- Hobby&Culture2025/12/25 19:55
ミズノ、侍ジャパン使用モデルのバット再生デニムバッグ「侍ジャパンオーセンティックバックパック」を発売

ミズノは、プロ野球選手が使用済みの木製バットをリサイクルし、バット再生デニムバッグ「侍ジャパンオーセンティックバックパック」を製作した。このバッグは、来年2月のキャンプから侍ジャパンの選手が使用する。1月上旬からミズノ公式オンラインで予約を受け付け、来年2月下旬ごろに届ける予定。
これまで廃棄されてきたバットの不適格材や、プロ野球選手使用済みの折れたバットを粉砕加工して生地にリサイクルすることで、選手たちの気持ちや達成した記録、歴史を背負い、ともに戦いへと挑んでいくという思いを込めた唯一無二のサステナブルなバッグとなっている。
バット再生デニムバッグの製作工程は、プロ野球選手から回収した使用済みバットを、細かなパウダー状になるまで粉砕を繰り返す。パウダー状の木くずをシート状に加工し、細く切断、スリット撚糸(ねんし)にする。スリット撚糸を藍色に染色し、織り、デニム生地へ加工する。出来上がったデニム生地をもとに、一つひとつバッグを仕上げていく。

「侍ジャパンオーセンティックバックパック」の特長は、ショルダーベルトにミズノ独自の機能「スプリットストラップ」を採用することで、体への荷重を分散させ、荷物を軽く感じさせる(同社比)。肩の複雑な動きにフィットしやすい設計になっており、ストラップのずれを抑制、姿勢を保ちやすくする。
約53Lの大容量サイズのバックパックで、メイン収納はバッグ上部のファスナーだけでなく、サイドのファスナーからもアクセスできる仕様になっている。バックパックを前に抱えたときにもメイン収納が開きやすいように、背中側からファスナーを開けられるのも特長の一つ。
サイドには水筒を入れられるポケットや、小物を入れられるオープンポケットもあり、大小さまざまなものを収納しやすい設計になっている。外側のパーツは取り外し式になっていて、ネームの刺しゅうや、ジャケットを挟んで使うこともできる。また、ポイントにグラブ革も使用している。
裏地には、原着素材「DopeDyed(ドープダイド)」を使用している。この素材を使用したバッグはミズノで初めて。糸の材料となる樹脂の段階で染色し、その糸から生地を作ることで、一般的な染色に必要な水の使用量を削減でき、染色に使用される薬品や、染色工程のCO2の排出も抑制する。また、繊維自体に着色されていることで、色落ちしにくいのも特長だという。
[小売価格]3万3000円(税込)
[発売日]2026年2月下旬ごろ
















