YKK AP、従来品の品質水準を維持しながら施工性向上と求めやすい価格を実現した「リウッドデッキ」をリニューアル発売

YKK APは、環境にやさしく耐久性に優れた再生木デッキ「リウッドデッキ 200 EG」「リウッドデッキ 200」をリニューアルし、「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」として来年1月9日に発売する。従来品の「高耐久性」「安全・安心な使い心地」という特長はそのままに、施工性の向上や求めやすい価格設定、仕上がりの美しさを実現した。こだわりのデッキ空間の実現に向けて、天然木のような質感と繊細な木目柄を追求した高意匠タイプの「リウッドデッキ S EG」と、多彩なカラーで住まいと美しく調和するスタンダードタイプの「リウッドデッキ S」から選べる。

近年、シンプルで効率的な生活を送ることができる平屋住宅への関心や、既存住宅のリフォーム、リノベーション需要が高まっており、費用を抑えながら多様なライフスタイルを反映した住宅選びが行われている。また、庭回りを生活空間と捉えて、フェンスやデッキ、植栽を設けてアウトドアリビング化するなどのエクステリアリフォームの事例も増えている。

一方で建築業界では、施工技能者不足が深刻な問題となっており、工期の遅延や建築費の上昇が懸念されている。

そこでYKK APは住まい手にとっての商品の機能性、意匠性を向上させると同時に、施工技能者の労力や作業時間の軽減を追求し、「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」を発売する。Sには「Smooth（円滑な施工）」「Safe（安全性）」など複数の想いを込めており、リウッドデッキの新「Standard（基準）」となる商品とのこと。

「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」はデッキ材の板厚を増やし、剛性を上げながら熱反りにも配慮した仕様にすることで、従来品と比較して大引・束柱などの部材点数を削減。これによって2間6尺（横幅約3.6m、奥行約1.8m）サイズでは従来品と比較して施工時間を約1時間短縮し、価格比約93％を実現した。意匠面ではキャップ部品の小型化や質感の向上を図り、洗練した外観に仕上げている。従来品と同様に素材は木粉とポリプロピレン（耐熱性能・硬度などが同じ汎用樹脂のポリエチレンよりも優れる。再資源化率が高いことも特長。身近な製品では家庭用電化製品や自動車部品に利用されている）とし、耐候性・耐腐朽性・耐水性を確保しながら、滑りにくさ、デッキ材のすき間にモノが落ちない構造など、リウッドデッキの特長を生かしている。

主な商品特長は、デッキ構成材の大引・束柱を削減して施工性を向上した。キャップ部品を小型化、デッキ材に近い色・質感に統一して意匠性を向上している。従来品に比べて全サイズで求めやすい価格設定となっている。

［小売価格］
リウッドデッキ S EG（奥行：920㎜×間口：1849㎜×高さ：200㎜）：10万3700円
リウッドデッキ S（奥行：920㎜×間口：1849㎜×高さ：200㎜）：9万3200円
バルコニー用 リウッドデッキ S EG（横張り）（奥行：795㎜×間口：1795㎜×高さ：95～170㎜）：8万6800円
バルコニー用 リウッドデッキ S（横張り）（奥行：795㎜×間口：1795㎜×高さ：95～170㎜）：7万8300円
※部材標準販売価格。消費税、現場搬入費、組立施工費等は含まれない
［発売日］2026年1月9日（金）

YKK AP＝https://www.ykkap.co.jp