東急不動産・竹中工務店・イトーヨーカ堂など、ススキノラフィラ跡地の施設名称を「COCONO SUSUKINO」に決定

「COCONO SUSUKINO」外観イメージ(すすきの交差点北東側から)

東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンは、北海道札幌市中央区のススキノラフィラ跡地に建設中の「(仮称)札幌すすきの駅前複合開発計画」の施設名称を「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)(以下、同施設)」に決定した。“札幌の街に「あそびば」を~昼も眠らない街ススキノへ~”の実現をめざし、すすきのの新しいランドマークとなる複合商業施設として、今年秋に開業する。

「COCONO(ココノ)」には、場所を意味する「此処(ここ)」と、多様性を意味する「個々(ここ)」に由来する二つの意味がこめられており、「一人でもみんなとでも、訪れるすべての人が自分らしく楽しめる居場所になる」という施設の意志を表現した。呼びやすく記憶しやすいネーミングであり、あらゆる人から親しまれ、街と共に末長く愛されてほしいという思いが込められている。

施設ロゴ

同施設は、東急ホテルズ&リゾーツによるライフスタイルホテル「SAPPORO STREAM HOTEL」、TOHOシネマズによるシネマコンプレックス、ダイイチによる食品スーパー、アインファーマシーズによるコスメ&ドラッグストア、GENDA GiGO Entertainmentによるアミューズメント、その他飲食・物販・サービス店舗、エンターテイメントを含む複合商業施設で、すすきのの魅力である「あそび」を体感できる施設となっている。

日本有数の繁華街・すすきのの玄関口「すすきの交差点」において、建物と合わせて新たな街のシンボルのひとつとなることをめざし、外壁上部に北海道最大のビルボード(北面:3枠で縦約32m×横約13mの約400m2、東面:3枠で縦約32m×横8mの約250m2)を、外壁下部に北海道最大のデジタルサイネージ(縦約26m×横約9mの放映サイズ約230m2)を設置する。広告に限らず、施設・地域情報など、思わず目を向けたくなる情報を発信することで、街のメディアとしての役割を担うとしている。

施設ロゴは、「COCONO(ココノ)」の「COCO」をモチーフに、燦々と輝く太陽と夜空に浮かぶ月の満ち欠けの形状をデザインした。昼と夜をイメージしたイエローとネイビーの2色のカラーで、昼夜問わずこの場所に人々が集い、心躍る時間を過ごせる施設を表現している。

施設の具体内容(イメージ)

同施設のコンセプトは、“札幌の街に「あそびば」を~昼も眠らない街ススキノへ~”とのこと。北海道随一の飲食街であり、札幌の著名な観光名所であるすすきのの魅力を「遊び」と捉え、すすきのの玄関口となるこの場所で、「あそび」を軸として心躍る体験から心安らぐ体験まで多様な楽しみ方ができる、新たな「あそびば」を創出する。すすきのへの来街者層と来街時間を拡大し、すすきのにおける夜のにぎわいに加えて昼のにぎわい創出に寄与していく考え。

「一人でもみんなとでも、訪れる全ての人が自分らしく楽しめる居場所になる」施設をめざし、様々な場面でふらっと立ち寄りたくなるような、多種多様な店舗で構成されている。

地下2階のスーパーマーケット ダイイチは、イトーヨーカ堂と資本・業務提携を行っているダイイチが、北海道企業ならではの新鮮食材を提供し、近隣住民や近隣飲食店の日常のニーズに応える。

「スーパーマーケット ダイイチ」店舗イメージ

ダイイチは、北海道で初めてのセルフサービス方式のスーパーマーケットとして創業し、現在、地域に密着し帯広・旭川・札幌で22店舗を展開。65周年という一つの節目となる年に、札幌地区で7店目となる店舗として同施設へ出店するという。食のライフラインの維持を社会的使命と捉え、「新鮮で美味しいものを消費者に届ける」「普段の食生活の役に立つ」をモットーに、地元北海道の食材を中心に新鮮な生鮮食品を取り揃えている。

また、ダイイチオリジナル商品の「毎日手造りおはぎ」や、セブン&アイ・グループプライベートブランドの「セブンプレミアム」「セブンゴールド」商品も販売する。「上質」と「値ごろ感」をあわせ持つ商品を提供する。

地下鉄すすきの駅直結という立地を活かし、札幌中心部・地下鉄沿線に在住の多くの消費者に加え、近隣の飲食店のニーズに応えられる、「此処(ここ)」だからこそを提供できるお店となっている。

左から:地下鉄すすきの駅接続部イメージ、マルシェイメージ・ロゴ

地下1階の食物販フロアは、北海道内で親しまれている個性豊かな店舗を中心に、バラエティ豊かな品ぞろえで、イートインでの利用やテイクアウト、お土産の購入を楽しむことができるマルシェ「COCONO MARCHE(ココノ マルシェ)」となっている。また、地下2階と地下1階の間の地下鉄すすきの駅との接続部分には、待合スペースを用意する。

左から:1階イメージ、交通待合広場イメージ・ロゴ

1階の物販・飲食フロアは、ススキノラフィラにも入居していたアインファーマシーズによるコスメ&ドラッグストアやアクセサリー・雑貨などの物販店舗、また施設の顔となる路面飲食店が揃っており、ちょっとしたご褒美から普段使いまで様々なシーンでの利用が可能となっている。

また、市電やバス等を利用する消費者のための屋内型の交通待合広場も完備する。雪などの天候に関わらず、快適に待つことができる、また待ち合わせスポットとしても活用できる。

「アインズ&トルペ」店舗イメージ

コスメ&ドラッグストア「アインズ&トルペ」は、人気のアイテムから自分に合ったアイテムまで揃えるコスメ&ドラッグストアとのこと。「enjoy 1 hour」をコンセプトに全国で78店舗出店し、ススキノラフィラにも出店していたアインズ&トルぺは、同施設に出店するという。以前の店舗で人気のあったメイク用品、ギフト用品、アクセサリーやタオルハンカチ等の化粧雑貨を取り揃えながら、昼にもゆっくり買い物ができるよう、既存店舗では少ないカウンセリングコーナーを設置する予定とのこと。店舗デザインも既存店舗とは異なる新しいデザインとしており、「COCONO SUSUKINO」のテーマに合った、消費者それぞれのニーズに応えられる商品やサービスを提供する。

左から:2階物販店舗イメージ、屋外広場イメージ・ロゴ

2階の物販・サービスフロアは、物販店舗では日用品も取り揃えることで、すすきのを訪れた際にふらっと立ち寄ってもらい、日々のニーズを満たす考え。美容系・リフレッシュ系をそろえたサービス店舗では、身体も心も整えることができる。また、誰でも利用できる2・3階屋外広場「COCONO TERRACE(ココノ テラス)」では、すすきの交差点を眺めなながら、憩いの時間を過ごしてもらえる。

左から:3階フードホールイメージ・ロゴ、3階屋内広場イメージ・ロゴ

3~4階の飲食・エンターテイメントフロアは、すすきので希少な飲食店の集積として、3階「COCONO FOODHALL(ココノ フードホール)」や4階「COCONO 横丁」を導入する。その他、各階にあるエンターテイメント店舗など、ランチ、ディナー、深夜のシメまで、様々なシーンで利用できるすすきのの新しい食や体験の「あそびば」となる。また、3階に設けた屋内広場「COCONO SQUARE(ココノ スクエア)」は、日常的に憩いの場として利用できるだけでなく、様々なイベントの開催を予定している。

4階横丁イメージ・ロゴ

「ゲームセンター=リアルな場所」で様々な人々の渇望を満たす「オアシスになる」をブランドコンセプトに、全国で約200店舗を展開するゲームセンター「GiGO(ギーゴ)」が札幌に誕生する。クレーンゲームや体感ゲームなど、人気のゲーム機はもちろん、秋葉原、池袋など、限定したエリアで展開してきた「GiGO のたい焼き」が北海道に初上陸する。たい焼きだけでなく、様々なキャラクターの型を使った「限定コラボたい焼き」も順次展開し、店内で焼き上げるこだわりのおいしさとともに、楽しさも提供していく。

「GiGO」店舗イメージ

また併設するバーカウンターではソフトドリンクやアルコールも提供。ゲームで遊ぶだけでなく、待ち合わせやちょっとした気分転換など、様々なシチュエーションで使える新しい遊びの空間を提案していく考え。

「GiGO のたい焼き」は、くりこの協力のもと、ゲームやアニメのキャラクターを活用した「限定コラボたい焼き」の販売を予定している。

5~6階のTOHOシネマズ すすきの(仮)は、最新設備でバラエティ豊かな作品を楽しめるシネマコンプレックスで、TOHOシネマズによる北海道内初の直営劇場となる。ハイスペックな最新設備の中で、一人でもファミリーでも、時間やシーンを問わず楽しめる。現在国内で74の劇場(共同経営館を含む)を展開しているTOHOシネマズは、「GOOD MEMORIES」という基本理念を掲げ、劇場で過ごす時間を素晴らしい思い出として持ち帰ることができるように、快適な環境で、優れた映像作品を提供している。

「プレミアムシアター」イメージ

「TOHOシネマズ すすきの(仮)」は、北海道のフラッグシップシアターに相応しい非日常的な空間を意識した施設設計で消費者を迎える。設備としては、TOHOシネマズのハイエンドシアターである「プレミアムシアター」と、空気を震わす体感型サウンド・シアターの「轟音シアター」等の最新の特徴的なシアターの導入を予定しており、さらに、札幌・すすきのというマーケットに適した新設備の導入も検討中だ。また、定額でドリンクが飲み放題になるドリンクステーションや2次元コードで入場できるモバイルチケットも北海道で初めて導入し、より気軽に上映コンテンツを楽しめる環境を整える。

また、すすきのの幅広い来街者の多様なニーズに応えるべく上映コンテンツにおいては人気のハリウッド大作や邦画をはじめ、日本の良質なアニメ作品、単館系といわれるアート作品などバラエティに富んだ映画作品はもちろんのこと、コンサートや演劇、スポーツのライブ中継などの非映画コンテンツにも積極的に取り組む。

快適で特徴的な鑑賞環境を整え、映画だけにとどまらない多彩な映像コンテンツを上映することで、様々な「個々」の消費者に満足してもらえるような映像体験を提供する。

客室イメージ

7~18階のSAPPORO STREAM HOTELは、札幌のまちの魅力を発信するライフスタイルホテルとのこと。東急ホテルズ&リゾーツによるライフスタイルホテル「SAPPORO STREAM HOTEL」は、レジャーやビジネス等さまざまな目的で思い思いに利用できる客室や、北海道の食材を数多く使用するダイニング&バーを備える。観光の消費者のみならず地元の消費者にも、ショッピングやシネマの利用前後などでゆっくりと過ごせるホテル空間を提供する。

同ホテルでは、スタイリッシュなデザインのなかにも、「北海道・札幌の自然・文化・歴史等が感じられる空間デザイン」や、地元の食材や生産者と深く向き合うことで実現する「北海道・札幌らしさを感じられる料理」など、この地やまちの流れを汲んだ商品やサービスを提供する。また、自然環境への取り組み、地域に根ざす活動や文化の継承と発展、人々とのつながりや共創を通じて、利用する消費者にも、北海道・札幌・すすきのの奥深い魅力に触れることが出来る体験を提供する。

ダイニング&バー イメージ

ホテル構成は、客室(436室)、フロント、ロビー、ダイニング&バー、ショップ、ファンクションルーム、フィットネス、温浴施設、ラウンジ、テラス他となっている。

「STREAM HOTEL」は、東急ホテルズのライフスタイルホテルブランドとして、渋谷と札幌から新たな展開をスタートする。そのコンセプトは、「Deep Community」、その地やまちに流れる空気感に包まれる新しいライフスタイルホテルだという。

道内最大の超大型屋外ビルボード・デジタルサイネージイメージ

外壁上部に北海道最大のビルボード(北面:3枠で縦約32m×横約13mの約400m2、東面:3枠で縦約32m×横8mの約250m2)を、外壁下部に同じく北海道最大のデジタルサイネージ(縦約26m×横約9mの放映サイズ約230m2)を設置する。すすきのの屋外広告文化を継承し、人流が豊富なすすきのの交差点でも特に目を引く存在感を誇る。札幌の街を行き交う多くの人々に向けて、施設情報・地域情報などの思わず目を向けたくなる様々な情報を発信することで、街のメディアとしての役割を担うことをめざす。

[計画概要]
所在地:北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番1
用途:店舗・シネマコンプレックス・ホテル等
敷地面積:約5157m2
建築面積:約4725m2
延床面積:約5万3038m2
階数:地上18階、地下2階
高さ:約79m
駐車場台数:71台(荷捌き用含む)
設計・施工:竹中工務店
竣工・開業:2023年秋(予定)

東急不動産=https://www.tokyu-land.co.jp/
竹中工務店=https://www.takenaka.co.jp/
イトーヨーカ堂=https://www.itoyokado.co.jp/
アインファーマシーズ=https://www.ainj.co.jp/
キタデン=https://www.kitaden73.co.jp/


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