マクセル、スリムパッケージ採用で環境負荷を軽減した酸化銀電池全67品種を順次リニューアル発売

マクセルは、酸化銀電池全67品種のパッケージデザインをリニューアルし、7月から順次発売する。

酸化銀電池（SR）は、アルカリボタン電池（LR）に比べて2倍の容量）：2倍の容量 単位体積当りで高いエネルギー密度を有し、アルカリボタン電池と比べて約2倍の容量が得られる）があり、安定した作動電圧を特長とする電池で高精度が要求されるクォーツ式時計の電源として定着している。

マクセルは、1976年に酸化銀電池を日本で初めて商品化して以来、累計99億個以上を出荷（累計99億個以上を出荷：7月現在）してきた。今回、環境負荷軽減のためパッケージを全面的にリニューアルした。

マクセルの酸化銀電池は、全品種において「水銀・鉛0（ゼロ）使用」に対応しているほか、液もれ防止設計（液もれ防止設計：誤使用により液もれする場合がある）により液もれ補償（液もれ補償：使用推奨期限内において、警告・注意事項を遵守して液もれした場合、電池交換、または機器を修理、交換する）を実現している。

1個入り・2個入りのパッケージは横幅をよりスリムに、また5個入りパッケージはフック部分を廃止することでスリム化し、包装材料の使用量を従来品比最大5％削減（包装材料の使用量を従来品比最大5％削減：時計用電池パック品（1B5LP）の従来品と比較して、約5％の梱包材量を削減）した。また、パッケージデザインをグレー基調に統一、洗練されたデザインに変更した。

時計用の酸化銀電池には、アナログ時計に適した低電流タイプ（SW）とアラーム・ライトなどの多機能デジタル時計などに適した高電流タイプ（W）があり、時計用の1個入りについては従来のパッケージデザインと比べ、よりアナログ用とデジタル用の識別がしやすくなるよう、メインカラーを赤色と青色で分け、アナログとデジタルそれぞれのイラストもあしらった。さらにボタン電池対応表（ボタン電池対応表：他社のボタン形電池のサイズ検索が可能）が確認できる2次元コード付き（2次元コード付き：時計用電池の1個入り（1BT）は除く）で、店頭でどの型番の電池を選べばよいか迷った際にもその場で調べることができる。

特長は、水銀・鉛0（ゼロ）使用を実現した。液もれ防止設計（液もれ補償付き）を採用している。耐漏液性能は、アルカリボタン電池（LR）の2倍以上（2倍以上：同社耐漏液試験の結果に基づく）とのこと。ボタン電池対応表（ボタン電池対応表：他社のボタン形電池のサイズ検索が可能）が確認できる2次元コード付きとなっている。

［小売価格］オープン価格
［発売日］7月から順次

マクセル＝https://www.maxell.co.jp/