- Home&Living2025/05/15 20:16
LIXIL、高性能窓「TW」シリーズから「TWコンセプト」第一弾として「土間スライディング」を発売

LIXILは、高性能窓「TW」シリーズから、「TWコンセプト」の第一弾として快適な土間空間を実現する窓、土間スライディングを6月2日に発売する。合わせて、スリムなデザインで日差しや雨を遮るユニットひさし「スリムアート」に新タイプを追加し、発売する。
日本政府の2050年カーンニュートラル実現に向け、建築基準法・建築物省エネ法の改正やGX志向型住宅への国からの補助制度が施行されるなど、住宅の断熱化がより一層進んでいる。パッシブ設計の住宅の増加、自然エネルーの活用を促進する流れが加速しており、日射熱取得の観点から窓に対する大開口のニーズも増えている。
また、近年のライフスタイルの多様化に伴い、住宅のリングにも土間を取り入れた空間提案が増えてきている。しかしながら、土間に使われる窓においては、居室空間と比べ機能・デザインともに選択肢が豊富ではなかった。
そこで今回、TOSTEMのフラグシップモデルである高性能窓「TW」シリーズにおいて、多様なライフスタイルに合わせてこだわりの住空間をかなえる新しい窓商品「TWコンセプト」の第一弾として土間スライディングを開発した。
土間スライディングは「TW」の技術を踏襲し、高い断熱性能(熱貫流率1.36W/(m2・k))(召合せ錠障子トリプルラス(クリプトンス入り)内外Low-Eグリーン(3-10-1.3-10-3)の場合)で大開口窓として使っても快適に過ごせる。スリムなフレームは、ラス面積を最大化し採光性や眺望性を実現するだけではなく、シンプルで美しいデザインは様々なスタイルの土間リングにもフィットする。柔らかな日差しが差し込む心地よい土間リングで子どもやペットと過ごしたり、室内では汚れが気になる自転車整備やDIYなどの趣味を楽しむ土間スペースの窓などに利用できる。中と外をシームレスに繋ぎ、土間リングを楽しむ新しいライフスタイルを提案する。

合わせて、ユニットひさし「スリムアート」から、大開口窓にも対応可能なフラットタイプ(先付け、後付けがある)とアームタイプを新たに発売する。近年、自然エネルーを上手に活用できるひさしは、夏の日射遮蔽をしながら、冬でも日射熱取得ができる商品として、住宅の省エネ化において再注目されている。
両タイプは、ひさしの厚みが17.5mmとスリムで、スッキリしたデザイン。木調色など豊富なカラーラインアップで外観やドアのカラーなどと合わせて統一感のあるコーディネートが可能。アームタイプにはオプションで外付日よけ「スタイルシェード」の取り付けができ、より遮熱効果を高めることができる。
LIXILは、今後も窓・ドアブランドTOSTEMを通じて、住む人にとってより快適で安心できる暮らしを提供し、ひいては社会全体が豊かで快適になるよう貢献していく考え。
[小売価格]
「TWコンセプト」土間スライディング:36万2010円
※クレセント障子 2枚建/W1690㎜×H2030㎜/Low-E複層ガラス(アルゴンガス)樹脂スペーサーの場合/網戸代除く/外観:ブラック/内観:ブラック
ユニットひさし「スリムアート」:5万6430円
※フラットタイプF600/後付け/W930㎜×D600㎜/本体・軒天:ブラック
(すべて税込)
[発売日]6月2日(月)
LIXIL=https://www.lixil.co.jp