ソニーネットワークコミュニケーションズ、インターネット接続の新サービス「So-net 光 S/M/L」を提供開始

ソニーネットワークコミュニケーションズは、インターネット接続サービス「So-net(ソネット)」においてサービスを刷新し、新サービス「So-net 光 S/M/L」の提供を開始した。

同サービスは、料金やスペックの異なる3つのプランを展開し、生活の変化や使い方に合わせて、プラン変更の申し込みから最短で翌日(プランをアップグレードする場合は翌日に切り換え可能。ダウングレードする場合は翌月1日に切り換えとなる。回線開通工事前、および回線開通月のプラン変更)にプランの切り換えができる点が特長となっている。

3月から4月にかけては年間で最も引越し者数が多い時期となる。引越しにともないインターネット回線の契約を検討する必要が生じるが、引越しに係る手続きは多岐にわたり、限られた時間で多様なインターネット回線サービスから自分に適したプランを比較・検討することを難しく感じるという声もある。また、回線選択におけるユーザーの懸念のひとつとして、自宅環境での回線の使用感を事前に知ることができない点が挙げられる。このような背景から、同サービスではインターネット回線サービスの選択に悩む人が、サービスを利用しながら自分に適したプランを検討してもらえる内容となっている。

新サービスの提供開始にあわせて、インターネット回線選びに限らず、現代人の様々な選択における「労力」と選択後の「後悔」に着目した調査も行った。

複数の選択肢から何かを選ぶ際にストレスを感じるかを聞くと、35.0%が該当する(「そう思う」「まあそう思う」の合計)ことがわかった。

「なるべく労力をかけず、かつ後悔が少ない選択をすること」を重視した行動をとりたいと思うと回答したのは、全体の66.7%(「あてはまる」「まああてはまる」の合計)と約7割にのぼった。

さまざまな「選択」の「セレパ(セレクトパフォーマンス)」を数値で比較するため、選択をする際の「労力」と「後悔することの多さ」を0~10の11段階で聞いた。「後悔することの少なさ」から、かかった「労力」の点数をマイナスし、「セレパスコア」を算出した。

「セレパスコア」ワースト3は「就職先選び」「恋人選び」「引越し先選び」となり、それに次いで「インターネット回線選び」のセレパが低い結果となった。一方「目的地への交通手段の選択」「その日食べるものの選択」「薬・サプリメント選び」はセレパが高い結果となった。あらかじめどのようなものか想像がつきやすいことが影響していると推測される。

「選択」において「労力」がかかると回答した人に対して、その理由を聞いた。結果、「選択肢が多すぎるから」が16.8%と最も多く、「使ってみないと良し悪しが分からず迷ってしまうから」(14.0%)が続いた。

さらに「選択」の後に「後悔」する理由についても聞いた。その結果、「使ってみたら想定していた結果と違ったから」が16.3%と最も多く、「期待が高すぎたから」(12.6%)、「後から変更しづらかったから」(10.3%)が続いた。多くの選択肢の中から労力をかけて選んでも、実際に使ってみて想定/期待と違うと後悔しやすいことがうかがえる。

インターネット回線選びの「セレパスコア」は2.04で、今回聴取した項目の中で4番目に低い結果となった。「労力」がかかる理由として最も多かったのは「使ってみないと良し悪しが分からないから」(20.1%)で、「金額/費用が高いから」(14.5%)も平均に比べて高い結果だった。「後悔」する理由は「使ってみたら想定していた結果と違った」(15.7%)が最も多く、「後から変更しづらかった」(12.6%)が続いた。

インターネット回線選びをしたことがある人の中で、契約後にプランやプロバイダーなどの変更をしたいと思ったことがある割合は65.3%と多数派だった。インターネット回線選びの際に感じる課題を聞くと「回線事業者や契約プランが分かりづらい」(29.7%)が最も多く、「契約後に気軽に変更できない」(29.5%)が続いた。契約後に「変更したい」と思ったことがある人が多い中で、回線事業者やプランが分かりづらいことや、後から変更できないことにハードルを感じている人が多い様子がうかがえる。

情報化社会における「セレパ」意識ついて、明治大学 教授 堀田秀吾先生に聞いた。「情報化社会といわれる現代、情報は簡単に手に入り、人々が取り得る選択肢は増え続ける一方となっている。このような『過剰負荷環境』では、人間は自分で選ぶことを諦める傾向がある、という研究結果がある。今回のテーマである『なるべく労力をかけず、かつ後悔が少ない選択をする』セレパに対する意識は今後ますます重要になっていくだろう」とセレパ意識の高まりについて語る。

明治大学 教授 堀田秀吾先生

「セレパを高め効率よく選択を行うために、必ずしも多くの情報を集めればいいわけではないというのが私の持論。選択のための情報が多くなったり検討の時間が長くなったりすると、人間は判断を誤りやすくなるという研究や比較材料が多いとあとから後悔しやすくなるという研究もある。“信頼できる人”から情報を得るようにしたり、選択肢があらかじめ絞られた状況を作ったりすることでセレパを高めることができると考える。また、『あとから変更できる』ものを選ぶことは、選択の負荷や後悔を減らすことに効果的であるといえる。今回の調査で明らかになった様々な選択の『セレパスコア』では、就職先や恋人、引越し先などのセレパが低い傾向が見られた。これらの選択は生活に大きな影響を与えるにも関わらずあとから手軽に変更することができない。加えて、『労力』のスコアが高くなっていることから、多くの情報を集めたり多数の選択肢に悩んでいるのだと推測される。そのため選択後にも比較をし、後悔をしてしまうことが多いのではないか」と説明する。

「インターネット回線選びはワースト3に続きセレパが低く、インターネット回線を変更したいと思ったことがある人は6割以上であることがわかった。調査結果から、回線事業者やプランがわかりづらいことや、後から変更できないことにハードルを感じている人が多い様子がうかがえたことから、『あとから変更できる』サービスがあれば、後悔する可能性が低くなるため、セレパが高まるのではないかと考える。また、運営基盤がしっかりした企業が提供するサービスはその品質に安心感があるので、選択肢を絞ることにつながり、よりセレパを高めることに貢献しそうだ」と語っていた。

新サービス「So-net光S/M/L」は、料金やスペックの異なる3つのプランを展開しており、「So-net光S」は日中など混雑しない時間帯の利用がメインの人、「Sonet光M」は混雑する時間帯でも快適に通信を利用したい人、「So-net光L」は大容量を必要とするコンテンツを利用する人に適している。利用開始後に使い方が変化した場合でも、3つのラインアップから最適なプランに、回線工事の必要なく柔軟に切り換えることができる。

また、同サービスではインターネット回線サービスの選択に悩む人に向けて、サービスを利用しながら自分に適したプランを検討できるようにしている。ユーザーはマイページやアプリから手軽にプランを変更でき、最短翌日に新しいプランへ切り換わる。プランのアップグレードであれば月に最大2回まで切り換えることが可能なため、より快適に通信を使いたい場合でも、すぐに利用環境を変えることができる。

[「So-net 光S/M/L」概要]
提供開始日:3月1日(金)
仕様:
月額料金戸建ての場合
 So-net光S:4500円
 So-net光M:5995円
 So-net光L:7095円
マンションの場合
 So-net光S:3400円
 So-net光M:4895円
 So-net光L:5995円
回線工事費
 派遣:2万6400円
 無派遣:3300円
事務手数料:3500円
定期契約期なし:違約金なし
(すべて税込)
通信
 最大通信速度:1Gbps(1Gbpsは宅内に設置したONUと同社ネットワーク設備の相互接続点の理論上の最大速度で、ベストエフォート方式のサービスとなる)
接続方式:IPoE

[調査概要]
調査時期:2023年12月16日(土)
調査手法:インターネット調査
調査対象:20~60代の男女1000人(各性年代100人ずつ)
※同調査では、小数第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合がある

ソニーネットワークコミュニケーションズ=https://www.sonynetwork.co.jp/


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