シャボン玉石けん、香害・化学物質過敏症に関するアンケート、人工的な香料に67%が不快な思いをしており40%が体調不良を経験

無添加石けんのパイオニアであるシャボン玉石けんは、6(む)月5(こう)日の「無香料の日」、また人工的な香料などによって体調不良を引き起こす「香害」の被害が増えやすい夏に向けて20~60代の男女を対象に「香害・化学物質過敏症」に関するアンケート調査」を実施した(WEB調査、調査対象:全国20~60代男女、調査期間:5月15日~22日、サンプル数:549人)。その結果、人工的な香料に、67%が不快な思い、40%が体調不良を経験していた。しかし、「周りや専門家へ相談しやすい」と回答したのはわずか11%だった。不快・体調不良にもかかわらず相談しづらい現状が浮き彫りになった。

67%は人工的な香料に不快な経験ありであることがわかった。一方、それを相談しやすいと回答したのはわずか11%だった。日用品や化粧品の香料によって不快な経験「よくある」17%、「時々ある」50%、「ない」33%だった。人工的な香料による体調不良の経験「よくある」8%、「時々ある」32%、「ない」60%となった。香料による不快な経験や体調不良に関して、周りの方や専門家へ相談したことが「ある」11%、「ない」89%だった。周りの人や専門家へ「とても相談しやすい」4%、「やや相談しやすい」7%、「どちらとも言えない」49%となった。

不快に感じる場面は「電車・バスなど公共交通機関」、不快に感じる香料は「香水」や「柔軟剤」であることもわかった。不快感・体調不良の原因となる場面は、1位「電車・バスなど公共交通機関を利用しているとき」、2位「エレベーターを利用しているとき」、3位「商業施設(スーパーやドラッグストア、ホームセンターなど)」だった。不快感・体調不良の原因となる香料は、1位「香水」、2位「柔軟剤」、3位「化粧品」となった。香料は嗜好品の傾向が強く、目に見えないため、人に指摘する・周りへ相談することの難しさが浮き彫りになった。

しかし、83%は何かしらの香料入り製品を1つ以上は使用しているという結果もあった。83%が香料入り製品を少なくとも1つ以上は使用していた。使用率の高い香料入り製品は、1位「柔軟剤」55%、2位「シャンプー・スタイリング剤」52%、3位「洗濯洗剤」46%、4位「柔軟剤・消臭剤」39%、5位「ハンドクリーム」28%となった。化粧品や洗浄剤を購入する際、「37%」は香料の有無を意識して購入していると回答した。「意識して香料入りのものを購入している」16%、「意識して無香料のものを購入している」21%だった。化粧品や洗浄剤を購入する際、「香料以外」の添加物を意識して購入しているのは「39%」となった。

70%は「できる範囲で香料を控える、無香料の製品を使用するなど、周りへ配慮をしたい」と回答した。「香害」の認知率は75%(「どんな問題か知っている」30%、「聞いたことはあるが詳しく知らない」45%)だった。「化学物質過敏症」の認知率は72%(「どんな問題か知っている」26%、「聞いたことはあるが詳しく知らない」46%)。できる範囲で香料を控える、無香料の製品を使用するなど、「周りへ配慮しようと思う」は70%に達した。自分にとっては心地よい香りでも、人工的な香料は他人にとっては体調不良を引き起こすなど苦痛な害となることがある。香害や香料に関するエチケットについては、香料不使用の商品を活用するなど、社会的な理解と配慮がさらに必要といえる。

香害とは、柔軟剤や化粧品などに含まれる人工的な香料で体調不良を引き起こすこと。化学物質過敏症は、洗剤や柔軟剤、消臭剤などに含まれる微量の化学物質に反応し、頭痛やめまい、倦怠感等の症状を引き起こす疾患とされている。

シャボン玉石けん=https://www.shabon.com/


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