ムンディファーマ、年末年始の過ごし方に関する感染症意識調査、昨年に比べ感染症対策への“気の緩み”が4割以上に

主にPVPI(ポビドンヨード)を有効成分とした製品ブランド「イソジン」を含む、医薬品の研究・開発および製造・販売を行うムンディファーマは、新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後(以下、5類移行後)初となる年末年始を前に、昨年と比較して、外出する人が増え、帰省や国内旅行、海外旅行など多様な過ごし方、楽しみ方が広がる中、全国の20歳~59歳、男女300名を対象に「年末年始の過ごし方に関する感染症意識調査」を実施し、その結果を発表した。

今回の調査は、楽しみなイベントに向けて体調管理はどうしているか、年末年始の過ごし方別に「感染症対策意識」の違いについて探ることを目的として実施したもの。調査では、日帰り旅行予定者を「近場派」、1泊2日以上の国内旅行予定者を「帰省&国内派」、海外旅行予定者を「海外派」と表現している。

5類移行後初の年末年始を迎える今年。外出・旅行機会が増える中で「昨年以上に」年末年始の予定を楽しみにしているという回答が全体の59%を占めた。特に「海外派」は79%となっており、約4年ぶりの海外旅行チャンスを強く待ち望んでいる気持ちが伺える結果となった。

楽しみにしている年末年始を万全な体調で迎えたいところだが、感染症対策意識に関する設問では昨年同時期と比較して「感染症対策意識が弱くなっている」人が43%と半数弱に。新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行にともない、脱マスクなど生活習慣も変わり、感染症対策に対する“気の緩み”も見られる傾向となっている。

年末の過ごし方別で比較すると、感染症対策意識が弱くなっているのは「帰省&国内派」が53%と最も多く、「近場派(40%)」「海外派(36%)」に対して10ポイント以上高い結果に。久しぶりに気兼ねなく楽しめる年末年始、旅行や帰省などのイベントへの高揚感が、気の緩みを生まれやすくしているのかもしれない。

体調万全で年末を迎えるにあたり、見直したい感染症対策行動について最も多かったのは「うがいの頻度を増やす(水・お湯・うがい薬利用計)(46%)」、次いで「手洗いの頻度を増やす(44%)」という結果になった。年末年始の過ごし方別で比較すると「手洗いの頻度を増やす」は大きな違いがみられないものの「うがいの頻度を増やす」では「近場派」が51%と最も高く、「帰省&国内派(45%)」に対して+6ポイント、「海外派(42%)」に対して+9ポイント高い結果となった。

交通手段等によって人混みに触れる時間が長くなりがちな「帰省&国内派」「海外派」よりも「近場派」のうがいの頻度が増える背景として、今まで外出を控えていた感染リスク慎重層が、5類移行後の年末レジャーの第一歩として近場派に転じている可能性も考えられる。外出はしたいけれど「人ごみを避ける」も近場派が34%とトップ。「マスク着用時間を増やす」も近場派が47%と高い傾向が出ている。

さらに、「うがいの頻度を増やす(水・お湯・うがい薬利用)」の中でも、「うがい薬を使ったうがいの頻度を増やす」念入りな対策行動を回答した人に着目した傾向をみてみると、うがい薬を使ったうがいの頻度を増やしたいのは「近場派(24%)」、次いで「帰省&国内派(17%)」、「海外派(16%)」となった。やはり「近場派」が最も念入りな対策行動をとっていることがわかった。しかし、昨今注目されつつある「インフルエンザ早期流行(今年のインフルエンザは特に流行が早い)」という事実を知ると、一転して「海外派」が25%と9ポイント上昇し「近場派(20%)」を抜いて最も高くなった。約4年ぶりに迎える行動制限のない今年の年末年始に、海外旅行を実現させたい気持ちが見える結果となった。

前問の通り、年末年始に向けた感染症対策に、うがいの頻度を増やすなど“のど”対策が重視されているが、「のどの殺菌・消毒やケア」には「のど飴・トローチ(37%)」 「うがい薬(33%)」が多く利用されていた。また、うがい薬の利用理由については年末年始の過ごし方別に意識の差が見られ「帰省&国内派」「海外派」で「しっかり殺菌・消毒したいから」が87%以上と高い数値となった。インフルエンザ早期流行の事実を知って気が引き締まり、しっかり感染症対策を行うことで、約4年ぶりに迎える行動制限のない年末年始の旅行機会を大切にしたい気持ちが、ここでも伺える。

今後利用したいうがい薬を聞いたところ、「近場派」「帰省&国内派」「海外派」 のいずれにおいても「イソジン うがい薬」が全体の約8割と多数を占めた。年末年始の過ごし方別では、「帰省&国内派(82.9%)」「海外派(78%)」で「イソジン うがい薬」を利用したい人がより多い結果となっている。感染症対策を意識する時には「イソジン うがい薬」などを使った“のど”の殺菌・消毒が改めて見直されていることが伺える結果となった。

イソジンは、感染症の原因となるウイルスや細菌、真菌などに対して殺菌効果がある有効成分を配合したうがい薬ブランド。開発から60年以上経過しており、今では殺菌・消毒剤の世界的ブランド(海外では主にBETADINE)へと成長し、世界各国で使用されているという。

[調査概要]
調査時期:10月17日(火)~10月19日(木)
調査対象:全国の20歳~59歳 男女300名
調査手法:インターネットによるアンケート調査
※調査の条件に該当する対象者を無作為に抽出し、アンケートを実施
※小数点第2位を四捨五入しているため、数字の合計が100%とならない場合がある

ムンディファーマ=https://jp.mundipharma.com/
イソジン=https://www.isodine.jp/


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