機能性表示食品「えがお フトラント」を発売、黒酢・鮫珠(鮫肝油)への依存脱却へECサイトでの販売も強化

 えがおは、必要な食事をしっかり取りながらも、健康的なダイエットサポートができるサプリメントの新商品「えがお フトラント」を、10月11日に発売した。同日行われた新商品および戦略発表会では、えがお 原田永幸CEOが登壇し、“一生えがおとのお付き合い”をコアバリューとした成長戦略および、機能性表示食品「えがお フトラント」の概要説明を行った。また、タレントの安田美沙子さんをゲストに迎え、育児や子育てにいそしみながらも、ランニングなどで体を動かすことの重要性などについて語ってくれた。

 096k熊本歌劇団のパフォーマンスで幕を開けたえがおの戦略発表会。壇上にのぼったえがお 原田永幸CEOは、「創業33年目を迎えた当社は、総合健康関連事業を軸に、サプリメントや食品など約80商品を展開している」と、えがおの事業概要について解説する。「売上の約7割を黒酢と鮫珠が占めており、美容商材や食品は商品をラインアップしているものの苦戦を強いられている」と、多角的に事業を展開してきたが、主力に育つ商品が乏しいのが現状だと嘆く。「売上も2014年をピークにダウン。黒酢の競合環境が厳しくなる中、機能性表示食品への対応の遅れや、インフォマーシャルの効率悪化、鮫珠の機会損失などが要因とみられる」と、売上が減少している理由について説明する。「2020年に下げ止まったものの、以降はわずかに増収増益をキープしているに過ぎない」と、V字回復の兆しもみられないまま、今日を迎えているのだと説明する。

 「当社の資産である会員数に目を向けても、現会員数は約94万人で、累積会員数は約500万人に達する。売上のV字回復を目指すのであれば、新たな顧客拡大戦略が求められる」と、キャッシュカウである黒酢・鮫珠の顧客70代、80代も大切にしながら、そこで得た利益を新規顧客や新商品に投資し、事業の最大化を目指していくと意気込む。

 「当社は、健康サプリメント、美容商材、食品の3つのブランドプラットフォームを有している。一生えがおとのお付き合いを実現するために、主力商材の黒酢をリニューアルした。リニューアルでは濃縮度をアップし、黒酢由来の乳酸菌も配合している。また飲みやすい小粒化も実現した。さらに将来的には機能性表示食品化を目指していく」と、市場の約45%を占める黒酢が、今後も消費者に支持される存在であり続けるためにリニューアルしたのだと語っていた。「市場で60%のシェアを有する鮫珠(鮫肝油)は、機能性表示食品化を目指しながらも、インフォマーシャルの進化を実現していく」と、他社の追随を許さない確固たる地位の実現を図ると訴えた。「その他のサプリメントでは、自社試験による機能性表示食品の機会点を探っていく他、SKUの最適化やサジェストセールスを行う」と、様々なアプローチで黒酢、鮫珠に続く第三の柱を生み出したい考えを示した。

 「さて、健康サプリメントはこれまで、70~80代の消費者が自身の問題を解決するために摂取する傾向が強かった。今後は、40代にまで間口が広がり、問題解決を目的とした摂取だけでなく、健康維持を目指す投資型の摂取が増えていくと見られる」と、健康サプリメントの利用形態は変化していくと持論を展開する。「そこで、健康維持投資を目的としている消費者にアプローチするために、CMタレントを起用する」と、これまでとは違ったアプローチで顧客との接点強化に努めていくと訴えた。

 「そして、今回“食べる”ことを必要以上に我慢しながらダイエットしている人に向けて、機能性表示食品『えがお フトラント』を上市する」と、必要な食事をしっかり取りながらも、健康的なダイエットサポートができる商品を提供したいという想いから誕生した商品を上市するという。「このほか、アスタキサンチンを配合した商品『キレイニナルト』、内脂燃が期待できる商品『ヤセルト』を展開するなどブランド資産の再構築も図る」と、熊本弁を想起する商品名に刷新すると述べていた。

 「食品については、みそ汁を進化させる」とのこと。「キッズ向け商品については、UHA味覚糖の技術協力で誕生した『肝油ドロップ』を10月から発売している。さらに、大麦+乳酸菌の商品も来年上半期に発売する予定だ」と、子ども向けの商品を展開することで、一生涯えがおの商品を使い続けてもらえる環境を整えることができるのだと強調する。「サビない体や抗酸化力、免疫アップ、発酵食品をキーワードに、馬刺しやあか牛など熊本食品や、生の黒にんにく、18穀米など様々な商品の展開を検討している」と、消費者の健康をサポートする商品を積極的に提案していきたいと話していた。

 「販売については、関東や関西といった大都市圏でのシェア拡大を図るべく、ECサイトでの販売を強化していく」と、販売チャネルを増やしていくとのこと。「さらに、戦略的アライアンスや特産品(ご当地名産)やフードプロデューサーとのコラボレーション、冷凍技術ベストパートナー、海外サプライヤーとのアライアンスなどを図っていく」と、ビジネスパートナーの開拓も進めていくという。「こうしたB to Bや海外事業にも積極的にチャレンジし、組織力も強化しながら、売上のV字回復を目指す」と、戦略企画・マーケティングの強化を図ることを目的に、熊本・銀座に加えて渋谷事務所を開設することも発表した。

 この後、タレントの安田美沙子さんが登場。「運動は、“運”を“動かす”と書くので、運動をすると運が回ってきたり、食べ物も美味しくなる」と、日々の運動で身も心も健康になっていると話す安田さん。「おうちでマッサージをしたり、食事はバランスよく食べるようにして、体のケアを行っている」と、食育アドバイザーの資格を取得し、自身の健康管理だけでなく、家族の体調管理に努めていると語る。

 「25歳にランニングを始めてから、食べても太らなくなった。また、走ることで物事をポジティブに考えられるようになった」と、ランニングは安田さんにとってライフワークなのだと宣言する。「今後は、ランニングをしっかり楽しみながらも、『えがお フトラント』を活用して、美味しいものも積極的に食べていきたい」と、「えがお フトラント」を味方につけて、気分よく健康的になっていきたいとアピールしていた。

 「えがお フトラント」は、“食べると太る。でも私はフトラント。”をコンセプトに、「必要な食事をしっかり取りながらも、健康的なダイエットサポートができる商品を提供したい」という想いから誕生した機能性表示食品とのこと。長期化するコロナ禍によって、人々の健康意識が高まる一方、運動不足に陥りやすい生活リズムや食生活の変化から、体重の増加やBMI値の変化を気にする人も増えている。そこで今回、BMI値が高めの人(BMI値25以上30未満)の腹部の脂肪減少をサポートする機能性関与成分、アフリカマンゴノキ(アフリカマンゴノキ属ニガキ科の高木で、インドやアフリカなど熱帯地方の低木が集まる森に自生。マンゴーのような果実をつけ、「エラグ酸」はその種子に含まれる天然のポリフェノール)由来のエラグ酸を配合した新商品「えがお フトラント」を開発した。「えがお フトラント」は、無理なく、気軽に生活に取り入れやすいサプリメントタイプとなっている。1日2粒を目安に、機能性関与成分「エラグ酸」を手軽に摂取できる、「食事をおいしく楽しみたい人」、「カロリーを気にして食べることを過度に我慢してしまう人」におすすめの商品だという。

[小売価格]2700円(税込)
[発売日]10月11日(火)

えがお=https://www.241241.jp/


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