既婚男女に聞いた「夫婦の家事意識調査」Vol.2をグラフィコが発表、約7割が「今年の年末年始に大掃除を実施予定」と回答

 酸素系漂白剤「オキシクリーン」シリーズの正規輸入販売元であるグラフィコは、全国の20歳~69歳の既婚男女800人を対象に、家事についての意識に関するインターネットリサーチを実施した。その結果、約7割が「今年の年末年始に大掃除を実施予定」と回答した。また、「こまめにやっておけば」と後悔する箇所1位は「換気扇・レンジフード」だった。

 師走が近づき、大掃除を意識し始める季節になった。徐々に外出機会が増えるなか、久しぶりの帰省や旅行を計画し、忙しい年末年始を過ごす予定の人も多いかもしれない。コロナ禍では、効率よく家事をまわす「ラク家事」や「家事シェア」にますます注目が集まった。「夫婦の家事意識調査Vol.1」では「家事シェア」に着目したが、今回は「大掃除」と「ラク家事」に焦点を置き、調査結果第2弾を発表する。

 「今年の年末に大掃除をする予定」と回答した人は合計65.3%(「年末にまとめてする」(22.8%)、「年内に時期を分散してする」(37.5%)、「年末年始にかけてする」(5.0%)の合計)で、多数派の「時期を分散して大掃除派」は約4割いることがわかった。

 大掃除を実施する理由は、「新年をきれいな環境で迎えたいから」(46.4%)、「すっきりして気持ちがいいから」(41.8%)が多く、気持ちよく新年を迎えるための準備と考える人が多いようだ。3位は「なんとなく習慣として」(33.9%)、5位「やらないと罪悪感を感じるから」(21.6%)からは、恒例行事として馴染み深い様子や、習慣化がうかがえる。4位「普段はなかなか時間が取れないから」(24.1%)も約4人に1人となり、「年末にまとめてきれいに」と考える人も多いようだ。また、「今年の年末年始、大掃除をしないと思う」と回答した人の理由では、「普段からこまめに掃除しているから」という人が多く、また「旅行や帰省など予定があるから」といった声があがった。

 大掃除の際に「普段からこまめにやっておけばよかった」と後悔した経験は多くの人が持っているのでは。最も多くの人が後悔したことがある箇所は、「換気扇・レンジフード」(36.4%)で約4割が回答した。「換気扇・レンジフード」は、第1弾で実施した「できれば自分でやりたくない家事」でも男性の5位、女性の1位に選ばれている。続く2位の「ガスコンロ・IHコンロ」(24.3%)は約4人に1人が回答した。3位は「キッチンの水回り」(22.9%)だった。油汚れや水垢など、蓄積した汚れに奮闘する人も多いのかもしれない。

 これまでの大掃除で「あってよかった」「使ってよかった」と思ったグッズについて聞くと、家電系で多くの人が挙げたのは高圧洗浄機だった。洗剤系では漂白剤が家じゅうあらゆる箇所で使用できるとして人気を集めた。便利グッズでは、使い捨てできるウェットシートや古いタオルなど、遠慮なく拭けるグッズが多く挙がった。

 「大掃除での事件・ハプニング」を自由回答で聞くと、けがや、大掃除で久しぶりに着手したが故のハプニングが多いようだ。また、夫婦間で目指す大掃除のゴールのギャップに悩む声や、喧嘩にまで発展してしまったという声もみられた。嬉しいハプニングとして、「お金が出てきた」(女性40代)というラッキーな人もいるようだ。

 「配偶者に不満を感じたこと」では、「特にない」という人も多かった一方、妻から夫への不満の声が寄せられた。「夫が大掃除に参加しない」ことや「中途半端な参加」への不満のほか、感謝の言葉がないことへの嘆きの声もあった。

 近年、話題にのぼる機会が増えた家事を「ラク」にする「ラク家事」。そのために何かしらの工夫を行っている人は、全体では47.6%だった。男女とも20代で最も「ラク家事率」が高く、「男性20代」は53.8%と半数以上、「女性20代」は61.3%で6割以上となった。

 「ラク家事」のための具体的な取り組みでは、「ものを減らす」(50.4%)が男女とも1位だった。「掃除便利グッズを使う」は10.2ポイント、「便利家電を使う」は7.0ポイント、それぞれ男性の方が女性に比べて多く、男性の「便利グッズ」への探求心がここでもうかがえる結果となった。また、女性は「プチプラ便利グッズを使う」が25.6%、「そもそもやらないようにする(やめ家事)」が23.6%で、それぞれ約4人に1人が取り組んでいることがわかった。

 今年の年末年始は、久しぶりに外出の予定を立てているという人も多いのでは。家族で楽しく、できるだけ「ラクに」大掃除を乗り越えるコツを、片付けのプロ、LINE片づけ/家事研究家でミニマライフの香村薫代表に教えてもらった。

 香村代表曰く、「まず、家族みんなで今年の“気になる汚れリスト”を作成してほしい」とのこと。「実はそこまで汚れがひどくないにも関わらず、“毎年やっているから当たり前のようにやる”という場所が意外と多い。“本当に汚れている場所”を優先させ、例えば油汚れなら“夏に掃除したほうが効果的に汚れを落とせる”と割り切って、リストから外してもいいかもしれない」と述べていた。

 「年末にぜひ集中的にやってもらいたいのが“冷蔵庫の片づけ・掃除”」だとか。「年末年始は家で調理をする機会も多く、冷蔵庫の物の出入りが頻繁になる。食品を購入する、収納する、使うことは合計するとかなりの家事時間になる。冷蔵庫内をしっかり片づけ・掃除することで、無駄買いや食品ロスを減らし、忙しい年の瀬に少しでも余裕が持てるようにしたい」とコメントしていた。

 「大掃除で必ず準備する道具を3つ紹介しよう。『メラミンスポンジ』『ワイヤーブラシ』『オキシクリーン(酸素系漂白剤)』。基本的に大掃除は家族全員でやるをモットーにしているので、未就学の子どもでも安全に使えて効果的な道具を意識している」と語る。

 「『メラミンスポンジ』は、軽い力でも洗剤要らずで汚れが落ちるので、子どもが安心して使える掃除グッズとなる。安価なので使い捨てでどんどん新しいモノを使えるところも清潔感があっていい」とコメント。「『ワイヤーブラシ』は、狭い角のような場所の汚れを取るのに効果的。力を加えるとピンポイントで汚れに伝わり、面白いように汚れが取れていく。今までは古い歯ブラシを使って掃除していたが、一度ワイヤーブラシを手にしたら、もう歯ブラシには戻れない」と述べていた。「『オキシクリーン』は、チャック付きのビニール袋を使って子どもの上履きを漬けおきしている。お湯の量が少なくて済むし、上履きが浮いてくることを軽減できる。いつもより少なめの量で汚れが取れるので、お湯もオキシクリーンも節約できる」とおすすめな点を語ってくれた。

 日常的な掃除から大掃除まで出番が多く、「ラク家事」の味方となる漂白剤。「大掃除の時にあってよかったグッズ」でも、多くの人が「オキシクリーン(酸素系漂白剤)」を挙げていた。今回、「オキシクリーン」を含む「漂白剤」について、その使用実態についても調査した。その結果、全体の7割以上の人が漂白剤を使用していることが明らかになった。

 では、漂白剤はどのような場面で使われているのだろうか。自由回答では、キッチンや洗面所で使っているとの声がとても多く寄せられた。男性からもシンクの汚れ落とし等の使用方法が寄せられ、「お風呂のカビは旦那さん、キッチンは私」(女性60代)と、夫婦で役割を決めて使用しているケースもみられた。「漬け置き洗いが一番」(女性30代)といった漂白剤マスターの声も寄せられた。漂白剤は、頑固な汚れ対策から漂白除菌まで、幅広い用途で登場しているようだ。

 寒い時期の「漬けおき」ワンポイントアドバイスとして、クリンネスト1級のグラフィコ 田邊謙司氏に聞いた。「オキシクリーンなどの粉末タイプの酸素系漂白剤は、お湯に溶かすことで発生する酸素のチカラを利用して汚れを落とす漂白剤となっている。50℃前後のお湯を使用すると、酸素の発生量が安定して効率よく汚れにアプローチしてくれるのだが、寒くなってくると湯温をキープすることが難しくなってくる。そこで、荷物を送る際に使われる気泡緩衝材を活用してみてほしい。漬けおき容器に蓋をするように被せるだけで、空気の層が保温効果を発揮してくれる。繰り返し使えるし、小さく折りたたんで容器と一緒に保管しておくのもおすすめ」と述べていた。

 さらに、オキシクリーンを使って「ラクに」お掃除するコツについて、引き続き田邊氏に聞いた。「汚れは状態によって5つの段階に分けることができる。『付着』『吸着』『粘着』『染着』『お手上げ』の順番で、汚れ落としの難易度が上がっていくのだが、換気扇・レンジフードに付く汚れは、一般的に『粘着』汚れが多いとされている。『粘着』汚れの落とし方は、洗剤拭きが基本となる」とのこと。

 「レンジフ―ドの外側に付いた汚れは、主に空気中のホコリと油の飛沫が混じった『粘着』汚れとなっている。そこで、洗剤を染み込ませたクロスで拭いていく。今回は油汚れに強いアルカリ電解水を使用した。ポイントは、下から上に拭いていくこと。洗剤の液だれを防ぐことができる。コの字を描くように拭き上げていく。仕上げに固く絞ったクロスで仕上げ拭きをするとよい。その際は、お湯を使うと効果的。温かいクロスが落としきれなかった油汚れを落としてくれることが期待できる。最後に乾いたクロスで仕上げ拭きをして終了となる」とアドバイスしてくれた。「フィルターの汚れは、洗剤を直接かけて落としていく。これもアルカリ電解水を使用した。全体にまんべんなくスプレーしたら、固めのブラシでこすっていく。お湯でしっかりとすすいでほしい」と述べていた。

 「換気扇の汚れはレンジフード同様、ホコリと油汚れによるもの。油汚れにはアルカリ電解水も効果的なのだが、オキシクリーンなどの粉末タイプの酸素系漂白剤を使用した漬けおきもおすすめとなっている。二重にしたビニル袋の中に、50℃程度のお湯を入れてオキシクリーンを溶かす。そこに換気扇を漬けおくだけ。汚れの落ち具合を見ながら、30分程度、漬けおいたらお湯ですすいで完了。フチに残った汚れは、使い古しの歯ブラシを使って落とすとよい」とアドバイス。「酸素系漂白剤を使用した漬けおきは便利だが、注意点もある。金属製の換気扇はアルカリ焼けと呼ばれる変色が起きる可能性がある。特に、アルミは変色しやすい素材なので、気になる人は使用を控えたほうがよい」と語っていた。

 オキシクリーンは、インスタグラムで「#オキシクリーン」および「#オキシ漬け」の投稿数が合計11万件を突破した(2022年10月時点)。子育て世代から一人暮らしの男性にも人気の酸素系漂白剤となっている。頑固な汚れやニオイが落ちるとのこと(すべての汚れ、ニオイが落ちるわけではない)。漬けるだけでカンタンと評判で、掃除のビフォーアフターをSNSに投稿する人も多数いる。

 オキシクリーンの特長は、酸素の力で、漂白・消臭(すべての汚れ、ニオイが落ちるわけではない)・除菌する(布製品を1時間以上漬けおきした場合(すべての菌を除菌するわけではない))。色柄物にも使える(必ず洗濯表示を確認のうえ、使用してほしいとのこと)。ツンとしたニオイがなく、衣類はもちろん、キッチンやお風呂、ベランダや玄関、部屋の床など、家中使えるという。香料・界面活性剤は不使用となっている。

[小売価格]
オキシクリーン(酸素系漂白剤)
 500g:693円
 1500g:1650円
(すべて税込)

[調査概要]
調査の方法:インターネット調査
調査の対象:全国の20歳~69歳の既婚男女で、パートナーや家族と同居しており、負担の大小にかかわらず家事をしている人
有効回答数:800サンプル(各性年代80人ずつの均等割付)
調査実施日:10月24日(月)~25日(火)
※同調査では、小数点第2位を四捨五入している。そのため、数字の合計が100%とならない場合がある。

オキシクリーンブランドサイト=https://www.oxicleanjapan.jp/


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