アサヒ炭酸ラボが夫婦関係の意識調査、離婚の可能性30%以上と答えた割合は熟年夫婦の方が高い結果に

 炭酸水・炭酸飲料に関するさまざまな情報を発信しているアサヒ炭酸ラボは、「いい夫婦の日」(11月22日)をきっかけに、「アサヒ炭酸ラボいい夫婦の日記念 結婚20年を境にどう変わる?夫婦関係の意識調査」を実施した。調査の結果、夫婦げんかは熟年夫婦の方が長引きがちで、謝るのは「夫から」が妻の倍以上だった。また、離婚の可能性30%以上と答えた割合は、熟年夫婦の方が高い結果となった。炭酸水の飲用でリラックス状態が維持されるなら半数以上の夫婦が「飲んでみたい」と回答していた。

 アサヒ炭酸ラボでは、過去にオフィスワークなどで想定される精神的疲労を伴う作業中に炭酸水を飲むと、「リラックス度合い」はどうなるかを検証しており、その結果、強炭酸水は「リラックス度合い」評価の低下が、弱炭酸水、水に比べて少なく、実験前のリラックス状態を最も維持できた。この結果から、強炭酸水によって精神的疲労によるリラックス度合いの低下を抑制できる可能性が示唆された。

 一方、厚生労働省が8月に発表した人口動態統計特殊報告 2022年度「離婚に関する統計」によると、結婚期間が「5年未満」夫婦での離婚の割合は減少傾向にあるが、20年以上同居した「熟年離婚」の割合が2020年は1950年以降で最も高い21.5%となり、上昇傾向にあることが伝えられた。

 アサヒ炭酸ラボでは、強炭酸水のオフィスワーク時のリラックス度合い維持の効果が、日常生活にも活用できるのではないかという予想の下、「いい夫婦の日」をきっかけに結婚5年未満と20年以上の夫婦の意識の差を調べ、夫婦間のコミュニケーションにおける良好な関係維持に強炭酸水が役立つ可能性を探った。

 調査の結果から、理想の夫婦関係として熟年夫婦は「干渉せず尊重」、新米夫婦は「互いに支え合う」という関係を望み、特に新米夫婦の女性は、「お互いを支え合える」、「リラックスできる」に続いて「言いたいことを言い合える」が高いスコアになり、よりフラットな関係を理想とすることがうかがえた。夫婦げんかの仲直りについては、熟年夫婦の方が時間がかかることが明らかになった。夫婦げんかは夫から謝ることが多い傾向にあり、妻から謝ると回答したのは1割程度にとどまった。また、離婚の可能性30%以上と答えたのが、熟年夫婦の方が新米夫婦よりも高い割合であることがわかった。

 それでは、調査結果の詳細を見てみよう。まず、理想の夫婦関係について聞いてみると、熟年夫婦は「必要以上に干渉せず、お互いを尊重できる関係(50.5%)が新米夫婦より高い傾向にあることがわかった。一方、新米夫婦は「お互いに支え合える関係」(60.0%)が最も高く、熟年夫婦は互いの尊重、新米夫婦は互いに支え合うことを理想と考えていることがわかった。

 また、この結果を性別・結婚期間ごとに見てみると、多くの項目で女性の方が高い数値になっていることがわかる。また、新米夫婦の女性の方が、「お互いを支え合える」(64.0%)、「リラックスできる」(64.0%)に続いて「言いたいことを言い合える」(56.0%)が他の世代と比較して高いスコアになり、よりフラットな関係性を望む傾向にあることがうかがえる。

 夫婦げんかの中身を調査した。夫婦げんかからの仲直りの期間を調査したところ、仲直りまでの期間が「1日以上かかる」と答えた割合が新米夫婦に比べ、熟年夫婦の方が高いことがわかった。新米夫婦の8割以上(87.0%)が「1日未満」で仲直りすると答えたのに対し、熟年夫婦は3割以上(32.5%)が「1日以上」と回答している。

 なお、リラックス度合いの低下を抑制する炭酸水の飲用との関連について調査したところ、1時間未満で仲直りするのは炭酸水を飲用しない夫婦が多いものの、3日以上の長期戦に及ぶのも、若干ながら同じく炭酸水を飲用しない夫婦が多くなった。

 また、夫婦げんかをした際にどのように仲直りするかについて、「普段通りに接するようにする」(39.5%)が最も高いスコアになった。結婚期間ごとに見ると、結婚20年以上の方は「普段通りに接するようにする」(43.5%)が全体数字より高くなる傾向にあり、結婚5年未満の方は「お互いに言いたいことを伝える」(38.0%)や「自分から謝罪する」(29.0%)が熟年夫婦と比べて高くなることがわかった。新米夫婦の方がしっかり解決して仲直りする傾向にあることがうかがえる。

 実際に夫婦どちらから仲直りをすることが多いか聞いてみると、新米夫婦の約半数(44.0%)が「夫からの方が多い」と回答した。新米夫婦も熟年夫婦も「妻からの方が多い」と答えたのは1割程度にとどまり、夫婦げんかは夫が折れることが多いことがわかった。

 また、夫婦間で「これを辞めた(やった)結果、けんかがなくなった」と思うことはあるか自由回答で聞いてみたところ、熟年夫婦は「諦めた」、「期待しない」などという声が見られた一方で、新米夫婦は「毎日些細なことでも感謝の言葉を伝える」というように、夫婦関係を改善するための努力をしているといった声が聞かれた。

 離婚の可能性について聞いてみると、結婚5年未満の新米夫婦は17.5%が「離婚の可能性30%以上」と答えたのに対し、結婚20年以上の熟年夫婦は25.5%と熟年夫婦の方が高いスコアとなった。厚生労働省の人口動態統計特殊報告 2022年度「離婚に関する統計」でも熟年離婚の割合が上昇傾向になっているという結果が出たが、今回の調査もその結果を裏付けるものとなった。

 また、夫婦げんかの仲直りに要する期間について聞くと、離婚の可能性30%以上の夫婦の約半数となる43.0%が1日以上仲直りに時間がかかると答えたのに対し、30%未満の夫婦は8割以上(82.9%)が1日以内に仲直りすると答え、離婚の可能性が低いほど仲直りのスピードが早いことがわかった。

 夫婦げんかの理由を見てみると、離婚の可能性30%以上の夫婦では、「コミュニケーション不足によるもの」(41.9%)、「生活の態度について」(39.5%)など日々の生活の中でのコミュニケーション不足が原因となっていることがわかる。

 夫婦円満のためのコツ・心がけについて聞いてみても、離婚の可能性30%未満の夫婦は、「思いやりを持つ」(56.4%)をはじめ、「日ごろからコミュニケーションをとる」(52.2%)、「感謝の気持ちを伝える」(52.2%)と相手とのコミュニケーションについて考えたり、配慮したりする回答が上位になっているが、30%以上の夫婦は「夫婦それぞれの自由時間を作る」(38.4%)、「心がけていることはない」(23.3%)などが上位に挙がり、距離を取ることを夫婦生活円満の秘訣と考えているようだ。

 最後に、リラックス状態が維持されるなら炭酸水を飲んでみたいか聞いてみたところ、半数以上(55.0%)の夫婦が「飲んでみたい」と回答していた。

[調査概要]
調査方法:インターネット調査
調査時期:9月28日(水)~9月30日(金)
調査対象:全国の結婚5年未満の男女200名、結婚20年以上の男女200名 合計400名
※性別、結婚期間ごとに100名ずつ割付
※結婚20年以上の夫婦を熟年夫婦、結婚5年未満を新米夫婦と定義している
※集計および四捨五入等の都合で、合計値が100にならないことがある

アサヒ炭酸ラボ=https://www.asahiinryo.co.jp/rd/tansan/


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