SCOグループ「オーラルケアプロジェクト」、第二フェーズの始動として新たにJリーグ5クラブがプロジェクトに参画

左から:楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気氏、湘南ベルマーレ 代表取締役社長 坂本紘司氏、SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 清水克洋氏、コンサドーレ 代表取締役社長 石水創氏、ゼルビア 代表取締役COO 上田武蔵氏

歯科医療の運用オペレーションシステムの開発・提供を手掛けるSCOグループの「オーラルケアプロジェクト」新規参画5クラブ 合同記者発表会が7月17日、都内で開催され、同社が進める「オーラルケアプロジェクト」第二フェーズの始動として、新たにヴィッセル神戸・北海道コンサドーレ札幌・湘南ベルマーレ・名古屋グランパス・FC町田ゼルビアの5クラブが参画することが発表された。

発表会では冒頭、SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏から「オーラルケアプロジェクト」の概要と現在の進捗状況が説明された。

SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏

SCOグループは「テクノロジーで『105年活きる』を創造する」をビジョンに掲げ、歯科医療の未来を支える次世代の運用オペレーションシステムの開発・提供を行っている。スポーツへの参画や支援活動にも積極的に取り組み、人々に“いきがい”や前向きな生き方を届けることで、心と身体の両面から健康を支える持続可能な社会の実現を目指している。

昨年にはスポーツの持つ力を通じて健康と豊かな人生を支え、歯科メインテナンスの普及を目指し「オーラルケアプロジェクト」を発足させ、アビスパ福岡・鹿島アントラーズ・セレッソ大阪・モンテディオ山形の4クラブが参画している。

藤本氏は、SCOグループは現在、約1万7000の加盟医院と提携しており、SCOグループが提供するサービスを通じてすでに医療機関に通院している人へ貢献していることを紹介。しかし、日本人の約半分が歯科医院に通っていないことを指摘したうえで「そこが大きな課題だと思っている」と強調した。

SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏

その状況を改善するため、SCOグループは地域に根を下ろし地域の人々と深く関わっているJリーグのクラブチームとタッグを組み、地域の人々の健康を守るため「オーラルケアプロジェクト」を立ち上げた経緯を振り返った。地域に根差したクラブチームと連携することでファンやサポーターを中心に「歯科医院への通院」を促進し、具体的な活動としては、トップチームの選手たちがアンバサダーとなり予防歯科の大切さを啓発すること、各クラブチームのチームカラーや新たにデザインしたロゴを使ってクリニックを立ち上げること、医療従事者の人材不足解消への貢献など、実施していきたいことを明かした。

プロジェクトの進捗としては、「Antlers Oral Care Clinic」が7月4日にオープンしており、「Cerezo Oral Care Clinic」が8月1日オープン予定、「アビスパオーラルケアクリニック」と「モンテディオオーラルケアクリニック」も順次オープン予定となっていることを紹介した。「Antlers Oral Care Clinic」はすでに予約でいっぱいで、口コミも広がっているそう。ただ、地域の人々に身近にある歯科医院に通ってもらうことが目的なので、「Antlers Oral Care Clinic」の売り上げを伸ばすことよりも、「これを機に地域のクリニックにもいい影響を与えられるようにしたいなと思っている」と今後の展望を語った。

左から:楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気氏、湘南ベルマーレ 代表取締役社長 坂本紘司氏、SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 清水克洋氏、コンサドーレ 代表取締役社長 石水創氏、ゼルビア 代表取締役COO 上田武蔵氏

藤本氏からのプロジェクトの概要説明に続いて、各クラブチーム代表者たちが順番にマイクを持ち、抱負を語った。

楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気氏
左から:SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気氏

楽天ヴィッセル神戸 代表取締役社長 千布勇気氏は、「ヴィッセル神戸は地域の方々や地域活性化への貢献をスポーツを通じて行っているが、今回、口腔ケアや予防歯科などについて新たに取り組めることを大変嬉しく思っている。地域の方々の健康増進や健康寿命を延ばすことに寄与でき、ますますサッカークラブとして地域の方々を元気づけられるということで、この取り組みに参加できることを嬉しく思っている」とコメント。

湘南ベルマーレ 代表取締役社長 坂本紘司氏
左から:SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、湘南ベルマーレ 代表取締役社長 坂本紘司氏

湘南ベルマーレ 代表取締役社長 坂本紘司氏は、クラブが約30年間、スポーツや運動などの分野を中心に地域貢献に努めてきたことを説明し、口腔ケアや歯の健康などについては「我々がまったく無知な分野で手を付けることができていなかった分野だと思う」と続けた。「今回、新しい切り口で地域の新たな健康づくりのために協力できることを大変嬉しく思っている」と喜びを言葉にした。

名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 清水克洋氏
左から:SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 清水克洋氏

名古屋グランパスエイト 代表取締役社長 清水克洋氏は、「歯の健康は日常生活にとって一番身近な医療行為のひとつではないかと思っている」と告げ、「オーラルケア、予防、検診、治療などの大切さをグランパスファミリーに届けてもらえることに大きな意義を感じている」と話す。「オフィシャルクリニックのような形で地域のみなさんと連携させてもらえることを今から楽しみにしている」と期待を語った。

コンサドーレ 代表取締役社長 石水創氏
左から:SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、コンサドーレ 代表取締役社長 石水創氏

コンサドーレ 代表取締役社長 石水創氏は、「コンサドーレのサポーターには歯医者や歯科衛生士の方がたくさんいるのだが、中には、コンサドーレのユニフォームを着て診療にあたっている歯医者もある。サポーターの方々やアカデミーを含めた子どもたちの健康寿命がオーラルケアを通して伸びることは、Jリーグの理念やコンサドーレのパーパス(目標、目的)にもつながってくると思う」といい、「今日、この日を迎えられたことを大変嬉しく思っている」と目を輝かせた。

ゼルビア 代表取締役COO 上田武蔵氏
左から:SCOグループ 取締役社長兼代表執行役員COOの藤本公浩氏、ゼルビア 代表取締役COO 上田武蔵氏

ゼルビア 代表取締役COO 上田武蔵氏は、「選手ももちろんだが日頃から応援してくれているステークホルダーの方々にもこのプロジェクトの重要性や意義をしっかり伝えていくことが、恩返しになるかなと感じている。我々も、町田の周辺地域の健康促進のための活動をたくさんやらせてもらっているが、どうしても医療という専門領域には手を付けることができていない状態だった。なので、素晴らしい取り組みにしていけるように頑張っていきたいと思う」と抱負を述べた。

SCOグループ=https://www.scogr.co.jp/
ヴィッセル神戸=https://www.vissel-kobe.co.jp/
北海道コンサドーレ札幌=https://www.consadole-sapporo.jp/
湘南ベルマーレ=https://www.bellmare.co.jp/
名古屋グランパス=https://nagoya-grampus.jp/
FC町田ゼルビア=https://www.zelvia.co.jp/


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