ヒューマンリソシアが派遣スタッフのテレワークに関する調査、「テレワークができるなら何かしらと引き換えにしてもよい」が8割超も

 総合人材サービス会社のヒューマンリソシアは、派遣社員として働く人に対して、テレワーク(在宅ワーク)に関するアンケート調査を実施した。

 調査結果では、63.0%が仕事のモチベーションが「上がった」と回答した。また、今の仕事が「好き」と回答した人はテレワーク実施者の59.6%で、未実施者に比べて6.4ポイント高い結果となった。改めてテレワークがもたらすポジティブな影響が明らかとなり、従業員のエンゲージメントを高めていると推測できる。さらに、テレワークがもたらすメリットを図る指標として、仕事選びにおける他の条件と比べてもらった結果、テレワークができるなら雇用形態にはこだわらないという人が多く、多少給与が下がっても良い、多少勤務時間が長くなっても良いなど、何かしらと引き換えにしても良いと回答する人が8割以上となるなど、テレワークの価値の大きさがわかる結果となった。

 週に1日以上テレワークを実施する派遣社員500名に対し、テレワークの継続期間を聞くと、「2年~3年未満」と回答した人が最も多く39.0%となった。

 また、テレワークを行った経緯は「会社からの指示でテレワークを実施した」との回答が83.8%となり、コロナ禍でテレワークを実施した人が多いことが推測できる。

 テレワークでの業務効率について聞くと、「良くなったと思う」31.8%、「やや良くなったと思う」24.6%と計56.4%が業務効率の向上を感じているようだ。「変わらない」32.2%を含めると計88.6%が業務の効率を維持できていることがわかった。

 業務効率が上がった理由は「移動時間が減ったから」が83.0%で最も多く、「業務に集中できるから」60.6%、「ワークライフバランスが取れるようになったから」45.4%と続く結果となっている。

 テレワークによって、仕事のモチベーションは計63.0%が「上がった」と回答し、テレワークが業務に与えるポジティブな影響が改めてわかる結果となった。

 続いて、今の仕事について聞いた。その結果、テレワーク実施者は計59.6%が今の仕事が「好き」と回答し、未実施者は53.2%が回答する結果となった。その差は6.4ポイントとなり、テレワークは従業員のエンゲージメントを高めていると推測できる。

 テレワークのメリットを、テレワーク未実施者含め聞いた。その結果、最も多いのは「人間関係や通勤のストレスが減る」となり59.6%が回答した。次いで、「プライベートの時間が充実する」となり56.5%と半数以上が回答している。どの項目もテレワーク実施者が多く回答しており、そのメリットを実感しているようだ。

 また、このメリットがどれくらいのものか、他のものと比べてもらうと、テレワークで人間関係や通勤のストレスが減らせるなら、「雇用形態にはこだわらない」と回答した人が49.8%などと、何かしらと引き換えにしても良いと感じる人が8割以上いることがわかった。とくに雇用形態に関しては、どの項目でも最も高い数値となっており、テレワークができるなら、雇用形態にはこだわらないという人が多い結果となった。

 なお参考までに、多少給与が下がってもテレワークをしたいと回答した人にどのくらい1ヵ月の給与が下がっても許容できるかと聞くと、平均「2万9473」円となった。多少勤務時間が長くなってもテレワークをしたいと回答した人に、1日あたりどのくらい勤務時間が長くなっても良いかと聞くと平均「1.7時間」となっている。

[調査概要]
調査期間:8月23日~8月25日
調査対象者:
週に1日以上テレワークで勤務する派遣社員:500名
週に1日未満テレワークで勤務する派遣社員、もしくはテレワークで勤務していない派遣社員:500名
回答数:1000名
調査方法:インターネット調査
※調査結果の構成比は、小数点以下を四捨五入して算出しているため、合計値は必ずしも100%とはならない

ヒューマンリソシア=https://resocia.jp


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