眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のペルソナ分析とニーズ分析に関する調査、定期的に摂取している人の割合は全体の3.1%

 TPCマーケティングリサーチは、睡眠サポート食品(機能性表示食品)利用者のペルソナ分析とニーズ分析調査を実施、その結果を発表した。その結果、現在睡眠サポート機能性表示食品を定期的に摂取している人の割合は全体の3.1%であった。

 今回、睡眠の悩みや睡眠サポート機能性表示食品の使用実態を明らかにするべく、現在自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女930名を対象にアンケート調査を実施した。

 その結果、現在睡眠サポート機能性表示食品を定期的に摂取している人の割合は全体の3.1%であった。近年は対策商品の数も増えたことでユーザー人口は年々拡大(2018年:1.1%、2021年:1.6%、2022年:3.1%)。「ヤクルト1000/Y1000」などの大型商品の発売も影響し、2021年と比較するとその割合は約2倍となっている。

 睡眠の悩みや希望では「睡眠の質を高めることで日中のパフォーマンスを向上させたい」という回答の出現率が2021年から16.2ポイント、「睡眠の質を高めることで緊張や不安などのストレスを感じにくくしたい」が13.9ポイント増加しており、”睡眠の質”へ関心を持つ人が増えている。また、睡眠の悩みの原因として最も多かったのは「ストレス」で66.0%の人が回答した。また、2018年調査時と比べて「寝る前のスマホ・タブレット」が12.6ポイント、「運動不足」が22.8ポイント増加している。

 睡眠サポート機能性表示食品の認知度・現在摂取率をみると、いずれもTOP3は「ヤクルト1000/Y1000(76.6%、34.6%)(ヤクルト本社)」「グリナ(58.6%、9.3%)(味の素)」「ネルノダ(53.3%、9.1%)(ハウスウェルネスフーズ)」であった。2021年調査時から比べると、「ヤクルト1000/Y1000」の認知度は25.7ポイント、現在摂取率は19.9ポイント増加しており、認知度・現在摂取率ともに出現率1位となった。一方、「グリナ」や「ネルノダ」などの主要商品は「ヤクルト1000」へのユーザースイッチが起きたことで、認知度・現在摂取率は減少している。

 睡眠を改善することで今後どうなりたいかという質問では「ストレスのない毎日を送りたい」という回答の出現率が2021年から11.0ポイント、「腸内環境を良くしたい」が7.1ポイント増加しており、「睡眠」と「ストレス」や「腸内環境」との結びつきに対する意識が年々高まっていることがわかった。

 同調査では、睡眠サポート機能性表示食品利用者における睡眠の実態や睡眠に対する意識、主要商品の摂取実態、魅力的な睡眠サポート食品のコンセプト、今後の商品ニーズなどを調査。性別、性年齢層別に加えて、「パフォーマンス重視タイプ」「コロナ適応タイプ」「コロナ不眠タイプ」「ストレスタイプ」「なんとなくタイプ」「慢性お悩みタイプ」の6つのクラスターでも分析を行っている。

[調査要覧]
調査方法:WEBによるアンケート調査
調査対象者:現在、自身の睡眠の悩みの改善・質の向上を目的に、「睡眠サポート機能性表示食品」を定期的かつ継続的に摂取している20代~60代の男女930人
調査実施日:9月15日(木)

TPCマーケティングリサーチ=https://www.tpc-cop.co.jp/


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