口年齢”が高い40代では、「ほぼ毎日間食をする」と回答した人が51.7%と半数を超え、他の年代に比べて高い割合となっている。一方で、実年齢との差が最も小さかった20代では、「ほぼ毎日間食をする」と答えた人は40.7%にとどまり、40代と比べて11ptも低い結果となった。間食の回数が少ないことで、オーラルケアが必要なタイミングでしっかりケアできている可能性が考えられる。

口年齢を地域別に見ると、実年齢との差が+20歳以上ある人の割合が44.2%と最も大きかったのは「東北地域」だった。一方、実年齢との差が最も小さかったのは「関東地域」。実年齢に近かった人が31.2%と最も多い結果となった。歯科医院で検診を受ける頻度について、「関東地域」では年1回以上と答えた人が62.6%だった。一方、実年齢との差が大きかった「東北地域」は51.6%となり、11ptも差があることが分かった。こうした口ケアの習慣が口年齢に影響を与えているかもしれない。

また、ストレス要因についても地域差が見られた。「東北地域」では「ストレスを感じて、何らかの症状がある」と答えた人が41.2%で、関東地域の29%と比べて12.2pt高い結果となった。さらに、日常で「話したり笑ったりすることが少ないか」という質問では、東北地域が38.6%、関東地域が26.8%と11.8ptの差が見られた。

これらの結果から、「東北地域」の人はストレスや日常の生活環境といった要因が、口の状態や口年齢に影響している可能性が考えられる。口の健康は心や生活習慣とも深く関わっていることから、日々のケアや生活改善によって前向きに整えていけるのではないかと推察される。

「おうち時間」が長い人ほど、口年齢が実年齢に比べて高くなる傾向が見られた。具体的には、口年齢が実年齢に近い人のうち、「リモートワークは週1回未満」と回答したのは82.4%だったのに対し、口年齢が実年齢に比べて30歳以上高い人ではその割合が70.1%に上った。また、「インドア派」と答えた人の割合も、口年齢が実年齢に近い人では49.8%だったのに対し、実年齢に比べて30歳以上高い人では60%に増加している。

これらの結果から、リモートワークやインドア派といった“おうち時間”の長さが、口年齢に影響を与えている可能性が示唆される。こうした生活スタイルも“口年齢”に影響していることが示された。


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