Home&Living♥2023/10/11 21:21

パイロット、女子大学生向けの消せるボールペン「フリクション Waai」を発売、書いて楽しく学べるエンタメ語学ドリルを無料配布

「フリクション Waai」をPRする、左から：パイロットコーポレーショングローバル企画部の大久保茜氏、同グローバル企画部の菊池麻里奈氏、同グローバル企画部の足立健治部長

パイロットコーポレーションは、消せる筆記具「フリクション」シリーズの新製品として、大学生世代に向けた消せるボールペン「フリクション Waai（わーい）」を11月2日から発売する。また、新製品のプロモーションとして、YouTubeで人気の語学インフルエンサーとのコラボレーションによる「間違いだらけドリル presented by Waai」を制作し、同日から店頭で無料配布する。10月10日に行われた新製品発表会では、「フリクション Waai」の開発コンセプトや製品特長を説明した他、女子大学生をターゲットにしたプロモーション展開について紹介した。

「フリクションシリーズは、現在、世界100ヵ国以上で販売され、発売以来、累計販売本数は41億本を突破している。日本では、社会人がメインユーザーとなっており、ビジネスシーンを中心に活用されている」と、パイロットコーポレーショングローバル企画部の足立健治部長が挨拶。「一方で、社会人ユーザーに比べて、学生ユーザーの使用が低いのが課題となっていた。そこで今回、ボディデザインを刷新した新モデル『フリクション Waai』を発売し、大学生向けに訴求していく」と、「フリクション Waai」をリリースする背景を語る。「海外については、2006年から欧州先進国を中心に展開しているが、今後は、潜在需要が見込める米国や中東、中南米、南アジア、ASEANにもフリクションシリーズの魅力を伝え、さらなる市場拡大を図っていく」と、今後の海外展開にも意欲を見せた。

続いて、パイロットコーポレーショングローバル企画部の大久保茜氏が、「フリクション Waai」の製品概要について説明した。「『フリクション Waai』は、メインターゲットとして女子大学生を設定した。高校時代に使うことの多かったシャープペンシルを卒業し、パソコンでの授業など学習スタイルや生活環境が大きく変わるタイミングで、新しい勉強のパートナーに『フリクション Waai』を提案していく」と、女子大学生の利用シーンやニーズに最適なボールペンを目指したという。「“いつもの毎日にちいさなよろこびをくれる新しいフリクション”をコンセプトにしており、製品名の『Waai』は、喜びを表すときの言葉『わーい』が由来となっている。そして、“こすると消えるだから気軽に楽しくかける”をキャッチコピーに、『フリクション Waai』の魅力を伝えていく」と、製品コンセプトとネーミングの由来について教えてくれた。

「従来のフリクションシリーズからデザインも一新し、ボディは女性の手に馴染みやすい細軸で、ペン先や軸後部などに丸みのあるデザインに仕上げた。ボディカラーは、学生が日頃持ち歩くアイテムに馴染みやすいシンプルなオフホワイトをベースとし、ボール径はノートや講義で配布された資料への書き込みに最適な極細タイプの0.5mmとなっている」と、ボディデザインにも徹底的にこだわったと力を込める。

「インキ色は定番の黒に加え、 “おしゃれにひとくせ。”をコンセプトにした新色の7色を展開する。『ベルベットレッド』は、ちょっと上品でこっくりな赤。『ターコイズ』は、明るく爽やかなターコイズブルー。『サンドベージュ』は、色合わせが美しいベージュ。『ドライピーチ』は、おしゃれな雰囲気のオレンジ。『チークピンク』は、やさしく穏やかなピンク。『チリーブルー』は、やさしく涼しげなブルー。『ミニグレー』は、シャープペンシルの置き換えにも使えるグレーとなっている」と、トレンドを取り入れた新しいインキ色の特長を紹介した。

　「『フリクション Waai』は、1本ずつ単品で販売する他、全色をセットにした『フリクション Waai ボールペン8色セット』も用意している。また、ボールペンと同時に、消せるマーカー『フリクション Waai マーカー』と3本セット『フリクション Waai 3本セット』を数量限定で発売する」とのこと。

「3本セットでは、ブラックまたはサンドベージュのボールペンに、目立たせたい箇所に使う同系色のアクセントカラーのボールペンとマーカーをセットしており、3本で垢抜けた印象のノートに仕上げることができる」と、ボールペンとマーカーのセット商品を数量限定で販売すると述べていた。

　「フリクション Waai」のプロモーション展開については、パイロットコーポレーショングローバル企画部の菊池麻里奈氏が説明した。「現代の女子大学生は、スマホやパソコンの使用が中心で書く機会が減り、文房具への興味も薄れてきている。そこで、こうした女子大学生に、新しい『書く』機会を創出するべく、『はじめよう。まちがえよう。なんどでも。』をテーマにしたプロモーションを展開する」と、書く習慣が減少している女子大学生に向けて、「フリクション Waai」の何度でも消して、また書き直せるという魅力を訴えていくという。

「プロモーションの広告ビジュアルは、コスメをイメージし、背景には8色のインキ色をグラデーションで表現した。主要大学の最寄り駅や乗り入れのある駅などで、この広告ビジュアルを展開し、新しくなった『フリクション Waai』を女子大学生にアピールしていく」と、まるでコスメのような広告ビジュアルにも注目してほしいと話していた。

「また、新しい『書く』機会を創出するアプローチとして、『学び』と『ペン』のイメージが近いことに着目。海外ドラマやSNS、配信コンテンツなどきっかけに、趣味で語学を学び始める女子大学生が多数見られることから、書くことが必要な新しい学びを提案するオリジナルのエンタメ語学ドリル『間違いだらけドリル presented by Waai』を制作した。『フリクション Waai』の発売に合わせて、11月2日から店頭で無料配布する」と、語学を楽しく学べるドリルを無料で配布するとのこと。「ドリルは、YouTubeの人気語学インフルエンサーである『LanCul英会話』（英語）、『セロウンブログ』（韓国語）、『ろこゆん』（中国語）の監修を受け、日本人が間違いやすい言葉や、クスっと笑える瞬間を切り取って紹介。『フリクション Waai』で、書き消しを繰り返すことで、その言葉を学べるようになっている。11月初旬からは、ドリルの使い方や商品紹介を、それぞれのYouTubeチャンネルで投稿してもらう予定」と、ドリルの配布を通じて、新しい学びや書くことの楽しさを体験する機会を提供していく考えを示した。