LIXIL、高性能窓TWシリーズから「TWコンセプト」第二弾でテラスドアとFIX窓がセットになったパノラマドアを発売

LIXILは、高性能窓「TW」シリーズから、こだわりの暮らしをかなえる窓「TWコンセプト」の第二弾として、テラスドアとFIX窓がセットになったパノラマドアを10月1日に発売する。

日本政府の2050年カーボンニュートラル実現に向け、建築基準法・建築物省エネ法の改正やGX志向型住宅への国からの補助制度が施行されるなど、住宅の断熱化がより一層進んでいる。また、自然エネルギーの活用を促進する流れが加速しており、パッシブ設計の住宅が増え、冬の日射熱取得の観点から窓に対する大開口のニーズも増えている。近年では暮らしの多様化が進み、家での時間を快適に自分らしく過ごしたいという需要が拡大している。中でも窓は、光や景色を取り込み、空間の質を高める重要な要素として、関心を持つユーザーが増えている。ビルダーとしても、こだわりの空間の窓提案において、引違い窓だけでなく新しい選択肢を持つことで、差別化を図りたいというニーズも高まっている。

今回発売する「TWコンセプト」のパノラマドアは、「TW」の技術を踏襲、高い断熱性能（熱貫流率1.14W／（m2・k））（Low－Eトリプルガラス（クリプトンガス入り）ガラス中央部の熱貫流率が0.55W／m2・K以下の場合）を有するほか、気密性の高いテラスドアとFIX窓の組み合わせで、空気の出入りも抑制する。また、スリムフレームでガラス面積を最大化し、採光性や眺望性を確保している。テラスドアとFIX窓の組み合わせは3種類で、高さは1750mm～2430mm、幅は1340mm～4000mmのサイズに対応し、大開口窓で外の景色を快適に楽しむことができる。また、ミニマルなサイズで手触りの良いハンドルなど、空間に溶けこむパーツデザインを採用している。

さらに、従来「TW」では、テラスドアとFIX窓の連窓を施工する場合、それぞれの部位で発注する必要があり、寸法の確認も含め手配のハードルが高いという課題があった。パノラマドアはテラスドアとFIX窓をセットで一括発注することができ、ビルダーの手配、施工の負荷を低減する。これによって、リビング空間における窓の提案の幅が広がる。加えて、テラスドアとFIX窓の連窓を施工する場合と比べ、方立の寸法は170.5mmから132mmとなり、よりスリムなフレームデザインを実現している。

LIXILは、今後も窓・ドアブランドTOSTEMを通じて、住む人にとってより健康で快適な暮らしを提供し、ひいては社会全体が豊かで快適になるよう貢献していく考え。

［参考価格］「TW コンセプト」パノラマドア：50万8640円（税込）
※価格には、工事費・運搬費などは含まれていない
［発売日］10月1日（水）

LIXIL＝https://www.lixil.co.jp