Home&Living♥2023/05/18 20:49

タイガー魔法瓶、熱中症対策に関する意識調査、熱中症対策は5月に始めたほうがいいと思っていても実際に始める人はわずか3割

熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー魔法瓶は、熱中症の増えるこれからの時期に向け、熱中症の対策を何月から始めているのか、20代～50代の男女526人に調査した。その結果、熱中症対策は5月に始めたほうがいいと思っていても実際に5月に始める人はわずか3割だだった。また、多くの人が熱中症対策として水分補給を挙げるも、外出時の水分補給が3回以上できているのは3割のみという結果になった

気象庁による5月～7月の「3ヵ月予報」（気象庁「向こう3ヵ月の天候の見通し」）では、地球温暖化と、冬に終息したラニーニャ現象の影響等の残りによって、5月はほぼ平年並みであるのに対し、6月は平年に比べて気温が高くなる見込みであると発表された。また、体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」には数日から2週間程度の時間が必要といわれており、高温に関する早期天候情報が発表されたタイミングで、暑さに負けない体作りや屋外活動においての飲料水の確保など、熱中症対策の準備をあらかじめ進めることが大切だという（気象庁「2週間気温予報および早期天候情報における熱中症注意の呼びかけについて」）。

そのような背景を受け、正しい熱中症対策としてマイボトルによる水分補給を推奨しているタイガー魔法瓶は、熱中症対策を始めた方が良いと多くの専門家が伝えている5月にどれくらいの人が対策を始めているのかを調査した。その結果、5月に熱中症対策を始める人はわずか3割であることが判明した。

同社は創業以来、「真空断熱技術」「熱コントロール技術」を軸に、温かさや冷たさ、それを守る品質といった、「温度」に100年もの間、向き合い続けてきた。こうした「温度」に関わる技術や想いをもとに、夏の暑さを安全に乗りきるための熱中症対策を呼びかけていく考え。

熱中症対策を始める時期としてベストだと思う時期は5月が1番多いが、実際、5月に対策を始める人は31.3％と、体が暑さに慣れる前の対策は不充分という結果になった。過去に熱中症になったことがある人は約3人に1人もいた。熱中症と診断されたことがない人も、早めの対策をして熱中症に備える必要がある。外出時の熱中症対策グッズ1位は水筒で、74.9％の人が水筒を持ち歩くと回答した。初夏（5～6月）の外出時、3回以上水分補給ができているのは3割のみという結果になった。「水筒をいつも持って出かける人」と「持っていかない人」の間には大きな意識の差がみられた。熱中症対策に役立つスポーツドリンクを入れられる水筒があることを知らない人も多数いた。なお、スポーツドリンクは単体で熱中症対策に直結するものではないので、その他の対策と合わせて活用してほしいという。